Weekly ゴーゴーリサーチ(第66回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
自分の体はもちろん、子どもの健康や成長・発達についてなど、妊娠・出産・育児には悩みや心配ごとがつきものです。とくに初めてママパパになる方ならなおさらのこと。そんな時、頼りになるのがさまざまな角度から新米ママパパをサポートしてくれる、いわゆる“育児本”です。最近では多種多彩な育児本が発行されていますから、本屋さんに出かけたもののどれを選べばいいのかわからない…なんていう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回のゴーゴーリサーチNOWでは“育児本”をテーマに、皆さまの育児本選びやおすすめの育児本についてアンケートを行いました。全国の55192ママパパは、いったいどんな育児本を読んでいるのでしょう? もしかしたらアナタにぴったりの本が見つかるかも! じっくりご覧ください。
一番お答えが多かったのは「ときどき利用した(している)」で約45.6%でした。あとは
「よく利用した(している)(約41.1%)」
「あまり利用しなかった(していない)(約10.8%)」
「全く利用しなかった(していない)(約2.5%)」の順でランクイン。
冊数と入手については「1~2冊買った(約50.6%)」というお答えをトップに、
「3~4冊買った(約20.3%)」
「1~2冊もらった(借りた)(約19.0%)」
「5冊以上買った(約15.8%)」という結果が出ました。
というわけで今回、55192ママパパの場合は『自分で1~2冊買って、ときどき読んでいる』方が多いということになりました。
重視した点のトップは「見やすさ・読みやすさ」で、約81.6%の方がチェック。続いて「月齢別編集(約64.6%)」「テーマ別編集(約52.5%)」「情報量の多さ(約51.3%)」という結果になりました。
お寄せいただいたフリーコメントと合わせて見てみると、皆さまが育児本を開かれるのは“緊急時”が多いよう。だから「見やすさ・読みやすさ」にこだわられるのもナットクです。また、その他のお答えでは次のようなものがありました。
【その他のお答え】
●なるべく新しいもの
●今のママたちの声が反映されているもの
●写真などでわかりやすく説明しているかどうか
●雑誌などの紹介、また内容が専門的なこと
育児本はたくさん種類があるので、どのような傾向の本が自分に合っているか調べて購入するといいと思います。私は出産の時、自然な形の出産を望んでいたので、人から薦められて購入した「分娩台よ、さようなら」(大野明子著、メディカ出版)という本を読んで、とても感銘を受けました。(くーちゃん/神奈川県川崎市)「きらくに子育て」は従来の育児本と違い、おもしろおかしく読めて、またうなずくところも多く気分的にラクになった。(PORIN/愛知県岡崎市)「ママ1年生 赤ちゃんと遊ぼ」(大泉書店)。 月齢別の発育に応じた遊び方がイラストとともに紹介されているので、楽しみながら子供と遊ぶことができました。(オレンジ/佐賀県神埼郡)あまりにも、専門家の人が書いたのだとこうしなくてはだめ!! みたいになってますます悩むので、私は、絵や楽しみながら読める本を買いました。それから、育児漫画もおもしろかったです。気分転換にはもってこい。(ななかっちのママ/宮城県名取市)たまごくらぶ・ひよこくらぶのベネッセがだしているものを買い揃えました。だいたい編集の仕方が似ているので、いざというとき検索しやすくてよかったです。(にんじん/福岡県福岡西区)育児本って同じような事が書いてあるようだけど、子育てで自分が悩んでいる事が詳しく載っている本などをピックアップして買いました。それと私が買った本は「はじめての育児0~3歳」という本で月齢、年代別にその時々のこどもの成長過程が書かれていて、先輩ママさんたちの体験談なども載っていて悩んでいた事もすっかり解消された事もありました。それと「ママの小児科入門」という本も子供が病気のときとても役に立ちました。漫画形式で書かれていたのでわかりやすく勉強にもなりました。(くうちゃん/埼玉県南埼玉郡)育児本の古典でしょうが「育児の百科」松田道雄著が一番役に立ちました。読むのがちょっと大変だけど、「それでいいんだよ」という著者の言葉が聞こえるようで、不安の多い中ほっとしました。あとは、写真の多い、ぱっと見てよくわかる育児本も手軽でした。(まゆひめ/千葉県松戸市)「赤ちゃんと子どもの医学事典」…具体的な症状から調べられて便利でした。(ポッポ/横浜市港南区)毎月「赤ちゃん本舗」発行の「赤ちゃん」を定期購読していますが、色々特集を組んでくれたり、先輩ママ達の体験談などが聞けて役にたっています。おすすめ育児グッズなども紹介されており、参考にさせてもらっています。 あと、娘にはあざがあるのですが、やはり一般の育児書には少数派の皮膚病等のことはあまり詳しく載っていないので小さな欄でも構わないので毎回いろんな症状について取り上げて欲しいなあと思いました。(ともりんきゅー/兵庫県尼崎市)妊娠中から現在にいたるまで活躍している育児本があります。「はじめての妊娠・出産・育児百科」(池田書店)です。妊娠中は一カ月ごとに詳しく注意事項などが載っていて、出産の経過など細かく書かれています。育児に関しても、子供のいろいろな病気のこと、万が一の応急処置の仕方などが載っています。子供の具合が悪いとき結構心強いですよ。(こたまゆママ/大阪府池田市)
誰でも一度は目にしたことがあるのでは? という“育児本”についてお聞きした第66回目のゴーゴーリサーチNOW。皆さまのご意見・アンケート結果はいかがでしたか?
誰かに聞くほどでもないけれどちょっと気になることや、他のママパパたちはどうしてるのかな? と思ったことを知りたいとき“育児本”は便利なもの。ただ皆さまのコメントにもあったように「うちとは違う」ということが出てきても「個人差」を考え、自分なりの判断・使い方をされるといいのではないでしょうか。1冊の育児本を通じてママパパが、また家族が『妊娠・出産・育児』について関心を持ち、話し合う時間を持てれば素敵ですね!
第67回目の投票テーマは「どうしましたか?内祝い」です。
今週もぜひ、ご投票ください。
開いたつぼみ、顔出す新芽。いろんなものに元気をもらって…春だ! 陽気に…ゴーゴー育児! (byミキハウス子育て総研)
Q1: 妊娠・出産・育児などに関して、いわゆる“育児本”(月刊誌を除く書籍・単行本)を利用しましたか(していますか)?
Q2: “育児本”に関して。(2つまで可)
Q3-1: “育児本”を選ぶ際に重視したことがら。(5つまで)
Q3-2: その他の場合は具体的に。
Q4: 育児本のそろえ方のヒントや、実際に役立った本のタイトルとその理由を教えてください。また、こんな内容の本があれば便利なのにといったご意見もお聞かせください。
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