ストレス ママ・家事・家計 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
5歳3歳2歳の子どもがいます。無責任な発言かと思いますが「子育てに疲れました」。朝起きて寝るまで、小さな事がきっかけでケンカが始まります。一人に本を読んでいると「私も」「ダメ!」「ぼくの本だからダメ」などキーキー、ケンカになります。「みんなのだから一緒に読もう」「順番ね」など言っても全然ダメで、イライラが爆発してしまいます。
食べ物ひとつでキーキー、オモチャや遊びでキーキー、一日中聞いていると気が滅入ってきます。もともと気が短く、口うるさく注意したり怒鳴ったり、時には手が出てしまったりと決して良い子育てをしているとはいえません。
もっとおおらかな気持ちで子育て出来れば、子どもたちも小さな事でケンカせず物を分け合ったり、ヒステリーを起こすことなくきちんと言葉で伝える事ができるのかな?と思ってみたりしますが、自分の子どものことなのに子どもたちの気持ちが分かりません。
最近では時々「子どもたちが居なければいいのに」と思ってしまいます。子どもが生まれてから穏やかな気持ちで過ごせた日は数えるほどしかないような気がします。いつもどこか余裕がなく、すぐイライラしています。
周りにいるママさんたちが、とても上手に子育てしているように思え、へこみます。子どもたちに無関心になりつつある私はどうしたらいいのでしょう?
今が一番心も身体も疲れている時ですよね。大丈夫、みんなそうやって悩んできていますから問題ありません。子どもの行動はすべて「自分とお母さん」が基準だと思ってください。
自分がお母さんにどれだけ愛してもらっているか、気にかけてもらっているのか、兄弟がいればなおのこと。自分が一番お母さんから愛されていると感じて満足したいのです。本能ですね。3人とも子どもらしく自己主張をしていますから、とっても健康的に育っていますよ。
しかし、順調に育っているからイライラせずに我慢せよといっても困りますよね。そろそろ言葉の意味もわかるようになってきますから、積極的に「私メッセージ」を出してみましょうか。
注意をする時に「あなたたち、うるさい!」ではなく、「あなたたちがケンカばかりしているから、お母さんはとっても悲しくてつらい。お母さんは3人とも大好きでとても大事に思っているんだよ」という具合にいいます。
主語が「あなたたち」ではなく、「私は悲しい」と話すのです。
怒鳴らずにゆっくり話してください。そして順番に膝に乗せて1人ずつ抱きしめてあげてください。待てずに「私も!」と他の兄弟を押しのける場合、これは不安からくる行為です。順番を待てば、自分も同じように抱きしめてもらえると理解できれば待てるようになります。できたら思いっきり「さすが、○○ちゃん」とほめてあげましょう。
兄弟げんかは社会に出るための重要な訓練の1つです。だんだん、お母さんの取り合いもしなくなりますから、今度は寂しくなりますよ。
心理カウンセラー:番長
2013年8月30日
3人のお子さんに恵まれて幸せな反面、大変な面もあると思います。お子さん達はお母さんが好きで独占したいように思います。1人ずつの時間がもてたらいいかと思うのですが、下のお子さんが早く寝たときは上のお子さんとの時間をもつとか旦那さんにも協力してもらったりはできますか?
子どもは外に出ると開放感からかトラブルが少なくなります。しんどくなってきたら外に出て空気を吸うのもいいかもしれませんね。
お子さんの事を大切に思っているからこそ、いろんな思いが出てくるのだと思います。みんな一緒ですよ!私も子育てにイライラしてしまう事がありますが、子どもはケンカしながら学び成長していくのです。
上のお子さんが小学校に入ると、もっと落ち着いてくると思います。1人で悩まないで、気を楽にして、楽しい子育てをしてください。
保育士:なっちゃん
2013年8月30日
私は、長年保育士をしてました。3人の孫が近くに住んでいます。相談を読んで、まさに娘と同じだと思いました。
子どもの気持ちが分からない、周りにいる人は上手に子育てしているように見える、それに比べて自分は…と思われているのですが、少なからずママたちは同じように感じていますよ。こうして相談していること自体すごいことです。これではいけないと思っているのですから。
でも、少し肩の力を抜いて、いい意味で無関心になりお子さんたちの遊びを見守るだけにしてみてはいかがでしょう。もちろん危険なことや、傷つけあうことは止めなくてはいけませんが。
今が、一番大変な時かもしれませんが、子どもは日々成長しています。気づけば手がかからないなと感じる時期が来ますよ。
保育士:よしよし
2013年8月30日
私は良い母親になろうとは思いませんでした。その代り、子どもたちにとって良い友だちになりたいと思いました。でも、時にはずるいので親の権限を使ったりもしました。
子どもたちが喧嘩を始めたら私は遠くから見ていました。誰の応援もしません。別の部屋に行くこともありました。寝たふりしたときもありました。その内仲良く遊びはじめました。
自分が疲れたり嫌なことや子どもたちに止めてもらいたいことがあるときにはきちんと話しました。そして、助けてもらいました。助けてもらった時にはいつも「ありがとう、本当に助かる」と言って思いっきり抱きしめました。
子どもたちはお母さんが大好き!!そのお母さんが困っていたら助けてくれます。
ご主人さまもお忙しいと思いますが、自分が子育てしていて大変なことをきちんとお話したらいいのではないかと思います。みなさん手探りで同じように思っているのではないかと思います。
先輩ママ:さいあ
2013年8月30日
3人の子どもを育てながら「子どもの自立」をテーマに、教育の技術、カウンセリング、米国のセルフマネジメントなどを学んだのち、上級ケアストレスカウンセラーの資格を取得しました。現在、自立した親子関係構築(Family building)の支援や人事コンサルタントとして、一般個人と企業のサポートに携わっています。みなさん!自立に必要なものはなんだと思いますか?それは夢(ゴール)なのです。
公立の保育園の保育士を30年以上してました。2人の男の子と1人女の子の孫がいます。孫は保育園に入っているので、病気の時は私の出番。娘の働きながらの子育てを援助しながら、月1回、タッチケアというベビーマッサージのワークショップを開いて、子どもと、親の心と体のふれあいの大切さを伝えています。また、妊婦さんと1歳未満のあかちゃんがいるママ同士が交流する「ひよこサロン」の スタッフもしています。子育ての先輩、保育士の経験、そしておばあちゃん世代として、お役に立てればと思います。
母親になって母親ってこんなに楽しものなんだなって思います。毎日沢山の発見と楽しみがあります。子どもの笑顔を見ているのも大好きです。結婚する前は子ども英会話教室で子ども達に英語を教えていました。最近は地域の子育てに関する講座などを計画したりしています。子どもとともにいろいろなことを学んでいきたいなって思っています。
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