Weekly ゴーゴーリサーチ(第81回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
ジメジメの梅雨も明け、いよいよ暑さ厳しい「夏本番」!昼間は太陽の熱で体力を消耗し、夜は寝苦しさで睡眠不足…。これでは夏バテへの道、まっしぐらです。
そこで、今回のゴーゴーリサーチNOWでは「暑さに負けるな!夏バテ対策」と題して、全国の55192ママパパの“夏を乗り切る工夫・アイデア”などをお聞きしてみました。ちょっとした心配りで防げる夏バテ。楽しいバカンスに向かって…家族みんなの夏の健康について考えてみませんか??
一番多かったのは「特に夏バテは感じない」というお答えで約45.1%。つづいて
「自分自身が夏バテ気味(約44.4%)」
「両方とも夏バテ気味(約6.5%)」
「子どもが夏バテ気味(約3.9%)」というお答えが多く寄せられました。
夏バテは決まった症状があるわけではなく、その人によって「体がダルイ」「食欲がない」「頭痛」「消化不良・下痢」など、さまざまな症状があらわれます。今は夏バテを感じていないという方も、症状が出る前に予防することをおすすめします。
そのための対策としては「汗をかいたらこまめに着替えをする(約61.9%)」「帽子や日焼け止クリームなど紫外線対策(約56.6%)」「早めに寝るなど睡眠を充分にとらせる(約49.4%)」「日中の外出は避けるなど無理をしない(約47.1%)」などを実行している方が多いようです。
お子さまは、体温や代謝の調節機能も未発達ですから、ママパパが気をつけてあげなくてはいけません。ちょっと手間がかかることもあるでしょうが、お子さまの様子を毎日こまめに観察しておくのが賢明なようです。
昔から「夏バテ防止」に役立つとされる食べ物はいろいろあります。今回はママパパに「55192版・夏バテ防止の食べ物」をおたずねしました。
トップは「ウナギやドジョウ(約81.5%)」。その他には「豚肉(約51.5%)」「梅干(約35.1%)」「生姜や香辛料(約32.6%)」「スイカ(約20.8%)」などが上位にランクインしました。
その他のお答えとしては「ニンニク」「納豆」「キムチなどのピリ辛メニュー」「とろろ、オクラなどのネバネバ系」「酢の物」「モロヘイヤ」などが挙げられました。
夏は食欲がなく、あっさりしたものばかりとりがちですが、ここに挙げられているような食品を上手においしく食べて、夏バテを吹き飛ばしたいものですね。
【食べ物・食材編】
あえて熱いものを食べます。特にカレーは頻繁に食卓にあがります。夏ならではのオクラ、ナス、トマト、シシトウを入れたカレーは、オクラのネバネバが案外のどごしを良くしてくれて、我が家のちっこい君も大好物の一品です。
■オクラのネバネバ・ぬめりあの独特のネバネバは、実は食物繊維(ガラクタン、アラバン、ペクチン)。胃壁を保護し、すぐれた整腸作用を発揮します。夏バテで弱ったおなかにやさしい野菜です。
(ヨネヲ/茨城県つくば市) ありきたりだけど、料理では梅肉を使った料理とゴーヤーかな。冷しゃぶに梅肉ソースをかけるとか、サラダのドレッシングにしたり、私がゴーヤーチャンプルが好きなので、よく作ってます。ゴーヤーを梅肉で和えた物もなかながおいしいです。■ゴーヤー(ニガウリ)沖縄の代表的な野菜。レモンより多いビタミンCをはじめ、ビタミンAやカリウム、食物繊維などを豊富に含まれています。ほどよい苦味が特徴。
(ちゅんちゅん/神奈川県海老名市) おすすめメニュー:ひつまぶし風うな丼。(1)うなぎは食べやすいように1センチ程に細切り。タレで煮て味をしっかりつける。(2)たくわんを0.5ミリ角に切る。(3)薬味にシソの葉、あさつき、刻み海苔など用意。ご飯に(1)をのせてタレもかける。(2)のたくわんや(3)の薬味をぱらぱらとふりかけ出来上がり。うなぎの甘辛とたくわんの塩けで食も進みます。さっぱりだけどスタミナ料理。暑くて長いことお台所に立つのも辛い日々。超簡単でおすすめです。(^^♪ もうひと手間かけるなら、錦糸玉子をぱらぱら〜。栄養満点です。■うなぎビタミンA、B1、B2をはじめタンパク質やカルシウム、リン、鉄、ナトリウムなどをバランス良く含む食品。とくに脂肪は目や脳の活性化にも効果があると言われています。
(りこ/愛知県瀬戸市) うちの子はつるつるが大好きなので夏は冷たい麺系が多いです。具は彩りと栄養のバランスを考えて盛り付けます。あとはとにかく睡眠をたっぷりとらせることかな。(れんごろー/新潟県三島郡) ビタミンCを多く取るために、アロエジュースに茹でたモロヘイヤを入れ、フレッシュジュースにして毎朝150ccずつ飲んでいく。 その他、にがうりを野菜ジュースと蜂蜜ミキサーにかけたり、バナナとヨーグルトを牛乳に入れ、レモン汁を足してミキサーにかけたり、水溶性のビタミンCを上手に取れ、氷を入れればフレーバーのようになって、食べにくい食品も喜んで飲んでくれます。(トトロ/東京都東村山市) 栄養士の資格を持つ私は、やはり食生活に気を配ります。野菜はカレーなどにたっぷり入れて煮込むと沢山食べることができます。わが家の夏の定番は「たっぷり野菜のポタージュ」です。じゃがいも、にんじん、たまねぎ、かぼちゃなどをコンソメで煮込み、ミキサーにかけて牛乳でのばします。熱くしても冷たくしてもおいしいですよ。食の細かった息子が大好きな一品(?)です。(なっとちゃん/大阪府豊中市) わが家では全員がそんなに夏バテはしない方ですが、何事においても無理のある予定は立てません。遊びに行ったら次の1日はゆっくりするなど。 夏バテには豚肉が良いと聞いた事があるので、しょうが焼きや冷しゃぶ、梅肉とシソを使ってササミのフライなどを作っています。(なほぷー/滋賀県神崎郡) 自分自身が胃腸が弱いので、冷たいものを取りすぎないように、また子供にも冷蔵庫から出してすぐの飲料はなるべく与えないようにしています。例えば常温保存可能なものを与えるとか、牛乳は少しだけチンするとか…。あとはたっぷりと睡眠をとることと、食事に関してはいつもよりすこーしだけ濃い目(特に甘辛味が好きかも)に作ったり、夏野菜で彩りよくして食欲がわくように工夫したりしています。(りいこ/京都市山科区) 梅をホワイトリカーと砂糖につけて1ヵ月ほどおいておくと梅のエキスが出てるので、それを氷水で割って飲む。(まゆまゆ/大分県大分市) 食欲がない時に温かいうどんに梅干を入れたり、揚げ物を南蛮漬けで酢を食べます。冷たい食事が食べたくても、汗かきながら体を冷やさないで、温める食事を心がけています。(ママッサ/兵庫県明石市) 半熟みじん切りにら玉。このようにしてさっと炒めると、疲れにくいんだとか。自然塩多めで、ミネラル補給するとなおグー。(さっちん/神奈川県川崎市) 冷たい水分をがぶ飲みしないこと。早寝早起き、涼しい時間帯に家事をする。きちんと3食食べる。どうしてもだめなら食べられる物を食べる。香味野菜や香辛料、酸味などは食欲を増すので良いですよ。適度のアルコールも食欲増します。甘い物は食事の妨げになるので、控えめにします。わが家はバーベQなど夏のイベントを大人数でわいわいすると、食べられるみたいです。(りりちゃん/群馬県高崎市) 【生活のリズム編】体がだるい、疲れやすい、食欲が無いなど、何となく体調がすぐれないのが「夏バテ」。最近ではクーラーの使用で室温と外気温の温度差が大きくなりがち。何度も出入りをくり返すことで体内の温度調節がうまく機能しなくなり、それが原因で体調を崩すこともあります。
夏バテは全身にあらゆる症状が出ますから、その防止や解消策も“ひとつ”ではありません。食事に気を使う、冷房を控える、早寝早起きする…ただそれだけやっていれば大丈夫というわけではないのです。やはり、お子さまや家族の体調をこまめにチェックして、それに合った対策を施すことが一番ですね。
これからママパパも夏休みというご家庭も多いでしょう。楽しい夏休みのために、夏バテ対策もしっかりがんばりたいものですね!
第82回目の投票テーマは「サプリメントを利用してますか?」です。
今週もぜひ、ご投票ください。
楽しい夏も『元気』が基本。体のためには“面倒・ガマン”も必要だ! (byミキハウス子育て総研)
Q1: 夏バテしてますか?
Q2: 子どもの夏バテ対策として気をつけていることは?(複数可)
Q3-1: 夏バテに効く食べ物といえば?(上位3つまで)
Q3-2: その他の場合は具体的に。
Q4: 我が家の夏バテ対策があれば教えてください。(生活のリズムやおすすめメニューなど)
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