ほめ方しかり方 育児・しつけ 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
小学6年生、4人きょうだいの長男です。親の財布からお金を抜いてゲームを買っていました。理由はほしかったからで、お金を取ったことを聞き出すのに、嘘を突き通して、旦那が問い詰めてやっと言いました。
習いごとをやめたいというのも、理由は嘘で、本当はつまらなくなったからでした。本当のことはなかなか素直に言いません。都合が悪いと口を閉じて何も言わなくなります。反抗期なのか、育て方を間違えたのか、悩んでしまいます。
子どもの自立を促すためには、まず一人の人間として尊重してあげる姿勢が重要です。嘘は自分という存在を守るために、とっさについていることが子どもの場合多く見られます。
親の財布から盗むなんてすぐにばれることです。その場合の対応も両親そろって、お兄ちゃんに「すぐにばれることなのになんで財布から盗んだの?バッカだなぁ?」とやった行為のバカさ加減を笑い飛ばすと、子どもは安心して白状します。
今後は黙って話を聞いてあげる場を多く持つようにしてはいかがでしょうか。来年は中学生です。大人として扱い、会話で解決する方法を親子で意識し、実践することをお勧めします。
自分の親は自分の言い分を聞いてくれるという安心感があれば、間違った行為を注意してもちゃんと受けとめます。
ただし、注意をするときは言葉を選んでください。我が子とはいえ、自尊心が傷つく言葉を親は絶対に使ってはいけません。子どもが嘘をつくのは自分を守るためであること。嘘をつくのが悪いことなのは本人も知っています。
話をする親子関係ができあがれば、嘘はつかなくなります。
心理カウンセラー:番長
2012年11月 6日
お金を取ったことを悪いと知りつつどうしても誘惑に勝てず、取ってしまった。しかし、正直に言わず、嘘を言った。それは、親御さんたちに叱られると思っているからです。
だから、叱らないから本当のことを言ってごらん、と正直に言わせるとその子の心と行動が浮かび上がってくると思うのです。そこで親は、二度とそういうことが起きないように子どもを入れて話し合いをする。
子どもは、何気ない日常の親の姿からしか学ぶことはないのだとドキッとしたことがあります。
いつぞやドロシー・ローノルトがかいたベストセラー本<子供が育つ魔法の言葉>に、親が正直であれば、子どもは正直であることの大切さを知る、と書かれてあったことが私は大変印象に残っています。
まずは、叱らない事、困ったことがあっても聞いてあげるといいのではないでしょうか?十分聞いてあげたら、お母さんの悲しみを伝えてあげてください。
あなたが嘘をつく子どもでいることがとても悲しい、いつも正直に生きてもらいたいと願っている。たとえ損であっても正直でいるということはとても美しいことなんだ、ということをじっくり伝えてあげてください。
失敗を二度としないということ、その力を子どもさんが培えるよう親が支えてあげて、親子で今ある悩みを克服することではないかと思います。
先輩ママ:さくらやよい
2012年11月 6日
手ごわくなる年頃ですね。でも、何歳であっても、大人でも、親や家族の財布からお金を抜くのはよくないことなので、今回、発覚してよかったですね。
私も、男の子二人の母親ですが、何回も怒ったり、ため息をついたりしながら子育てしました。思いかえすと、何か起こるとまず怒ってしまいましたが、そのあと、落ち着いたときに、「みつかってよかったね。神はおまえに味方してるよ!」「いつか、おまえが父親になったとき、なぜ怒られたのかわかるよ」など話しました。
何か外でやってしまったときは、すぐに話しなさいね、とも言いました。大事にならずにすむよ、と。
あなたのお家のよいところは、パパが一番怖い存在のところですね。
普段から、ママがパパを尊重しておくことを忘れずに。ママが重きをおいている人だから、お子さんも向き合えるのだと思います。
幼児教室講師:よっこ
2012年11月 6日
親のお財布からお金を抜いたことについてよりも、これからお子さまの欲しい物があったときにそれを得るためにどのようにしていくかということの方が大切かと思います。
今回の件をきっかけとしてきちんとお話して決めておくといいですね。
怒らないでお子さまと接することができたらいいのですが、私も怒りと悲しみが先になってしまって怒ってしまうことが良くあります。
冷静になったときに私自身反省して、子どもにどうしてそうしたのかということを聞くようにしています。その時には子どもの方も素直に話してくれます。
ご長男さんと2人で、ときどきファミレスのお店に行ったり、散歩に行ってあげてください。
4人のお子さまのお母さまですが、お子さまにとってはお母さまは一人なんです。お子さまだけのお母さまになってあげて欲しいなと思います。
抱っこしてあげて「大好きだよ」といつも言ってあげてほしいなって思います。
先輩ママ:さいあ
2012年11月 6日
いけないことはいけないこととして叱る(怒るとは違います)としても、息子さんが打ち明け易い感じで、気持ちに耳を傾けるという姿勢で理由を聞いてあげてください。
下のお子さま達の世話でお母さまはお忙しいとは思いますが、息子さんにもお母さまに聞いて欲しい話がいっぱいあるのだと思います。
息子さんの本心かどうかは判りませんが、少なくともゲームが欲しかった、習い事には行きたくなかったことに、今までご両親は気づいていらっしゃらなかったのは事実です。
口や手を出す必要はありませんが、気持ちを汲んで見守ることは心がけてください。
まずは一番頼りになる長男に目を向け、長男の心を満たしてあげてください。
満たされた心の息子さんは、弟さんたちに優しい気持ちで接し、面倒を見てお母さまを助けてくれることになります。
先輩ママ:うたた寝
2012年11月 6日
3人の子どもを育てながら「子どもの自立」をテーマに、教育の技術、カウンセリング、米国のセルフマネジメントなどを学んだのち、上級ケアストレスカウンセラーの資格を取得しました。現在、自立した親子関係構築(Family building)の支援や人事コンサルタントとして、一般個人と企業のサポートに携わっています。みなさん!自立に必要なものはなんだと思いますか?それは夢(ゴール)なのです。
大学の非常勤講師をやめ、今認定心理士の資格を目指している、もういつでもおばあさんになってもいい母親ですが、娘がいつまでも結婚しません。これについてこちらのほうが子育ての相談をしたいです!私個人では、子供は一人しか育てていませんが、嫁として、舅、姑、小舅2人、小姑3人の10人の大家族のなかで子育てをしてきました。今も行かず後家が2人います。それが皆があまり経験しない私の貴重な人生の力です。
幼児教室で1才から2年生までの子どもたちと、毎日楽しく過ごしている、ちょっと先輩ママです。自分が子育て真最中の時には、イライラしたりして上手くわが子と接しられなかった事も、今なら一緒に考えられそうです。
母親になって母親ってこんなに楽しものなんだなって思います。毎日沢山の発見と楽しみがあります。子どもの笑顔を見ているのも大好きです。結婚する前は子ども英会話教室で子ども達に英語を教えていました。最近は地域の子育てに関する講座などを計画したりしています。子どもとともにいろいろなことを学んでいきたいなって思っています。
子育ても一段落した約3年前、NPO法人の子育てアドバイザーと離婚カウンセラーの資格を取得しました。親と子だけではなく、夫婦の関係が子育てに大きな影響を及ぼすこともあります。幸せな子育ての時間を持てるよう、少しでもお手伝い出来たら嬉しいです。
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