離乳食 授乳・離乳食 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
8ヶ月の女の子です。離乳食を全く食べずに困っています。スプーンを口へ運んで待っていても、口をつぐんでそっぽみたり泣いたり…。ごくたまに口を開くこともあるんですが、1食が全量大さじ1分くらいしか食べません。手作りでも市販のBFでも同様です。
ベビーせんべいや食パンの内側、ご飯粒等の固形物をあげるとすぐに口を開けます。離乳食を開始してもう2ヶ月以上たちますし、1ヶ月前からハイハイも活発になったのに、未だにこの状況なのでどうすればいいか困っています。
今後食べるようになるのでしょうか。また少ししか食べなくても2回食にすべきでしょうか。
離乳食についてはかなりの個人差があるので、一概には言えませんが、理由は様々です。
・「食事」に慣れていないので、ミルク(おっぱい)の方がいい。
・スプーンがイヤ!(金属製を嫌がる子もいます)
・味が嫌い!
・ドロドロしてるより、「お口の中に食べ物がある!」って感じが好き。
・お母さんの笑顔が見られない(焦りなどから)
「ちゃんと食べてほしいのに」「たくさん食べて欲しいのに」というお母さんの思いがうまく伝わらないと、赤ちゃんは「イヤイヤ!」気分になってしまいます。
毎日時間を決めて「お食事タイム」をつくりましょう。食べても食べなくてもOK。ママがニコニコ笑顔で、接してあげることがイチバン!
固形物は、モグモグ、カミカミして食べられるのかな?食べられる物があるのでしたら、少しずつあげてみたらOKです。うんちの様子など見ながらあげましょうね。
「お食事タイム」の前は、ミルク等はあげず、お腹を空かせておいてね。ママも一緒にお口を開けて、食べるのを見せてあげるのも効果的。
月例とは関係なく、発達段階も離乳時期も様々です。まずは、焦らず楽しい時間を過ごせるような工夫をお勧めします。「お食事タイムって楽しい♪ママの笑顔が好き!」って、待ちわびるようになってくれたら嬉しいですよね。
保育士:はっぴぃ
2011年11月14日
そもそも離乳食とは、いったい何が目的なんでしょう。離乳するときに備えて栄養を摂ることが最大の目的ではありません。食べる練習をすることが目的です。
お子様は固形物の方がお好きなようですね。でしたら、歯茎ですり潰せるほどの固さにしても構わないと思います。それで順調に食べることができたら言うことないですし、仮にもし食べられなかったとしても、以前の食事に戻し、時間を置いてから再びチャレンジするといいですよ。
食べなかったら食べなかったで大丈夫です。無理強いしてキライになってしまったら本末転倒。それだけは避けたいことです。
とりあえず、育児やネットで仕入れた情報をいったん捨てて、赤ちゃん本人に聞いてみてくださいね。
離乳食の固さをいろいろ調節したり、食べたがる品目によって、赤ちゃん本人の好みが見えてきます。赤ちゃんは、まだ言葉を話すことはできませんが、ママには必ずいつも訴えています。
離乳食は、食べさせた後、赤ちゃんがどんな様子だったか、よく観察することが大事なのです。
たくさん食べたら、「今日はおなかがすいてたの? いっぱい食べてえらいね」とか、あまり食べなかったら「まだおなかがすいていないんだね。今度は食べてね」などと、赤ちゃんに話しかけてください。
食べなかったら、食べなかったで仕方がない。たくさん食べてくれたらラッキー!ぐらいの心構えでいればママも離乳食時期をストレスなく過ごせると思います。
先輩ママ:のらのらうさぎ
2011年11月14日
ベビーせんべいや食パンなどの固形物は食べられるということですね。安心です。お子さまは、離乳食に興味を示しているということですよ。
8か月という月齢から「イヤイヤの時期」なのかもしれません。離乳食が食べたくないということではなく、イヤイヤの時期は何でも「イヤ」といった行動を示すお子さまの発達段階の一つなのです。
ゆっくり焦らず離乳食を進めるにあたって、何かのきっかけでお子さまが食べてくれると思います。そのタイミングを待つ意味でも、リズムを付ける意味でも、離乳食の時間を毎日もたれることは大事ですね。
もう一つ考えられるのがスプーンに抵抗があるのかもしれません。スプーンの種類を一度変えられてチャレンジされるのもいいと思います。お母さまが、お子さまの目の前でスプーンを使って「美味しいね」と食べられることも、お子さまの興味をひく一つかと思います。
お子さまがスプーンで離乳食が食べられた時は、たくさん褒めてあげてくださいね。お母さまの嬉しい気持ちがお子さまに伝わり、これからも食べてくれるきっかけになるかもしれません。
2回食は、あまり月齢にこだわらずお子さまがもう少し食べられるようになってから始められてもいいかと思います。焦らずにゆっくり勧められるといいですね。
栄養士:畑暁子
2011年11月14日
離乳食を始める時期は 赤ちゃん自身が食べたいな!というサインを出してくれます。 母乳はまだ飲んでいるでしょうか。飲んでいれば栄養は心配ないですね。
離乳食が始まるまでにいろいろな味に慣れることも大事ですよね。母乳・ミルクのほかに、白湯や果汁・野菜の煮出し汁など。哺乳瓶のほかにスプーンなどの道具に慣れること。
段階を踏んで赤ちゃんがママたちの食事を見ていて目をキラキラ輝かせて食べたいなという態度がみられると、離乳食はどんどん進んでいくと思います。
ただ赤ちゃんによってはどうしても食べてくれない子もいます。仕方がありません。心配することはありません。お腹がすけば食べるときが来ます。
我が家の息子がそうでした。母乳は出ずミルクはあまり飲まない子でした。2番目だったこともあり、なるようになれという感じで過ごしてきました。
高校生になってとにかく食べました。ただ反省点は、好き嫌いが激しい子に育ってしまいました。離乳食の時、いろいろなものを食べさせれば好き嫌いがなかったのでは…と考えたりもします。
お母さまたちがきちんと食べている姿を見せたり、一緒におかゆを食べたりする姿を見せると意欲が出てくるかもしれませんね。
月例に関係なくお子さまに合わせて進めていってほしいと思います。今食べなくても必ず食べる時が来ますので頑張ってほしいと思います。
幼稚園教諭:なおちゃん
2011年11月14日
現在、幼稚園児から小学生まで四人の子育てに奮闘中です。主人の転勤により、英語がわからないのにアメリカで出産・育児した経験があります。自分でお役にたてることがありましたらうれしいです。
保育所の栄養士として乳幼児の栄養に携わって来ました。多くのお母さんから離乳食に関する悩み相談を受けながら一緒に私も成長させてもらいました。この経験を少しでも生かせたらと思っています。離乳食に限らず食に関する事なら出来る限りお答えしたいと思っています。
幼稚園教諭です。今はお手伝いと言う立場でいろいろなクラスの子と関わっています。仕事の合間に子育て支援、主におもちゃ作りの講習会をしています。作ったおもちゃで親子が楽しく遊んでくれることを願っています。
Copyright © 2011 Mikihouse child & family research and marketing institute inc. All rights reserved.
この記事にコメントしよう