Weekly ゴーゴーリサーチ(第61回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
今、社会的にも子どもの育て方や教育に関心が集まっています。親が自分の子どもをしっかりと育てることはもちろん、地域が一団となって教育や子育てに携わってこそ、子どもたちがしっかりと成長していくのではないか…この視点のもと、各地でもさまざまな取り組みが行われています。
そこで今回のゴーゴーリサーチNOWでは、「我が町の子育て支援」をテーマに、全国の55192ママパパにアンケートを実施しました。行政だからこそできる子育て支援はたくさんあるはず。また、お隣の町の子育て支援についてもちょっと知ってみたいと思いませんか? 育児真っ最中のママパパのニーズに、各地方公共団体は果たして応えてくれているのか…興味津々の結果をごらんください!
一番多かったお答えは「図書館」で約47.8%。続いて「育児相談(約39.7%)」「育児サークル活動(約27.9%)」「絵本読み聞かせ・紙芝居(約21.3%)」という結果になりました。 最近は子ども図書のコーナーに自由に遊べるスペースを設けている図書館も多いようですから、本を読んだり探したりするだけでなく、コミュニケーションの場として利用されている方も多いのではないでしょうか。また育児相談やサークル活動は、頼れる人や何でも話せる仲間を見つけることができる貴重なチャンスでもありますよね!
55192ママパパが利用した
その他のサービス
・ 3カ月、6カ月、1歳児検診
・ 児童館で遊ぶ
・ 病後児保育室や夜間保育
・ 保育園開放
今回の調査では「普通」という方が約40.4%でトップ。
でも「遅れている」とお答えの方も約35.3%いらっしゃいました。
また「進んでいる方」は、全体の約14.7%。地域による違いやギャップは、子育てしている者にとってはとても気になること。子どもの人口や環境によっても異なるのでしょうが、良いサービスは地域にこだわらず、積極的に提供してほしいものですね。
先日、子育てを考える講演会があった。とても良かったし、その間、子供を見てくれた(ボランティアの方)。しかし、こういったことが私の住む市では、年に1度ぐらいしかないので、年に、3~4回ぐらいやっていただけるとうれしいと思った。(北海道紋別市/なおやん)どのようなサービスがあるのか分からないのが実情です。集団検診などの時にパンフレットを渡すなどの周知があると助かります。(北海道札幌市/ありすがわ)「少子化」と言われていますが、子育てにはお金がかかります。でも、家庭の収入は減る一方で、とてもじゃないけど何人も子供を育てていく余裕もないし不安もあります。共働きできるように保育料をもっと安くするとか、医療費免除の年齢を延ばすとか、経済支援をもっとしてほしい。(北海道函館市/かんな)他の所と比べても、とてもよくやってくれているので…コンサートがあったり、講演会があったり、しまじろうのお兄さんが来たり、イベントの後には、子供のジュースとおやつ、親の飲み物まで頂けたり、もちろんどれも無料です…このまま、続けて頂けたら、うれしいです。(栃木県足利市/まりちん)低年齢(新生児~3歳ぐらいまで)の子供が安心して遊べる遊具を置いた公園を設置して欲しいです。近くの公園を見ても、低月齢の子供には危険な遊具が多くて遊ばせられないので、高さの低い滑り台・背もたれ付きのブランコ・枠の太くて高さの低いジャングルジムとかがあると良いのにな~と思います。あと、以前埼玉県川越市にいた時には「こどもの城」という室内で遊べる施設があり、雨の日はそこに行って遊ばせていたけれど、今いるところ(茨城県ひたちなか市)にはそういった室内で遊べる施設がないので全国レベルでそういった施設の設置を検討して頂きたいと思います。(茨城県ひたちなか市/かっぱboy)育児相談を毎月定期的にでもやってほしい。専門家に聞きたいことはいつもたくさんあるし、アドバイスいただくと安心して育児出来るため。あと、他のママとの交流も出来るので、少しのんびり出来る場所でじっくりやってもらえたらうれしい。(埼玉県さいたま市/ふうか)平日の遊び場を提供してくれる場は沢山あるのですが、土日にも家族で遊べる場を提供して欲しいです。子供が歩けるようになり、やっと公園などでも遊べますが、せっかく子育てセンターを各自治体で提供しているので父子でも遊べるように休みの日にこそ開いて欲しいです。(東京都台東区/こらくだ)母親だけでなく家族にも、もっと子供との接し方や育て方の指導をした方がいい。 30年前の子育てを姑たちから強要されることもなくなるし、わが子への虐待も減るのでは?(東京都板橋区/ゆーたん)小児科の休日・夜間の受け入れ態勢がいまいち。近くに市立の総合病院があるのに当番制になっているらしく、緊急なのに「今日は当番じゃないので」と断られたことがある。大人なら我慢できることでも子供だと心配。もう少し考えて欲しい。(東京都日野市/のんのん)私が住んでいるところは、待機児童全国ワースト2の横浜市です。 はっきり言って、育児支援は遅れているし、保育園は全然足りません。(私も3年連続待機児童で、未認可園を利用しています)。 認可保育園の増設・定員増、保育園の一時保育、延長保育、未認可保育園への補助、幼稚園の延長保育など柔軟で幅広い保育支援・育児支援をしていってほしいです。(神奈川県横浜市/りさちゃん)共働き家庭なので、保育園に預けていますが、保育料が結構キツイです。予防接種や検診等全て平日の昼間に集中しているのもとっても困ります。小学校に上がってからの放課後児童クラブも校区内には現在の所はまだなく、働く母にとっては、行政支援の遅れを感じます。(静岡県富士市/こうちゃん)現在、3歳までは、医療費は行政が負担してくれていますが、3歳すぎてから の方が、医療費ってかかります。水疱瘡やおたふく、中耳炎に虫歯、 子供が5人いる我が家では、カゼをひくだけでも、みんなで受診すると、 かなりの出費です。義務教育中は、医療費負担してくれると、ありがたいです。(愛知県豊田市/くままーく)サークルとか、同じ町でのママ友が集まれるようなものがあったら いいなぁと思う。(愛知県幡豆郡/ゆっきー)一時保育を近所の保育園でも実施して欲しい。経済的支援では、小学入学前の子の医療費の無料とか、保育園や幼稚園の保育料を安くするとか、大規模な児童館を作ったり(雨の日でも遊べる)や、児童館をいつも開放して欲しい(午後は学童保育で、場所がないし)。(京都府京都市/かずママ)子育て支援として、家事、育児を有料でよいのでお手伝いしてくれるサービス等があればうれしい。(兵庫県明石市/もんちゃん)一時保育したくても、まず登録、そして予約とめんどくさい。でも、一番だめだなーと思うのは、公共施設などにオムツ替え出来るところが少ない事ですね。ベビーカーで入れないところも多いし、赤ちゃんだけでなく車椅子ではないけど、障害のある子供などベビーカーで動けない。ベビーカー可でも階段しかないところもあるし。でも、行政の方は進んでいるーと威張っているところが一番嫌かな。(福岡県北九州市/メロンの母)子供の事や家族の事の書類関係などの届出を何処の支所などでも受け付けて欲しいし、簡単に済ませて欲しい。赤ちゃんを連れてたり、子供を2人連れて行ってるのに「これはこの窓口では出来ない」などたらいまわしが多く融通がきかないし、職員の対応も悪い。(熊本県熊本市/うさはな)
今回のアンケート結果やフリーコメントを読ませていただくと、やはりママパパたちは地方公共団体のサービスにさまざまな思いをお持ちであることがわかりました。無料、また比較的手ごろな金額で利用できるのが公共サービスのメリット。だからこそ、本当にみんなが求めているものを提供してほしいと思いますよね。
各団体にこんなママパパの声が伝わり、今よりさらに利用しやすくて、誰にもやさしいサービスが増えることを、私たち[55192.com]も心から願っています。
第62回目の投票テーマは「デジカメ使ってますか?」です。
今週もぜひ、ご投票ください。
お散歩しながら口ずさむのは春の歌。つないだお手々もあったかい…ゴーゴー育児!(byミキハウス子育て総研)
Q1: 地方公共団体が主催する育児支援サービスのうち、利用したことがあるサービスは?(複数可)
Q1-2: その他の場合は具体的に。
Q2: 他の町と比べ、我が町は育児支援が…?
Q3: 行政として、今後、もっと力を入れてほしいサービスは?
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