予防接種 子どもの病気 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
11歳、8歳、5歳、3歳双子の5児の母です。水ぼうそうは、上のふたりはかかったので未接種です。ほか3人は1歳を過ぎた頃に接種済みです。おたふくは、5人とも1歳を過ぎた頃に接種済みです。1年程前に近所の病院で追加接種について相談をしたら、「1回で十分です。かかっていなくても、水ぼうそうやおたふくの菌はもらっていますから」と言われました。
でも、その後いろいろと調べたのですが、2回接種の必要性を感じるようになりました。今からでも水ぼうそうを5歳と3歳の双子に、おたふくを5人に接種するべきなのでしょうか?
まず、水ぼうそうですが、小児科で診断されたのなら上のおふたりは追加不要でいいでしょう。まず間違う疾患ではありませんし。下の3名は追加すべきです。10月から定期接種になり費用負担がなくなります。(年齢、自治体によって違いが出るかもしれません)
おたふくかぜの追加はぜひしておいてください。1回接種ではいずれ抗体が下がる可能性もあります。麻疹・風疹が2回接種になったのと同じ理屈です。
医師 小児科:桑折 紀昭
2014年9月 4日
水痘、おたふくかぜは、1回予防接種していると、軽くすむとはいえかかってしまう率は多いです。そのため日本小児科学会では2回接種を推奨するようになりました。
おすすめは、水痘2回目は1回目から3ヶ月以上あけて、おたふくかぜは1回目1歳過ぎ、2回目は年長さんにあたる就学前年度です。実際に罹った人以外は、きちんと2回接種することをお勧めします。
※平成26年10月1日より1歳(誕生日の前日)から3歳(誕生日の前日)までのお子さんを対象に水痘ワクチンの定期接種が開始されました。1回目の接種は、生後12ヶ月から生後15ヶ月までの間に、2回目は1回目接種後3ヶ月以上経過してから(標準的には6ヶ月から12ヶ月経過した時期)に行うこととなっています。
平成26年度に限り(平成27年3月31日まで)、3歳の誕生日当日から5歳の誕生日の前日までのお子さんも定期接種の対象とすることとしています。
医師 小児科:澤田 雅子
2014年9月 4日
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