Weekly ゴーゴーリサーチ(第125回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
小さなお子さま、とくにハイハイやよちよち歩きの赤ちゃんをお持ちのママパパから「目が離せない」という声をよく聞きます。なんにでも興味津々の赤ちゃんは、まわりの大人が思いもしないようなことをするもの。 さらに、そんなちょっとした“興味”が、危険なケガにつながることもあります。
そこで今回のリサーチテーマは「赤ちゃんの事故対策、どうしてる?」。全国の55192ママパパに、赤ちゃんの事故の経験、またその対策などについてお聞きしました。
可愛い赤ちゃんの安全のために…小さいお子さまをお持ちのママパパ!この結果を参考に、もう一度おうちの中をよ~く見回してみてくださいネ。
赤ちゃんの事故で多かったものは
「机の角などで頭をぶつけた(約54.6%)」
「ドアや窓に手や指を挟んだ(約34.8%)」
「ベッドから落ちた(約28.3%)」
「お風呂ですべって転んだ(約22.4%)」
「階段からスベリ落ちた(約17.1%)」
「お風呂で溺れそうになった(約14.2%)」
「タバコを食べた(かじった)(約10.6%)」
など。 また
「薬や化粧品をなめた(飲んだ)(約9.7%)」
「おもちゃなど異物を飲み込んだ(約8.6%)」
「勝手に外出してしまった(約5.0%)」
「熱いお湯でやけどした(約4.7%)」
といった項目にもチェックが入りました。
こうして考えてみると、家の中にも危険はたくさん潜んでいるよう。へたをすると生命にかかわる事故もありますから、ママパパにはいつも「細心の注意」が必要になってきますね。
また、その他の事故については次のようなものがありました。
・家電でやけど (アイロン、ホットプレート、ストーブなど)
・イス(ソファ)から落ちた
・空き缶に指を突っ込んで切った
・鍵をコンセントに差し込んだ
・脱臼
・網戸にもたれていてベランダに転がり出た
・チョコレートがのどに詰まった
・蚊取り線香をつかんでやけど
・ベビーカー、チャイルドシートから落下
赤ちゃんは急に体調が悪くなったりすることが多いもの。また事故の時にも、少しでも早くお医者さまに診せたいと思うのが親心です。
そんなときに頼りになるのが地域の救急機関。今回アンケートにお答えくださったママパパの救急機関利用の経験は
「病気で行った(約48.1%)」
「行ったことはない(約36.6%)」
「怪我で行った(約15.3%)」
という結果でした。
つまり病気または怪我で救急機関を利用した人は全体の半数以上!夜間休日の診療機関をあらかじめ調べておいて、緊急の時にあわてないように心がけたいですね
まず事故を未然に防ぐこと…これが、ママパパの最大の役目ではないでしょうか。
そこで55192ママパパの“事故対策”をお聞きしてみたところ
「薬や化粧品、洗剤は高い所に置く(約66.1%)」
「歯ブラシを口に入れたまま歩かせない(約57.2%)」
「ビー玉など小さいおもちゃは買わない(約51.6%)」
「棚や引出しなどはロックしている(約47.8%)」
「階段や出入口にゲートなどをつける(約46.6%)」
「コンセントカバーをつける(約42.2%)」
などのお答えが上位にランクインしました。
さらに
「お風呂の残り湯を張ったままにしない(約34.5%)」
「家具などの角にクッション材をはる(約28.9%)」
「子どもの前でタバコを吸わない(約25.7%)」
「水周りに踏台になるものを置かない(約22.1%)」
というお答えも。
チェック数の多い項目がほとんど(選択項目14項目中16項目が20%以上)であることからも、みなさんがおうちの中に複数の事故対策を施していらっしゃることがわかりますね。
4歳になる娘がおります。つい昨日ヒヤッとした事がありました。娘が荷造りひもを引っ張り出してきて、なにやら静かにあそんでいたのです。…見ると首にグルグルまいていたのです。日頃から“首をギュッとすると死んじゃうのよ!”と言って聞かせていたつもりでも、子供は遊びに夢中になると、そんな言葉も忘れてしまうもの。本当に焦りました。4歳にもなると、親の方も赤ちゃんの時よりかは、子供の行動に注意が行っていないこともしばしばありますよね。何でもできるようになっている…という事は、危ない事もできるようになっている…という事を肝に銘じなければと思います。(おくちゃん/千葉県習志野市)あたしがベランダで洗濯を干している間に流し台の下を開けて包丁を持っていたことがありました。その日に扉ストッパーを買いに行きましたよ。今思い出してもドキドキします。(まーちゃん/大阪府大東市)いつもは高い所に置いてあるはずの灰皿が子供が手の届くところにあって、吸殻を口に入れてるのを見て、あ〜どうしよう!とあわてました。すぐに吐かせて一応医師にも電話で相談すると、電話した時点で時間も経っていて、急性症状が出てないから大丈夫とのことで様子観察するだけで良かったのを覚えています。(まゆごん/三重県熊野市)いろいろなものを口に入れる頃、何かの包み紙(ビニール)を舐めている時、息を吸い込んだ拍子にのどの入口に詰まってしまって、急いで掻きだしたことがありました。一瞬の出来事だから子どもの事故は怖いです。(みー/東京都府中市)かぎがコンセントに接触して、もう少しで感電するところでした。持つところがプラスチックのかぎだったので子供は無事だったのですが、かぎは黒焦げ、火花も散って、とっても怖かったです。そのときの真っ黒になったかぎは、今後の教訓として大事にとってあります。(ねこちん/京都府相楽郡)ちょっと外に出たすきに玄関の鍵を閉められてしまい、ひゃっとしたことがあります。窓が開いていたのでそこから鍵をとることができたので良かったのですが、いやあどうなることかと思いました。(みーまま2/福島県福島市)よちよち歩きの時に「まさか梯子は登るまい」という過信でいたら、上手に手足を連動させて2段ベットに登ってしまい、上から落ちてしまった。出来ないだろう…は通用しないと思った。(ぱーる/東京都三鷹市)子どもが1歳になるかならないか位の頃に、壁に押しピンで張っていたものの高さに、ぎりぎり手がとどくようになっていて、気が付くと押しピンがなくなっていました。飲み込んだと思い慌てて病院でレントゲンを撮ってもらいましたが、たださわっていただけで飲み込んではおらず、大事には至りませんでした。赤ちゃんでも結構力が強くて驚きました。(じゅんたま/兵庫県西宮市)髪の毛を自分で遊んでいて切ってしまったことがあります。はさみに興味を持ち始めた頃で、しらないうちにやっていました。床に髪の毛が落ちていて気付いたのです。目やおでこを傷付けなくてホッとしています。(いく/横浜市青葉区)自分の子では特に無いのですが、お友達の子供たちで、2歳のお姉ちゃんが1歳の弟にビニール袋を頭からかぶせたことがあって…。子供にとっては遊びでも危険なことがあるので目は離せないなと思いました。(もえママ/埼玉県川越市)
「赤ちゃんの事故対策、どうしてる?」と題してお届けした第125回目のゴーゴーリサーチNOWの結果はいかがでしたか。
小さなお子さまの事故…これはママパパにとって最も頭を悩ませる、一番あってはいけない出来事です。でも、ただ危ないからといって、危険なモノをすべて生活の中から取り除いてしまうことは不可能。
「子どもは日々成長するので、きのう届かなかったところに手が届いたり、よじ登れたりして驚かされることが多かったです。それで、ただ「届かない所」におけばいいやり方ではなく「これはあぶないんだ」と教える必要をとても感じました。」(埼玉県蕨市/くーりん)
というご意見のとおり、いけないことは「ダメ!」と教えながら「なぜ危ないのか」「いたずらをするとどうなるのか」を、きちんと教えていくことも大切ではないでしょうか。
防止策を施しながらも教えられることは教えていく…これも子育ての重要ポイント。今回のリサーチが「事故対策」について今一度、ママとパパがしっかり話し合うきっかけになれば[55192.com]もうれしいです!
第126回目のゴーゴーリサーチNOWの投票テーマは「もらって嬉しい“出産祝い”は?」です。
今週もぜひ、ご投票ください。
梅雨空晴れたらお外へゴー!楽しい夏はもうすぐそこまで…ゴーゴー育児!(byミキハウス子育て総研)
Q1-1: 赤ちゃん(ハイハイ、よちよち歩き)の時に、事故の経験はありますか?
Q1-2: その他の場合はどんなことですか?(25文字以内で)
Q2: 赤ちゃん(子ども)の事故や病気で夜間や休日に救急医療機関に行ったことはありますか?
Q3: 赤ちゃん(子ども)の事故対策でしている(いた)ことは?
Q4: 赤ちゃん(子ども)のいたずらや、まさか!という行動でヒヤっとした経験はありますか?
また事故防止のためにしている我が家の工夫があれば教えてください。
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