Weekly ゴーゴーリサーチ(第83回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
赤ちゃんの健やかな成長に感謝し、一生食べ物に苦労しないように…との願いを込めて行われる「お食い初め」のお祝い。地域によっては「箸初め」「箸ぞろえ」「歯固め」などと呼ばれるところもあります。55192ベビーの中にも、これからお食い初めを迎えるお子さま、またすでに済ませたお子さまがいらっしゃることでしょう。
そこで今回のゴーゴーリサーチNOWでは、この日本ならではの伝統「お食い初め」にスポットを当て、みなさまの経験談や、地域色豊かなエピソードをお聞きしました。お食い初めを控えたママパパに役立つことはもちろん、済ませたママパパにも懐かしいお話がいっぱい。じ~っくりご覧くださいね!
今回のアンケートでは、
「した(約84.1%)」
「しない(約14.8%)」
「これから(約1.1%)」という結果でした。
「した」とお答えになった方の中にも、現代風に簡略化して行った方、古式ゆかしく行った方、の双方おられるのでは? さて「これから」のお宅ではどんなお祝いの仕方をされるのでしょうね。
お祝いの時期としては「100日目」というお答えが一番多く、他には「110日目」「120日目」などがありました。一般的には生後100日目頃が目安とされていますが、これも地方によって違うようです。
いっしょにお祝いした方については「自分たち夫婦でお祝した(する)(約39.5%)」
「両方の祖父母といっしょにお祝した(する)(約21.0%)」
「夫方の祖父母といっしょにお祝した(する)(約20.6%)」
「妻方の祖父母といっしょにお祝した(する)(約18.9%)」という結果になりました。
また全体の中では「その他」とお答えの方が約7.7%、「親戚」とお答えの方が約6.9%いらっしゃいました。
やはりおじいちゃんやおばあちゃんもお孫さんの成長を楽しみにされていて、いっしょにお祝いするという方が多いよう。ママパパにとっては、これも「親孝行」のひとつなのかも知れませんね。
赤ちゃんの「お膳」は、地方によってかなり差があり、どれが一般的とは言えません。しかし、尾頭付きの鯛や赤飯、お吸い物など「一汁一菜」を用意することが多いようです。
今回のアンケートでは「家で手作り料理(約71.6%)」というお答えが一番多く、続いて
「家で仕出料理を注文(約14.4%)」
「特別なことはしない(約5.3%)」
「料亭やホテルで祝い膳(約4.9%)」
「その他(約3.7%)」
という結果になりました。
またお祝い用の食器については「離乳食用の食器を使った(約56.0%)」をトップに
「専用の食器をそろえた(約19.3%)」
「特別に用意はしなかった(約16.0%)」
「お店のものを使った(約8.6%)」
というお答えでした。
古くは白木の三方に素焼きの器でしたが、後に漆器が使われるようになり“男の子は朱塗り・女の子は外側が黒塗りで内側が朱塗り”というのが正式とされました。しかし今は、やはり合理的に離乳食用で…という方が多いようですね。
石を供えると歯固めといって歯が丈夫になるのと、うめぼしを置くとしわしわになるまで長生きをすると聞いて、置きました。(くるみ/栃木県栃木市) 千葉県では石をお皿に置きます。歯が強くなるようにというおまじないだそうです。また実家の大阪では「ゆでだこ」の足をちゅうちゅうと吸わせます。これも歯が強くなる?といういわれがあるとか。(ゆうが/千葉県市川市) あわびを食べさせるというか、食べるまねをさせると歯が丈夫になると聞き、実家からいただいて食卓に並べてちょっとなめさせました。(まりこ/岩手県宮古市) イイダコの頭を吸わせると「一生食べ物に困らない」という言い伝えがあります。(あこママ/大阪府和泉市) 特にはありませんが、やっぱりめでたいということで「鯛の尾頭付き」を塩焼きしました。(ときちゃん/福島県郡山市) お食い初めには、親子3代(3代夫婦共に健在)で住んでいるお宅の庭にある石をもらってきて、洗って一番最初に口につける儀式みたいなのをしました。近くに3代で住んでいる家がなければ、近くの神社などで拾ってきた石を使うそうです。(チハのママ/群馬県邑楽郡) 魚屋さんに鯛を買いに行った時に「鯛は生のままで赤ちゃんに箸でつつかせるんだよ」と教えてもらい、そのとおりにしました。その後鯛は鯛めしや塩焼き・お味噌汁にして全部食べました。(ナオ/名古屋市南区) 西洋では銀のスプーンはその子が一生食べ物に困らないようにとの願いを込めてプレゼントすると聞いていたので、母がプレゼントしてくれたそのスプーンで初めてのお味噌汁の上澄みを飲ませました。(香亜蘭まま/オーストラリア) たこの長い足を丸ごと1本口にくわえさせる真似をします。(ゆうきたん/京都府向日市) 長女のときは、お赤飯と1升餅を用意しました。(ひろぴー/神奈川県藤沢市) 年長の方に食べさせてもらった。長生きするようにとの事だそうです。(た/神奈川県川崎市) 外から来る人に靴を持ってきてもらうことで、足が強くなるらしいです。迷信でしょうが、昔の風習を皆ですることで、家族がひとつになった感じがしました。(まこみ/京都府下京区) 梅干と石と煮物を準備するのが夫の家での風習だそうで、それに従いました。(デイジー/愛知県半田市) 男の子は鯛の頭付き、女の子は伊勢えびを用意するようです。後は、茹でだこを食べさすまねをするようです。(恭ママ/兵庫県尼崎市) 必ず決まったものという物はないと思いますが、お赤飯と吸い物と鯛の塩焼きは用意しました。あと、お刺身や煮物、酢の物などなどお正月のようでしたよ。たまたまうちは、七五三の頃だったので、ミニケーキが売られていて、買ってきて、プレートをお食い初めと変えて、用意しました。あとは食べさせるまねごとをして、写真を撮りました。食器はお宮参りで専用の漆塗りを貰ったのと、離乳食用の食器を両方使いました。お宮参りで貰った玄米を精米して、ご飯を炊きました。(りりちゃん/群馬県高崎市) 石川県なのですが、九谷焼の茶碗&山中塗、輪島塗のお椀をお嫁さんの実家が贈って、家でお祝いするのが慣習になっているようです。私は双方の家族全員をよんでレストランで済ませましたが、それも後片付けがラクで良かったですよ!(むっく/石川県小松市)
赤ちゃんの成長は、家族にとって何よりもうれしいこと。これからの幸せをお願いすると同時に、あらためてその日までの“健康”に感謝するのは大切なことではないでしょうか。
お祝いのカタチにもそれぞれのご家庭ならではのスタイルがあっていいはず。どんなお祝いの方法でも、お子さまに対する愛情は同じですものね。「お食い初め」の日が、ご家族にも赤ちゃんにも、思い出に残る素敵なメモリアルになりますよう[55192.com]もお祈りしています!
第84回目の投票テーマは「夏の思い出エピソード」です。
今週もぜひ、ご投票ください。
小さな一歩も大きな成長。毎日泣いて、毎日笑って…ゴーゴー育児!(byミキハウス子育て総研)
Q1: “お食い初め”の行事をしましたか?
Q2: 生後どのくらいでしましたか(する予定ですか)?
Q3: お祝いをした(する)方にお伺いします。誰と祝いましたか?(複数可)
Q4: 料理はどうしましたか(しますか)?
Q5: お食い初め用の食器はどうしましたか(しますか)?
Q6: お住いの地域で「お食い初めには必ずコレ」という食べ物や風習があれば教えてください。
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