Weekly ゴーゴーリサーチ(第152回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
新しい年を迎え、いよいよ新入園・入学!というお子さまをお持ちのママパパも多いことでしょう。
とは言っても“お子さまの教育”は、幼稚園・保育園・小学校に限られたことではありません。
習い事に通わせたり、家庭学習をさせている方もいらっしゃるのではありませんか。
そこで今回のリサーチテーマはずばり「お子さまの教育費実態調査」です。
お子さまにはいろんなことをさせてあげたい、学ばせてあげたいと思うのは親心。
その方法はさまざまとは思いますが、今回は“費用”を払って教育を受けさせている場合の金額などについてお聞きしてみました。
平成不況が続く昨今、お子さまの教育費への影響は…?!
さてどんな結果が出たのか、じっくりとご覧ください。
今回のアンケートの対象となったお子さまの年齢は
「2歳(約21.0%)」
「3歳(約20.4%)」
「4歳(約16.7%)」
「5歳(約12.4%)」
「1歳(約11.8%)」
「6歳(約7.0%)」
「0歳(約6.2%)」
「7歳以上(約4.6%)」
でした。
また性別については
「男の子」が約47.0%、
「女の子」が約53.0%
という割合になっています。
幼稚園・保育園・小学校に関わる費用については
「通っていない(約45.2%)」
という方を除くと
「20,001円~30,000円(約20.4%)」
「10,000円以下(約11.8%)」
「30,001円~40,000円(約10.5%)」
「10,001円~20,000円(約6.7%)」
「40,001円以上(約5.4%)」
という結果になりました。
さらに習い事の月謝については
「5,001円~10,000円」 がトップで約36.7%。
続いて
「3,000円以下(約10.9%)」
「3,001円から5,000円(約9.0%)」
「10,001円から15,000円(約8.1%)」
「15,001円~20,000円(約3.6%)」
「20,001円~25,000円(約3.2%)」
「30,001円以上(約3.2%)」
「25,001円~30,000円(約2.7%)」
という結果で
「通っていない」という方は約22.6%でした。
また絵本やビデオ、家庭教材、知育玩具の費用をお聞きしたところ
「1,001円~3,000円」という方が約51.1%と半数を越え、
あとは
「0~1,000円(約25.0%)」
「3,001円~5,000円(約15.3%)」
「5,001円~10,000円(約5.1%)」
「10,001円~15,000円(約1.6%)」
「15,001円~20,000円(約0.8%)」
「30,001円以上(約0.8%)」
「25,001円~30,000円(約0.3%)」
と続きました。
教育費はなかなか削るに削れないもの。
中には何より優先しているという方もいらっしゃるかも知れません。
小さいお子さまの教育はまず材料を与えることから始まります。
その子に何が合っているか、何に興味がありそうか…
それを見極めるのもママパパの重要な役目ですよね~。
次に、Q2-1~3でお聞きした金額が家庭収入全体に占める割合をお聞きしました。
一番多かったのは
「0~2%」で約32.2%。
続いて
「3~5%(約27.6%)」
「6~10%(約24.9%)」
「11~15%(約9.6%)」
「16~20%(約3.8%)」
「26~30%(約0.8%)」
「31~35%(約0.5%)」
「36~40%(約0.3%)」
「41%以上(約0.3%)」
という結果になりました。
さらに2人以上のお子さまをお持ちの方の教育費合計が収入全体に占める割合を伺ったところ
「3~5%(約24.6%)」
「6~10%(約24.6%)」
「0~2%(約21.1%)」
「11~15%(約13.6%)」
「16~20%(約9.5%)」
「21~25%(約3.0%)」
「26~30%(約2.0%)」
「31~35%(約1.0%)」
「41%以上(約0.5%)」
となりました。
やはりお子さまの人数が増えれば教育費の占める割合も高くなるもの。
しかも大きくなれば習い事も複数になる場合もあるでしょう。
ママパパにとっては、うれしい成長であると同時に悩みのひとつかも知れませんね。
可愛いお孫さんのために、と経済的援助をしてくださるおじいちゃん・おばあちゃんはどれくらいいらっしゃるのでしょう。
今回のリサーチでは
「なし」という方が約83.0%、
続いて
「2~3割(約13.2%)」
「半分(約2.2%)」
「大半(約1.6%)」
という結果になりました。
これも、おじいちゃんたちが近くにいらっしゃるかどうか、またおじいちゃんたちとママパパ双方の考え方が大きく影響するもの。
援助の有無はお孫さんを思う気持ちに関係ありませんよね。
0歳の時に絵本のセットを購入…どんな絵本を買い与えればよいのか悩んでいる時に先輩ママからのすすめで。自分の好みに偏らず、いろいろなタイプの絵本が入っていて、意外な絵本に子供が興味をしめしたり…購入してよかったと思っています。(ゆきちゃん/香川県高松市)エレクトーンを60万円で購入しました。無駄にしない為にもエレクトーンはやめさせることなく、もう5年間通っています。(ゆさひまま/神奈川県鎌倉市)これからの時代は英語が主流になってくると思うので、ほかより月謝は高いのですが週に2回、外国の方が教える英語塾に習わせています。週2回・90回分、年額約34万円です。(たまさん010/大阪府和泉市)子どもが高校の時に定年を迎えるので、将来の教育資金のために産まれたときから毎月5万貯金している。これが一番優先!(はる/埼玉県鴻巣市)体を鍛えるためにスイミングを優先しています。健康にもいいし体力もついてきた感じだし、幼稚園前から習っていたため、集団生活の基礎が多少身についたのがよかったです。(tokorsm/岡山県岡山市)ディズニーの英語システム「トーキングアローン」。機械にカードを通すと英語が聞こえて自分の声も録音できるというもの。オークションで買った中古とはいえ、12万くらいした。今思えば思い切った買い物だった。(のんのん/埼玉県深谷市)まだ特にありませんが、図鑑セットはこれから使うと思って買いそろえました。(みーまま2/福島県福島市)やっぱり英語はできるようにさせてあげたくていろいろ購入しましたが、親があまり一緒にやってあげないせいか、効果ゼロです…。金額はそれぞれはそんなにしなくても、合計すると10万くらいになってしまっています。(しろくまちゃん/大阪府高槻市)子どもが自分からやりたいと言った習い事に関しては、可能な限りお金を使うつもりでいます。現在は幼稚園に入り、園の課外保育時間でのサッカークラブに興味を持ち、毎週通っています。毎月6,000円のお月謝です。そのほかにできるだけ自分のやりたいと思ったことをやらせてあげられるようにと毎月 5,000円ずつ貯金しています。(たかどん/神奈川県平塚市)子どもは二人とも入園前に幼児教室に通いました。親子共にお友達ができただけでも大きな収穫でした。ひらがなカードを覚えたり、英語の歌を歌ったりするのが同じ年の子なので本人は少し意識したかも。 月額7,000円台でした。(ちーちゃん/千葉市稲毛区)小さい子供連れでもOKなミュージカルや演奏会などは、情操教育のために行くようにしています。まだそんなに高価な催しには遭遇していませんが、きっと見つけたら優先的にお金を使うと思います。(りーちゃん/大阪府堺市)毎月絵本を買っています。ブッククラブというところから毎月2冊づつ配本されてきます。子供の年齢に合わせた本を買うのも大変ですが、ここなら子供の年齢に合わせた本を送ってきてくれるので子供も楽しみにしています。息子はまだ字も読めないのですが、お気に入りの本は表紙を見たり、絵を見たりするだけで自分でストーリーを覚えているようで、最近は1人で絵本を広げて読んでいます。(ゆう/岐阜県岐阜市)最近、絵本やパズルをすることに興味を持ちだしたのでパズルは子供の好きなキャラクターの物を購入し、本は年間で契約して教材をとっています。その方が安くつくし、知育玩具やビデオもついているので親子ともども助かってます。(ゆず/大阪府堺市)ついこの間、もうじき3歳の娘にプーさんの「あいうえお」を覚えるオモチャを買いました。今はまだ押して遊んでるだけだけど、興味があるみたいなので期待してます(^o^) 優先的に使ってるのは「こどもちゃれんじ」です。毎月1541円だから良心的ですよね。(ともりんきゅー/兵庫県尼崎市)
「お子さまの教育費」についてお伺いした第152回目のゴーゴーリサーチNOWの結果はいかがでしたか。
生まれてすぐから教材などを用意している方、自主性にまかせるという方、いろんなママパパがいらっしゃいましたね。
フリーコメントで特に目立ったのが「英語を身につけさせたい」というご意見。これからの時代、英語くらい話せなきゃ…と思っていらっしゃるママパパが多く、英語教材などに費用をかけておられました。「自分が話せなくて苦労したので」という“夢を我が子に… ”タイプのママパパもけっこういらっしゃいましたよ。
子どもは可能性のかたまりです。
なんでも興味を持ったことにはトライさせてあげたい気持ちは山々ですが、経済的な問題も避けては通れません。
毎日、お子さまの様子を見たり話したりするうちに、その子にもっとも適した教育方針が見えてくるのではないでしょうか。
お金とのバランスを考えながら、楽しくいろんなことを学んでいけるように心配りしてあげたいものですね。
第153回目のゴーゴーリサーチNOWの投票テーマは「ママのダイエットどうしてる?」です。
今週もぜひ、ご投票ください。
ぐっと冷え込む日本列島。だけど我が家はあったか気分で…ゴーゴー育児!(byミキハウス子育て総研)
Q1-1: 対象となるお子さまの年齢は?
(2人以上のお子さまをお持ちの場合は、対象を1人決めてください)
Q1-2: そのお子さまの性別は?
Q2-1: そのお子さまの幼稚園や保育園、小学校等の月謝・雑費は?
Q2-2: そのお子さまの習い事の月謝は?(2つ以上に通っている時は合算で)
Q2-3: そのお子さまの絵本やビデオ、家庭教材、知育玩具などの平均月額は?
Q3-1: 毎月の世帯収入の中で、そのお子さまの教育費の割合はどれくらいですか?
Q3-2: 2人以上お子さまをお持ちの方にお伺いします。
毎月の世帯収入に対して、お子さま全員の教育費合計の割合はどれくらいですか?
Q4: 祖父母の教育費(一時金含む)に対する援助はありますか?
Q5: これまでに子どもの教育のために思いきって買ったものや、優先的にお金を使っていることがあれば教えてください。(できれば金額も)
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