保育園・幼稚園 育児・しつけ 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
幼稚園年少の男の子です。バス通園しているのですが、添乗した先生と未だに挨拶ができない、園では周りのお友達が元気に歌っている時に一緒に立って見ているだけ、など気になる様子が色々とあります。入園して1ヶ月半で、まだまだ緊張していたり慣れなかったりする部分もあるかと思いますが、母としては心配です。
3歳でオムツが取れないこと(パンツを嫌がる、トイレを怖がる)、集団生活に慣れないことから、市の発達相談センターでは知的障害を伴わない自閉症だろうと言われました。例えば教室から脱走するとか、目立つような逸脱はありませんが、みんなの手遊びを見ているだけなど、確かに集団生活に乗りきれていないところは見られます。
家では幼稚園で覚えた歌、身振り、挨拶、出欠の取り方など再現して色々と教えてくれています。もっと時間が経てば息子もお友達のように元気に活動できるでしょうか。
集団の中ですぐ慣れて行動できる子もいれば、なかなか慣れない子も。個人差はあるかと思います。発達センターでは実際に行動を見て自閉症と言ったのかはわかりませんが、私はもう少し様子を見てもいいかと思いました。お家では幼稚園での様子を再現出来るのですから。
私の保育士経験から、慣れてすぐ友達と遊べたり、集団行動が出来るのが当たり前ではなく様子を見ている子もよくいますよ。お家では安心して振る舞えるのかもしれませんね。お子さんのペースを大切にしてあげることが大事かと思います。
保育士:よしよし
2024年6月26日
まだ挨拶をする意味もよくわかっていない3歳です。子どもは周りの人マネで色々覚えていきますが、マネして何かをすることに興味がなければ挨拶もしないでしょう。オムツにしても大人になってまだオムツの人はいませんからそこは気長に待つしかないです。慣れ親しんだ家とは違うところでの排泄は、旅行に行くと便秘になる大人と変わりません。幼稚園がお子さんにとって、安全、安心の場になれば今の問題は1つずつ解決していくと思います。
お子さんにいっぱい幼稚園の様子を聞いてください。「今日はどんな楽しいことがあった?」「○○先生におはよう!って言ってみた?」質問に答えられなくても、何を言いたいかわからなくても、何も言わなかったとしても、毎日嫌がらずに登園するのであれば、見守ってあげてください。毎日、たくさんの刺激に対応しているスゴイ3歳児です。頑張っている彼の一番の応援者でいてください。
心理カウンセラー:番長
2024年6月26日
「お友達と同じように元気に活動してほしい」というお気持ち、わかります。もしかしたら、今の息子さんにとってはお友達と一緒に遊ぶことが楽しいと思えない、むしろ「怖い」「不安」の方が強いのかもしれません。他人の表情や雰囲気から、相手の気持ちを感じ取ることが難しいのではないでしょうか。
たくさんの子どもたちと一緒に楽しむことよりも、好きなことが同じとか、雰囲気が似ている一人や二人と気が合って一緒にいる、というタイプもいますし、関わり方がわからない場合も大いにあると思います。そのお子さんによってタイミングはそれぞれですが、しっかり成長していきます。緊張が強いタイプのお子さんは、園や学校で過剰に頑張ろうとしているために疲れやすいことがあります。お子さんが何に嬉しそうな反応をするのか一つずつ見つけてあげてください。
特別支援学校教諭:KAN
2024年6月26日
私達大人も初対面の人とすぐに親しくなれる方と時間かかる方いますよね。新しい環境にさっとはいれる人、よく観察してから自分をだしていく人、様々だと思います。お家での幼稚園の再現は楽しいですよね。よく観察、記憶しているからできることなので心配ないと私は思います。
私の娘もお友達が作れず(作り方、関わり方わからず)幼稚園の先生に相談したことがあります。私は家の近くで少し話しやすそうなお母さんに正直にお願いして、お互いの家を行ったり来たりして遊ぶ機会を作ってもらいました。そのお友達を通して少しずつ友人関係の輪が広がっていきました。これは方法の中の一つにすぎませんが、同年齢のお友達と遊ぶことで自然に身についたらいいと思います。
保育士:きぬよ
2024年6月26日
『挨拶』
→焦らず行きましょう!緊張もまだまだありますし、だんだん身についていきます。大人が見本となるよう挨拶を元気にしてあげたらそれで大丈夫です。
『周りのお友達が元気に歌っている時に一緒に立って見ているだけなど、気になる様子が色々』
→立ってみているのは、見取り稽古とも言える、学習プロセスの一つでもあります。ちゃんと理解してからやりたい、失敗したくないなどの気持ちもあるかもしれませんね、その場にいることは学びであり成長のチャンスです、焦らずその場にちゃんといて見ている事を評価してあげてくださいね♪
『もっと時間が経てば息子もお友達のように元気に活動できるでしょうか。』
→理想の子どもの姿や、子どもってこういうものと言うイメージがありますが、何百人も子どもを見てるとみんな違うな?って思います。元気と言うのが、どんな姿を指してるかはまた人によって変わってくると思いますが、大切なのは、お子さんが楽しく、幸せに過ごせているかなので、本人がどうか?というのを大切にしてあげてくださいね♪
公認心理師:ふみ
2024年6月26日
公立の保育園の保育士を30年以上してました。2人の男の子と1人女の子の孫がいます。孫は保育園に入っているので、病気の時は私の出番。娘の働きながらの子育てを援助しながら、月1回、タッチケアというベビーマッサージのワークショップを開いて、子どもと、親の心と体のふれあいの大切さを伝えています。また、妊婦さんと1歳未満のあかちゃんがいるママ同士が交流する「ひよこサロン」の スタッフもしています。子育ての先輩、保育士の経験、そしておばあちゃん世代として、お役に立てればと思います。
3人の子どもを育てながら「子どもの自立」をテーマに、教育の技術、カウンセリング、米国のセルフマネジメントなどを学んだのち、上級ケアストレスカウンセラーの資格を取得しました。現在、自立した親子関係構築(Family building)の支援や人事コンサルタントとして、一般個人と企業のサポートに携わっています。みなさん!自立に必要なものはなんだと思いますか?それは夢(ゴール)なのです。
3人の子どもがいます。母乳で育てた経験から、地元で母乳育児サークルを立ちあげてママさんたちと励まし合っています。特別支援学校の教員をしており、発達障害についてもお役に立てるかと思います。のんびり、ゆったり、楽しんで育児ができるよう応援します。
二男二女の母、孫二人を持つ元保育士。現在は地域の児童館、保育室などで子どもたちと関わり合いながら、成長していく素晴らしさを肌で感じています。「Nobody’s Perfect」子育て講座のファシリテーターとして育児中のママたちと接し、完璧な親も子どもも存在しない、気持ちに寄り添う大切さが伝えられることを願っています。
㈱児島教育研究所代表取締役、全国認可保育所東京都認証保育所協会副会長・小規模保育部会長、江戸川区小規模保育所連絡会会長、江戸川区児童発達支援連絡会会長、元日本個人心理学会常任理事。保育士として働く中で、子ども達の気持ちを受け止め、一人一人と向き合う保育がしたいと保育園を立ち上げたのがスタートで、現在は小規模保育所にっこりハウスの園長として乳児期の保育や保護者支援に関わる他、学童保育や、児童発達支援・保育所等訪問支援にっこり相談室を運営し、発達障害や気になる子どもの支援、心理カウンセラーとして、子育て相談や保護者や保育者向けの研修、ひきこもりやニートや非行少年の支援等子どもたち全般に関わる活動をしています。子どもって、本当に純粋でまっすぐな心を持っているんですよね。それゆえに時として困った行動となって現れることもありますが、少しでもその思いを伝えることができ、子育てを一緒に楽しんでいけたらと思っています。
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