トイレトレーニング 育児・しつけ 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
4月生まれの女の子です。3歳の誕生日頃オムツが取れましたが、昼間の頻尿(1日15回)と、夜間はオムツがとれていません。本人もなるべく我慢しようと努力しているようですが、逆に少しおもらししてしまうこともあります。お昼寝の時は8割程度おもらししてしまうので、いつのまにか眠ってしまった時には、お尻をさわって確かめてしまいます。
30分ほど歩いて登園していますが、登園直前に排尿を済ませても、園に到着してトイレに直行し、時には通園途中でトイレに行ったり、もらしてしまうこともあるようです。幼稚園自体は大好きで、園での出来事も話してくれ、ストレスはあまりないように思われます。
オムツはずれの頃に次女を出産し、次女に目が向けられているストレスは大きいように思われますが、次女はまだおっぱいも飲んでいますし、圧倒的に手がかかるのはどうしようもなく困っています。
幼稚園では排泄は一人ですべてできているようですが、家にいると毎回トイレまでついてきてといい、爪かみであったり、服しゃぶり、ご飯もたべさせてあげないと食べないなど、赤ちゃん返りもあるかと思いますが、どうしたらいいのでしょうか?意識して長女を可愛がるようにはしているつもりなのですが…。
昼間の頻尿と夜尿はあっても、幼稚園で排泄は自分でできているのですね?やはりおっしゃるように赤ちゃん返りというかお母さんへの依存心が大きいのではないでしょうか。
尿路感染などがあるといけないので小児科で検尿して、異常がないのであれば、姉妹で一緒におむつはずしするくらいの気持ちで、少しでも上のお子さんが自分でできていること(たとえば30分も歩いて登園していることや幼稚園を楽しんでいることなど)をほめてあげたり、それは母としてすごく助かることだから嬉しいよ、ありがとう。と本人に伝えていくようにしたらどうでしょう?
忙しいでしょうけれど必ずいつかは解決することです。小さなお姉ちゃんの気持ちに添って、あせらず見守ってあげて下さい。
医師 小児科:澤田 雅子
2013年5月17日
お姉ちゃんのおしっこもお悩みかもしれませんが、下のお子さんのおっぱいを卒業なさってみてはいかがでしょうか。おっぱいを卒業するとしっかりご飯を食べてくれるようになり、おなかが満腹になれば、夜も起きずにしっかり眠れるようになってきます。
そこから、お姉ちゃんとゆっくりつきあってあげてみられ、失敗しても大丈夫よ!と受け止めてあげてください。失敗がなくなり、また再開して、また成功が続く…の繰り返しで、気がつくと最近でてないね!という日が必ず来ます。
お姉ちゃんは、4月生まれの女の子。いろんなことを、瞬時に察知して、おしゃべりもとても上手、よく気がついて、よそのお母さんから見ると、しっかりしてて頼もしいお姉ちゃんなのではないでしょうか。
わが子も5月生まれで、ちゃきちゃきしていましたが、下の子(3歳あいた双子)が生まれると、おしっこの失敗が増え、結局年長終わりぐらいまで、ちょこちょこ失敗がありました。
まだまだお母さんに甘えたくて、でもおしっこが漏れちゃう自分もいて、きっとお姉ちゃん自身も、いろんなジブンと葛藤しながら、がんばっていると思います。
失敗したときは、軽く流し、出てなかったときは、今までにないほどの驚きでほめてあげ、しっかり抱きしめてあげてください。成功したときのピカピカの笑顔がみられますように…。
保育士:ひなこもち
2013年5月29日
小児科・アレルギー科。日本小児科学会認定医。東京大学医学部附属病院および関連病院勤務を経て、平成15年開業。喘息などの診療の傍ら、アレルギー相談・育児相談を重視。自らも小学生男子2人の子育て中。
8歳の女の子、4歳の男女の双子の母です。フルタイムで保育士をしています。双子ならではの悩み、子育てと仕事の両立、忙しいお母さんたちの悩み…。よかったことも、だめだ~と思ったことも、悩んでいるお母さんに少しでも、よりそえることができたらいいなと思っています。子育てに行き詰まっても、やっぱり子どもたちは、私たち大人に、元気と感動をくれます。悩んで、楽しんで、笑って、泣いて、子どもたちと一緒に感動をみつけたいなと思います。
Copyright © 2011 Mikihouse child & family research and marketing institute inc. All rights reserved.
この記事にコメントしよう