Weekly ゴーゴーリサーチ(第128回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
夏は、外遊びが楽しい季節。公園に出かけるのを楽しみにされているお子さまも多いことでしょう。でもそこで気になるのが「虫さされ」。
軽いものならまだしも、強い毒を持っている虫にさされた場合はそれなりの処置が必要になることもあります。
また、虫さされや家の中のダニなどによるアレルギーを持ったお子さまの場合は、ママパパもとくに気をつかっていらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回のリサーチテーマは「虫さされ対策してますか?」です。
小さなベビーは虫に無抵抗。また少し大きな子どもたちでも、患部を掻きむしって傷にしてしまう…ということが少なくありません。防げるものなら防いであげたい虫さされ。
全国の55192ママパパの「虫さされ対策」、お知恵をちょっと拝見してみましょう!
虫にさされた経験があるとお答えの方は全体の約92.2%。
その中でも
「蚊にさされた」という方が約89.3%でトップでした。
続いては
「ノミ、ダニにかまれた(約17.6%)」
「知らない虫にさされた(約8.7%)」
「ブヨにさされた(約6.7%)」
「他の虫にさされた(約2.9%)」
「アリにかまれた(約2.2%)」
「ハチにさされた(約1.3%)」
「毛虫にさされた(約1.3%)」
という結果に。
「さされたことはない」という方は全体の約7.8%でした。
生後間もないベビーはともかく、お散歩や外気浴を始めるとどうしても虫との接触があるもの。またノミ、ダニなどは家の中のいたるところにいます。気づかないうちに足やほっぺに虫さされあとが…なんていう経験、おたくでもありませんか?
おでかけの際の虫よけ対策としては
「虫よけスプレー(ジェル)」が一番多くて約58.3%。
さらに
「虫さされの薬を持参(約30.6%)」
「特に何もしない(約21.7%)」
「携帯蚊とり器をつかう(約16.3%)」
「肌の露出を少なくする(約15.0%)」
「藪や植木の周りを避ける(約13.8%)」
「夕方以降の外出を避ける(約5.8%)」
というお答えが続きました。
人の多い街の中ではそれほど心配も必要ないかも知れませんが、公園や川辺など、草木の多いところに出かける時には、ちょっと気をつけてあげた方がよいのでは? 「その他」のお答えは、次のようになりました。
・携帯用虫よけウェットティッシュ
・まめに汗を流す(拭く)
・ベルトタイプの虫よけ
・ベビーカーにつける虫よけ
・超音波虫よけ
・雨上がりの公園には行かない
外よりは安心、と思いがちな家の中。でも年中、家の中にいるダニをはじめ、窓などから入った虫が行き場をなくし、寝ている間もずっと悩まされる…という可能性もあります。
家の中の虫対策としては
「電子蚊とり器(約65.8%)」
「ドアをすぐ閉める(約36.4%)」
「蚊とり線香(約13.8%)」
「特に何もしていない(約12.7%)」
「虫よけ芳香剤、ハーブ(約11.2%)」
などが上位に。さらに
「バルサン(約4.9%)」
「ハエ取り器(約1.1%)」
「蚊帳(約0.7%)」
というお答えもチェックされていました。
気をつけていても、少しのすき間から虫は侵入してくるもの。窓の開閉や出入りにも注意が必要ですね~。
「その他」のお答えは、次のとおりです。
・アロマオイル
・虫よけスプレー
・ダニよけシーツ
・虫よけ網戸スプレー
・ドアは開けても、網戸は開けない
【対処法/薬の塗り方・使い方&掻き止め方】
皆さんあまり使いたがらないステロイド入りの軟膏を皮膚科で処方してもらうと、かき壊してひどくなる前にちょっと塗るだけできれいに治ります。割り切って考えて、少し塗るようにしています。(かおりママ/岡山県岡山市)アンパンマンの虫パッチが大活躍です。痒がるとアンパンマンが見てるから掻いたら笑われるよ!と言うと一生懸命我慢します。(みにぃ/東京都葛飾区)かぶれ方や腫れ方を見て、異常であれば医者に診せる。蚊にさされた程度であれば薬は塗りません。まだ小さいのでかゆみはわからないようです。(かよママ/東京都立川市)さされたら、出来るだけ早くさされた箇所を水で洗い流すといいって聞きました。虫の毒素(?)を流してから、虫さされ用の薬を塗るなどの処置をするといいそうです。(ゆいなっち/東京都足立区)まず、さされたところを水で洗い(外出時はおしりナップなどでふく)、虫さされの薬をぬる。虫さされの薬は、液体の物が簡単に塗れます。でもかいた後だとしみて嫌がるかもしれないので、刺されたと感じたらすぐ塗るのが鉄則です(我が家では、液体とクリームの2種類用意してます)。(ゆず/大阪府堺市)我が家の娘はよく蚊に刺されるのですが、スカスカするタイプの虫刺されの薬を嫌がるので、クリームタイプの薬を使っています。(みほたん/新潟県みずき野市)子供がかかないように、小児用ムヒをすぐつける。かくとひどくなってしまうので。夜寝たら、よーくムヒをつけて手袋をするといいですよ。(くるみ/栃木県栃木市)出来るだけ早く薬を塗る。掻いてる時は掻かないでパンパンたたいとき、って言います。(ゆっこ/奈良県橿原市)さされた後、赤くなっていたら冷やす。かゆがったら冷やす。夏は暑いし気持ちがいいみたい。(こねこちゃん/富山県東砺波郡)親がやっている事をやりたがるので、まず親が薬を塗ってみせて、子どもに塗ります。(とことこママ/千葉県千葉市)虫にさされてしまったらこまめに薬をぬり、腫れてくるようなら患部をガーゼなどで覆います。今のところ即興で「痒いの飛んでくランランランー」なんて歌うといやがることなく薬を塗らせてくれています。(ぴぴぱ/神奈川県川崎市)冷やすとかゆみが治まると聞いたのでとりあえず水で冷やし、その後に虫刺されの薬を塗っています。「かゆいかゆい飛んでいけ!」と言いながら自分で塗らせています。(みわ/山口県下関市)【事前防止策】
1歳6ヵ月の息子はまだ虫さされは未体験。これからだと思ってます。公園に行く時には虫除けなるものをしようかと思ってます。ベビーカーには携帯用の蚊とり器をつけます。(ゆみこまま/東京都八王子市)ウエットテッシュ状のペーパーに防虫剤が染み込んでいるものであれば、嫌がりません。ただ、ウェットティッシュで拭いているだけと思うようです。(ゆらりん/東京都大田区)お外に出るときは、虫除けスプレーを付けることを習慣化しています。 刺激の少ないウォータータイプだと嫌がりません。(みほぷーぷー/大阪府泉佐野市)この梅雨で、じゅうたんなども湿気でダニがわいているらしく、お昼寝をした後は、お腹などに刺された跡が…。掃除機を念入りにかけたり、晴れた日を狙って干したり…と工夫しています。(さきちゃん/高知県宿毛市)虫さされの経験はありませんが、とにかく虫に近寄らないのが基本。どうしても虫の多い所へ行く時は、刺されると痛いという事をよく話しています。庭に咲く花にたくさんのハチが集まるのですが、絵本等でハチが可愛らしく描かれているせいか、ハチがいると大喜びしてしまう息子にヒヤヒヤしながら、常に回りに気を付けるようにしていますよ。(ありすがわ/札幌市南区)
ちょっと困った夏の風物詩「虫さされ」をテーマにした、第128回目のゴーゴーリサーチNOWの結果はいかがでしたか。家の中やその近辺だけでなく、夏休みには田舎に里帰りしたり、海や山へ遊びに出かけたり…と、虫にさされる可能性がぐんと高くなりそう。
「どんな虫にさされると、どんな症状が出るのか」また「危険な虫はなにか」といったことも、ちょっと知っておくといいのでは?お子さまにも「こういう所には、こんな虫がいるのよ」と教えてあげるのもコミュニケーションのひとつかも知れません。
さらに、さされたあとの様子がおかしいときは素人判断せず、皮膚科に相談に行くようにしましょう。これからいよいよ夏本番!今年は「虫さされ」のトラブルを上手に回避して、家族みんなで気持ちのいい夏をお過ごしください。
第129回目のゴーゴーリサーチNOWの投票テーマは「子どもの日焼け、UV対策どうしてる?」です。
今週もぜひ、ご投票ください。
雨上がり…おそらも空気もピッカピカ。元気も100倍…ゴーゴー育児! (byミキハウス子育て総研)
Q1: お子さまは虫に刺されたり、咬まれたことはありますか?
Q2-1: おでかけの時は、どんな虫よけ対策をしてますか?
Q2-2: その他の場合は具体的に。
Q3-1: 家の中では、どんな虫よけ、虫さされ対策をしてますか?
Q3-2: その他の場合は具体的に。
Q4: 虫にさされた後の対処法は?また虫よけや虫さされの薬を嫌がらずに塗るコツ、蚊にさされたあと掻かないようにするコツがあれば教えてください。
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