Weekly ゴーゴーリサーチ(第184回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
子どもに病気やケガはつきもの。そんな時に頼りになるのがお医者さんです。
今、小児医療は「専門医や病院が足りない」「地域で差がある」といった問題を抱え、厚生労働省や地方自治体などもさまざまな取り組みを行っているよう。
55192ママパパも気になるところですよね。
そこで今回はみなさんのお医者さん事情をチェック。
もっとも心配で、もっとも安心したい要素とあって、たくさんのご意見をいただきました。ありがとうございます。
ではさっそく結果をお届けしましょう!
子どもは「痛い」「かゆい」といった症状を上手に伝えることができません。
だからこそ、日頃からその子の状態を知ってくれている、かかりつけのお医者さんがママパパ以上に必要ですよね。
アンケートでも約84.5%がお医者さんを「決めている」とのことでした。
お医者さん・診療所を選ぶ時、決め手となるのは
「知人友人の口コミ」が約65.8%とトップ。
初めてのお医者さんって、なんとなく不安…。ご近所の方やお友だちのママパパが実際にそのお医者さんにかかった時の様子や感想がいちばん参考になるようです。
「昔から知っていた(約15.1%)」とお答えの方も、不安や心配が少ないとお考えなのでしょうね。
また最近はお医者さんや診療所の情報がいろいろと手に入りやすいので、
「自治体のガイド誌や地図(約18.7%)」
「駅や街で看板をみかけた(約15.5%)」
「ネットのサイトや掲示板(約7.2%)」という答えもトータルすると、
「その他(約20.5%)」より多くありました。
「説明が丁寧で分かりやすい」が約64.4%とトップ。
“うちの子はどんな状態・症状で、どんな治療をしてくれるの?”
“ママパパは何をすればいいの?”
…そんな疑問や不安を取り除き、わかりやすく、しっかりと話してくださるお医者さん・診療所ほど信頼度はアップするようです。
続いて多かったのが
「先生の腕が良い(良さそう)」が約55.4%。
大人も子どもも“いい先生”にかかりたいのは当然ですよね。
また
「家から近く通いやすい(約53.2%)」も半数以上の方がチェック。
小さなお子さんを連れての通院はとにかくタイヘン…。それにいざという時に近くに病院があれば本当に心強いですからね。
以下は
「スタッフの対応が良い (約43.9%)」
「先生の子どもの扱いがうまい(約40.6%)」
「診療所が明るく清潔(約30.2%)」。
いずれにしても、お医者さん・診療所を選ぶポイントは“子どもを安心してまかせられる”ことにあるようです。
その他でも「安心」を
重視した答えが
目立ちました。
(右の表をご覧下さい。)
・ちょっとした事ならメールでも相談・即答してもらえる
・小さい頃からずっと知っていてくれるので安心
・小児科専門医であること(「内科・小児科」でなく)
・先生の病気の知識が豊富
・土曜日の午後も診察してくれる
・薬の使い方が適切である
・話を最後まで聞いてくれる
子どもはいつ病気になったり、ケガをしたりするか、とくに予測がつきません。
夜間休日・時間外診療も約77.5%とたくさんの方が「利用したことがある」でした。
利用した理由は
「急な発熱や嘔吐、痙攣などで」が約66.5%でトップ。
これらはお子さまに起こりやすく、一刻を争うだけに利用した方が多いのではないでしょうか。
また
「転倒や、やけどなどの事故で(20.5%)」
「たばこや薬などの誤飲で(4.0%)」と突発的な事故で利用した方も。
どんなに注意をしていても、何が起こるかわからないものですね。
とっても無愛想な先生だったので、ずっと子供が泣いて泣き止まなかった・・・。(ほーたん/大阪府豊中市)駐車場に車止めただけで病院てわかり大泣きされ、体温計もはからせてくれなかったのが辛かった。(やまちゃん/愛知県西春日井郡西春町)急な発熱のために時間外診療を受けに行ったところ、患者が多数いて、他の病気(ロタウィルス)をもらってきてしまった。(はるはる/神奈川県横浜市)3ヶ月検診で、先生の診察以外に保健士や栄養士の話があったので4時間近くかかった。ミルクなど何も用意してなかったので困った。前もって知らせてほしかった。(しづきまま/鹿児島県鹿児島市)子供が軽い症状でも連れてきている方がたくさんいるので、本当に急病で困っている子供でも普通に3〜4時間待たされるのがつらい。自宅で様子を見られるようならできるだけ時間内の受診をして欲しいです!(ダックスフント/広島県広島市)風邪の後毎晩夜になると発熱するのでおかしいと思って夜間診療にかかりました。「まだ治ってないってことでしょ」「夜になれば熱は上がるの」と先生に言われましたが「いつもと違ってこんなことはないんです」と言い張り念のためとレントゲンを撮ってもらったところ細菌性の肺炎にかかっていました。普段の様子など親にしか分からないこともあるので疑問に思った時は臆せず言うべきだと思いました。(はやぷち/東京都小平市)仕事をしているので、対応は良いが17:30までしか受け付けてくれない小児科よりも、無愛想だけど時間の融通をつけてくれるところに通っています。 19:00からの夜間急病センターなどは、見るからに具合悪そうな大人がうようよしていてかえって悪い病気ををうつされそうで行くのを躊躇します。(ゆうゆう♪/鹿児島県鹿児島市)個人病院では手に負えないと言うことで、総合病院に行ったら、発熱・嘔吐でぐったりしているにもかかわらず、受付を済ませるだけで40分以上かかった。紹介状もあり、個人病院の先生がわざわざ電話で連絡までしてくれていたのに、対応の悪さにがっかりした。(こらくだ/東京都台東区)
お医者さんについて伺ったゴーゴーリサーチNOWはいかがでしたか。
お医者さんの存在は子育てはもちろん、家族が健やかに暮らしていく上で本当に不可欠。だからこそ、いろいろな情報を元に“ぴったりなお医者さん”を見極めていきたいものですね。
また今回お医者さんにまかっせきり・甘えっぱなしでは、いい診療は受けられないという意見も多くありました。
子どもたちの様子をつねに敏感にとらえ、予防や早めの治療を心がける。お医者さんといい人間関係・信頼関係を築いていくこともママパパの役割なのでしょうね。
第185回目のゴーゴーリサーチNOWの投票テーマは「お子さまの好きな果物は?」です。今週もぜひ、ご投票ください。
子どもともお医者さんともつねにコミュニケーション。今日も家族は元気ハツラツ…ゴーゴー育児!(byミキハウス子育て総研)
Q1: 子どものかかりつけのお医者さん(ホームドクター)は決めていますか?
Q2: お医者さん・診療所を探す(選ぶ)時、何を参考にしましたか?(複数可)
Q3-1: 良いお医者さん・診療所だと評価する時に重視するポイントは?(上位3つまで)
Q3-2: その他の場合はどんなことですか?
Q4-1: 夜間休日・時間外診療を利用したことはありますか?
Q4-2: 利用したことのある場合、利用した理由は?(複数可)
Q5: 子どもをお医者さんに連れていった時に困ったことや、上手なお医者さんのかかり方のコツなどがあれば教えてください。
Copyright © 2011 Mikihouse child & family research and marketing institute inc. All rights reserved.
この記事にコメントしよう