Weekly ゴーゴーリサーチ(第103回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
2003年になりました。昨年は「ゴーゴーリサーチNOW」にたくさんのご参加ありがとうございました。今年もみなさんといっしょにますます楽しいコーナーにしていきたいと思います。ご協力よろしくお願いいたします。
さて、今年最初の投票テーマは「我が家のおぞうに事情」。今年のお正月に「おぞうに」を楽しまれた方もたくさんいらっしゃることでしょう。昔から日本のお正月を彩ってきた「おぞうに」。それだけに地方や家庭によって、さまざまな特徴があるようです。今回は全国の55192ファミリーの「おぞうに」を大調査!
さてあなたのお宅の「おぞうに」は…?!
お正月におぞうにを「食べる(予定)」という方は約96.6%。
「食べない」という方は約3.4%でした。
古来から正月料理として味わわれてきただけあって「食べる」という方が圧倒的。まさにおぞうには、私たち日本人にとって“お正月スタンダード”ともいえる存在なのですね。
おぞうにの“汁”については
「すまし(約70.0%)」
「しろみそ(約18.9%)」
「あかみそ(約7.0%)」
「かすじる(約0.8%)」、
“だし”は
「かつお(約42.0%)」
「昆布(約22.3%)」
「インスタント(約19.9%)」
「いりこ、煮干し(約8.6%)」、
“お餅”は
「切り餅(約61.6%)」
「丸餅(約36.2%)」
「あん餅(約0.8%)」
「いれない(約0.8%)」
というお答えでした。
一般的に、関東地方では「すまし汁に切り餅」、関西地方では「味噌仕立てに丸餅」と言われています。
でも最近は、とくにこだわらずに自分たちの食べたいものを作って楽しんでいるご家庭も多いよう。それがきっと「我が家の味」として伝えられていくのでしょうね。
おぞうにの“具”も千差万別。お餅がメインのシンプルなものから、具たっぷりのおぞうにまで、いろいろありますよね。
今回のリサーチでは
「にんじん(約60.7%)」
「鶏肉(約57.1%)」
「大根(約54.4%)」
「かまぼこ(約47.2%)」
「みつば(約40.9%)」
「しいたけ(約36.9%)」
「ねぎ(約28.2%)」
などが上位にランクイン。
その他の“具”としては下記のようなものが挙げられました。
・いくら
・なると
・水菜
・豆腐
・白菜
・油揚げ
・ゆず
・高野豆腐
・かつおぶし
・はまぐり
・金粉
など。
【決まりごと編】
1日の午前中に家族みんな揃ってたべる。(さとっぴ/東京都町田市)うちでは、必ず父が作る事になっています。女の人には休んでもらうというところからみたいですけど、後片付けは結局母の仕事です。(まろん/大阪市住吉区)三が日は必ずお雑煮を食べる。鶏肉のだしがきいている雑煮を作ります。(らっこ/沖縄県那覇市)1日はおもちを焼かずにいれて白味噌で食べ、2日は焼いておすまし。(あっこやん/大阪市西淀川区)菜っぱなどは、大晦日に切っておく。元日は包丁は使わない。(でいっち/名古屋市中村区)実家にいるときは白味噌のおぞうにでしたが、旦那はおすまし派。一日交代で変えます。(いちご/京都市山科区)お雑煮は1月1日に食べる。1月2日はお汁粉。3日はきな粉。我が家の決まりです。(のぶっち/茨城県つくば市)すべて丸く切る(カドがたたないように)。(ともくん/福島県いわき市)食べる前に神様にお供えします。(かぁたん/大阪府枚方市)実家では、祖父母も一緒だったので、元旦は全員そろって床の間でお膳をだして、並んで食べていました。全員が食べ終わるのを待って、お神酒を飲んで、終わりです。近所でもこのような古風なことはしておらず、家だけだったようです。(リュウのママ/東京都東村山市)【作り方編】
我が家では、お餅は焼いたあと水につけて、焦げを取り除いてから雑煮の汁の中に入れます。(なっぱ/千葉県木更津市)おもちはどんぶりに入れてヒタヒタぐらいに水を入れ、それにラップをかけて電子レンジでチン! ある程度やわらかくなったらだし汁に入れます。そうすると時間も省けてフワフワのお雑煮ができますよ。お試しください。(みやび/石川県小松市)お餅がお茶碗にくっついてしまうのを防ぐために、白菜をお茶碗の底に敷いてその上におもちをのせるようにしています。(いちご/東京都杉並区)かつおぶしのだしにねぎとおもちだけというシンプルなものです。でも気に入っています。(ゆきひめ/富山県西砺波郡)ほうれん草を下茹でするときは、塩ではなく砂糖を使う(塩茹でするよりも柔らかくなって味がしみこみやすくなる)。鶏肉は繊維を見極めてそぎ切りに…など、あくまでも素材を柔らかくするということにこだわります。小さい子供も、歯の悪い祖父母も安心して美味しく食べられるように♪(さやゆう/大阪府門真市)鶏がらでだしをとって、醤油仕立てで、にんじん、椎茸、大根、高野豆腐、ごぼうの千切りが入っていて、トッピングが甘辛く煮た鶏肉とイクラとなるとと三つ葉。彩りも良く、私は大好きです。私の母方の実家のお雑煮がそのまま受け継がれています。(かずママ/千葉県船橋市)
2003年初の第103回ゴーゴーリーサーチNOWの結果はいかがでしたか。
今回は新年らしく「おぞうに」をテーマにお届けしました。おせちと並んで、お正月料理の定番として親しまれている「おぞうに」。全国のみなさまからお寄せいただいたコメントの中にも、おいしそうな「おぞうに」がたくさんありました。
結婚して住む場所が変わったり、パパの馴染みの味を取り入れるようになると、また違ったおいしさに出会えるのも楽しいですよね。「おぞうに」は“家族で祝うお正月”の象徴のようなもの。その背景には、家族みんなのうれしい笑顔が見える気がします。
今年もみなさまにとって素敵な1年でありますように…[55192.com]も心からお祈りしています!
第104回目のゴーゴーリサーチNOWの投票テーマは「どうしてる“おむつ”の選び方」です。
今週もぜひ、ご投票ください。
2003年・フレッシュスタート! 今年も「元気」と「笑顔」でゴーゴー育児!(byミキハウス子育て総研)
Q1: お正月に“おぞうに”を食べる?
Q2: 汁は?
Q3: だしは?
Q4: お餅は?
Q5-1: 具は?(複数可)
Q5-2: その他の場合は具体的に
Q6: “おぞうに”を作る時の決まりごとや、我が家ならではの“おぞうに”の作り方があれば教えてください。
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