Weekly ゴーゴーリサーチ(第74回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
いよいよ開幕した「2002 FIFA ワールドカップ TM」。世界中からたくさんの人たちがやって来て、国際色豊かな大会(ゲーム)が各地で繰り広げられています。このような機会に世界中の方々と異文化コミュニケーションができればステキですね。そこで基本となるのは「ことば」。その国の「ことば」を話せるようになれば、より深い交流をもつことができるでしょう。一般的には“語学は小さい頃から習わせるのがよい”と言われていますが、55192ママパパはどのように考えていらっしゃるのでしょうか?
そこで第74回目のゴーゴーリサーチNOWでは、そんなお子さまの英語・英会話教育、またママパパの国際交流についてお聞きしてみました。さ~て、注目の結果はい・か・に??
トップは「本人が望めば習わせたい」で、約43.6%の方がお答えに。続いて
「是非、習わせたい(約34.9%)」
「すでに習わせている(約16.7%)」
という結果になりました。
「学校の勉強で充分」「特に必要性を感じない」という方はともに約2.4%でした。
一番多かったお答えは「3-4才から」で、約32.8%。あとは
「2才までには(約18.6%)」
「小学校に入ってから(約18.2%)」
「5-6才から(約14.8%)」
というお答えが上位にランクインしました。
総合的に見ると『小学校入学前までに習わせたい」』という方が、およそ全体の65%いらっしゃることがわかりました。やはり「習うなら早い方が…」と考える55192ママパパが多いということでしょうか。
圧倒的に多かったのが「英語・英会話教室に通う」で、約73.2%。次が「テープなどの教材で(約22.1%)」、さらに「テレビ・ラジオ等の講座を聞く(約8.9%)」「留学・ホームステイ(約7.6%)」「学校の授業(約6.8%)」という結果でした。
最近は幼児向けの英会話教室も増え、子どもたちにとっても“英語”はどんどん身近な存在になっているよう。また教材も豊富に揃っていますから、一度くらい目にしたことのあるママパパもたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
海外旅行が好きなわりに英会話がほとんどできません。ひどいときは会話はほとんど主人にまかせ、自分では「Hello」と「thank you」だけしか話さなかったことも。情けないですよね。会話で現地の人との交流が図れたらもっと楽しい旅行になるはず、と少しずつ勉強を始めているところです。(ちぼり/埼玉県飯能市)海外旅行先で英語で何かを言われて「はっ?どういう意味?」と言ったら通じてしまった。相手の人が「What do you mean?」と聞き違えたらしい。(ぼんこ/愛知県丹羽郡)学生の頃、アメリカにホームステイに行きました。とっても楽しかったし、英語力はアップしたと思っていますが、と同時に体重もアップしました。あちらのものは大変味付けが濃く、おいしいと言えばおいしいのですが、それだけに食欲にまかせて食べてしまったのがいけなかったです。(みー/東京都府中市)近所に引っ越してきたアメリカ人の奥様が突然来宅! パニックになってあわてて英語教師の父に助けを求めてしまいました。でも、どうやら祖母から借りた草刈鎌を返しに来ただけで、日本語(しかも茨城弁)で堂々と応対した祖母にはびっくり。英語しかわからないはずなのに、なぜかそれなりに通じあってたみたい。英語って聞くのは何とかなるけど、話すとなると難しく考え過ぎてだめなんです。(ちか/茨城県常陸太田市)高校を卒業してすぐに貿易関係の事務をしていたとき、電話を取ったら国際電話でなにを言っているのかまったくちんぷんかんぷんで困った私は「じゃすとも- めんとっぷり-ず」と言って上司に「外国人さんから電話です」とつないだら大笑いされてしまいました。なので子供には恥をかかない程度に英語をわかって欲しいので習わせたいです。(えいちゃんママ/千葉県船橋市)国際交流なのか、小学生の頃、バスケット部に入っててレギュラー陣が日本とどこかの国の試合を見に連れってってもらえ行ったところ、外国のチームが勝ち、外国人がめずらしかった私は、何だか嬉しくなり大フィーバー…。選手や監督に「オメデトウ!」と握手をしに行き、お返しにキス攻めにあいました。それが私のファーストキスです…。(ようし/愛知県名古屋市)今、スペインに住んでいます。子供達は現地幼稚園に通っています。言葉の面がとても心配でしたが、案外早く先生の言うことがわかるようになり子供の頭の柔らかさには脱帽です。上の子は2年半、現地幼稚園に通っていますが、日常会話はばっちり、ヒアリングは私よりもよっぽど理解しているように見うけられます。下の子は1年弱ですが、最近どんどん言葉が出ています。半年前にはすでに「スペイン語は話すことはまだですが、理解はしっかりできています」と先生に言われました。こんな子供達の様子を見ていると早く英会話を始める価値はあるかもとも思いますが、色々なお母様の話を聞くと、「小さい頃に覚えた言葉は忘れるのも早いよ」とか、「言語習得は3・4年生で日本語がしっかりしてからでないと日本語もおかしくなるし身にもつかない」とも言われ、そういうデータも出ているようです。ですから、私は子供達が大きくなって自分でやりたい時にやるのが一番ではと思っています。(さきさき りんりん/スペイン)主人の実家には欧米人は勿論のこと、英語圏ではない国のお友達も来られます。お陰で異国の人に対する免疫ができました。私は英語は話せませんが、伝えようとする気持があれば、だいたいのことは伝わるような気がします。その代わり、身振り手振りが大変ですが…^^。「習うより慣れろ」とは、このことだと思います。(chu-n/東京都世田谷区)新婚旅行でカナダへ行った時のこと。旦那とディナーでコース料理を食べに行ったのですが、店員さんの言っている事がうまく聞き取れず、大盛りの前菜が出てきて「これを全部食べるとあとが食べれなくなる!」と思い、控えめに食べたらそれがメイン料理だった。(ビタワン/大分県大野郡)留学したことがあるが、ペーパーテストの結果で上位クラスに振り分けられても、会話が追いつかず苦労した。(ゆいちゃん/大阪府高石市)友達の旦那様がアメリカ人なので、子供達ははじめて会ったときには何を話しているのかすごく興味をもっていました。大人とは違って、子供は恥ずかしさもなく一生懸命その方に日本語で話しているのがかわいかったです。(大人は英語が出来ないと、自然に遠ざかってしまいますものね~)(ひぐまま/横浜市緑区)百貨店でアルバイトをしていたとき、外国人が「いくらですか?」と日本語で聞いてきたのに、てっきり英語だと思って、英語のできる社員を急いで呼びに行った。(はるぴー/大阪市平野区)同じマンションに英国の方がいて喋れないのでドアに手紙を張ってコミュニケーションしてました。が、赤字で訂正されて私の家のドアに張ってありました。(夢ちゃん/宮崎県都城市)旦那の友人にアメリカ人がいるが、コミュニケーションをとりたいと思っても会話ができないとそれ以上にはなれない。いつまでも「知り合い」のまま。そんなのつまらないなあと思う。(たこやき/静岡県浜松市)先日サッカーのキャンプ地として外国の選手が沢山来ましたが、ちょっとした挨拶をするだけで、にっこりと「サンキュー」が返ってくるのには嬉しいものがありました。(あべすけ/岡山県英田郡)昔、会社にブラジル人が15人くらい働いていたことがあった。日系の人達だったのですが、日本語がわかる人が2人ほどしかおらず、英語も通じないので、辞書を片手にポルトガル語で一生懸命、作業指導表を書いた。 仕事が休みの日、その人達の借りている家に招待され、ブラジル料理をご馳走になった。とても明るく陽気な人ばかりで、入社したてだった私は、生まれて初めて異国の雰囲気を体験しました。そのうち、1人減り2人減りして、3年後にはみんな他の都市や母国に帰ったりして、誰もいなくなってしまったが、今どうしているのか時々思い出します。(キチザブロウ/岡山県倉敷市)新婚旅行でアメリカのディズニーランドに行きました。森の中を船で回る乗り物に乗った時、スタッフの方が先頭で何か演技をしているので見ていましたが、もちろん全部英語で何を言っているのかさっぱりわかりませんでした。まわりではみんな笑っているのに私たち2人だけ、ボーッとしていました。この時ほど英語が話してみたいと思ったことはありませんでした。(ももんがー/埼玉県久喜市)新婚旅行中、旦那様はサーフィンに夢中で一人浜辺に取り残された時、木陰でぽつんとしていると、外国人老夫婦が声をかけてくれました。とても優しくて親切で、もっと英語ができればもっといろんな話ができて親しくなれたのに…と悔しかったので、子供には言葉の壁を感じることなく世界中の人と友達になってほしいと思っています。(とっこ/静岡県小笠郡)新婚旅行で初めて海外に(アメリカ)行ったのですが、主人ももちろん初めてで言葉が話せないためにレストランにも入る勇気がなく、コンビニでクッキーなどを買って済ませたという情けない話が…。(りょうまま/愛知県名古屋市)私が行っていた幼稚園はカトリック教会附属のもので、当時の神父さんは確かイギリスの方でした。子供好きな人だったので彼の周りには自然と子供が集まり、英語の歌を教えてもらったりしました。今は忘れてしまったけど、卒園のときは園児全員で蛍の光を英語で歌ったんだそうです! そんな自然な形で自分の子供にも国際交流の場をつくってあげられたらな~と思います。(ちーず/横浜市栄区)
今回のリサーチの結果を見て、やはりたくさんのママパパが、お子さまの「英語・英会話」に興味を持たれていることがわかりました。教育の方法として「私が子どもたちに教えます!」という頼もしいママパパもおられましたし、「これから始めます」という方も…。
人間が生まれたときには、どの言語の音も区別する能力は備わっていますが、特定の環境下(例えば日本語のみの環境)に置かれた場合、使わない音を区別する力は年齢を追って順に衰えていくそう。感覚的(五感で覚える)吸収力がピークにある2~6歳の時期に英語の音(リズム)にふれさせることで、英語の耳と正しい発音を自然に無理なく育てることができるそうです。
今やインターネットやメディアの発達により、言語や言葉の情報は海を越えてどんどんやって来ています。これからの国際社会に向かって、習う・習わないはともかく、外国語の必要性・便宜性は高まってくるのではないでしょうか。お~っと、ママパパだって負けてられないかも??!!
第75回目の投票テーマは「胎教しましたか?」です。
今週もぜひ、ご投票ください。
国や言葉が違っても、親の気持ちは世界共通。ラブ&ピースでゴーゴー育児!!(byミキハウス子育て総研)
Q1: お子さまに、将来、英語・英会話を習わせたいですか?
Q2: 習わせるとするといつ頃から?
Q3-1: どんなやり方で?
Q3-2: その他の場合は具体的に。
Q4: ご自身の経験で、身近な国際交流のエピソードや失敗談があれば、教えてください。
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