ほめ方しかり方 育児・しつけ 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
2歳半の女の子です。イヤイヤがひどくて困っています。上の子にはイヤイヤがほとんどなかったのですが、娘は寝ている時以外ずっとぐずぐずで、殴る蹴るで手がつけられないくらい泣いて暴れています。
何を言っても全否定し、「パイする~」と泣き叫び、イヤイヤ言いながらも吸って寝る、を繰り返しています。しばらく娘の笑顔を見ていません。
着替えもお風呂も散歩も食事でさえも拒否されてしまい、ここ数日仕事も休ませてもらっています。
毎日、押さえつけてオムツを換え体を拭いていますが、小さな体の娘のひどいあせもとどんどん痩せて行く姿を見ていると涙が出そうです。
全く食べないときもあれば、多いときで今までの5分の1くらいほど食べてはいます。お茶とりんごジュースは飲めています。
卒乳間近だったおっぱいの回数が日に10回を超えています。そのため、私も貧血と疲労と睡眠不足で頭がおかしくなりそうです。
お子さんの顔色や皮膚のツヤ、爪の状態など上の子と比べてどうでしょう。
ママのおっぱいだけでも補えるのかもしれないですが、お子さんが痩せてるとのことで、むしろ栄養が足りているのか心配です。
ママのおっぱいだけでは栄養が偏ってますし、ママの体も心配です。ママの体調も含めてお子さんも一度病院にかかられるほうがよいかもしれないです。
イヤイヤがひどいとのことですね。叩かれたり蹴られたときは「痛いよー。大人だって泣いちゃうよー」と痛がるフリをしてみてください(本当に痛いときもあるでしょうが)。
だって蹴られたら痛いのは当たり前ですもの、無理にお子さんの気持ちを受け止め我慢する必要はありません。そのことで、痛い思いをさせてしまうことを学んでいけるでしょう。
それと例えば、「お風呂に入る?入らない?」の二択の質問だけにしないことです。選択肢がそれだけだと、「それだけしかない」不満からイヤイヤが募ります。
「お風呂が沸いたから今入る?また後でする?」と投げかけて全否定なら
「じゃあまた後で考えようか?」と一旦保留とするのもよいですし、
「ママは汗かいたから今入りたいな」と希望を言ってみるのもよいですし、
「パパに先に入ってもらおうか」と別の案を出すのも良いでしょう。
「あせもにならないように、清潔にしないと痒いままだよ」と事実を話すのは既にされているかもしれませんね。
どんな話をしても全否定ならまた同じことを繰り返せばよいし、ママが疲れたら保留にすればよいだけです。どこで意見をすり合わせられるかが鍵です。
それと泣き叫んでしまったときには「どうするか」の判断はできない状態なのがほとんどですから「そんな気分じゃないのね」とだけ気持ちに共感するだけで良いです。
大人がたくさんいろいろ話しかけることで、お子さんが自分の気持ちを上手く言えるように成長できるための練習だと思ってください。
絵本を読んであげることも気持ちを落ち着けたりいろんな考えを持ったり伝えたりする良い方法かもしれません。上の子のためにも絵本の読み聞かせはよいと思います。
薬剤師:ねこにゃん
2012年7月25日
お子さまのイヤイヤは、たぶん2歳半と言う年齢から考えて、第一次反抗期と思われます。
いつ反抗期が終わるというのは、個人差があり、いつの間にかなくなっていたというのが現状です。とは言え、いまのままでは、お子さまも、ママも参ってしまいますね。
まず、ママのストレスを軽減されることを望みます。お子さまをご主人のお休みの時に預けてみることも良いのではないでしょうか?またおじい様やおばあ様に預けてみても良いのではないでしょうか。
お子さまが危険な状態でなければ、お子さまを側において横になって眠ってもいいのではないかと思います。
とにかく、ママの日常を取りもどすことです。休息睡眠は人間にとって大切です。それがなければ気持ちの余裕が生まれません。
お優しいお母さまですので、ついついお子さまのことを一番に考えて行動しているのですが、今の状態はお子さまにとっても、悪循環です。まずは休養を取ってください。
そして、お子さまの第一次反抗期に立ち向かいましょう。
第一反抗期のお子さまは、自我の芽生えのためにイヤという言葉が多く発せられますが、そのイヤはどうしてかを自分の言葉で話せないのでなおさらイヤイヤが強くなるのです。従ってイヤイヤと言っているのは何故かを探ってみる必要があります。
お母さまが「これか?あれか?」と言葉で言ってみることで、お子さまの欲求が分かるかもしれません。そうなると、お子さまは、「ウン」と素直に言い、段々と言葉で自分の欲求を話すことでイヤイヤが少なくなっていくと思われます。
また、お母さまの素直な気持ちをお子さまにぶつけてみては、いかがでしょうか?叩いたり、蹴ったりしないで、と言葉で言い放つのではなく、「お母さんは困っている。悲しい」と泣いて見せても意外と効果があったりします。
助産師 保健師:ペコ
2012年7月25日
お嬢さんをずっと見ていらっしゃる小児科の先生はなんとおっしゃられていますか?というのも、お子さんのその拒否の理由に、何かの障害あるいは病気があるのであれば、そちらからのアプローチが有効なことが多いからです。
そこまで行かなくても、何か生活上のことで解決のヒントが見つかるかもしれません。なにか解決のヒントになるような情報は、やはり専門家に診察&育児の支援をしてもらう必要があるでしょう。
例えば、食事が嫌なのは味が嫌なのか、熱さが嫌なのか、食感が嫌なのか…いろいろな嫌な原因があると思います。
市役所や保健所などの相談窓口に相談して専門家からヒントを貰ってもいいと思います。そこでいろいろ試してみる価値はあると思います。
同じように着替えやお風呂に関してもなにか感覚の問題があるのかもしれず、それを緩和することが出来れば、スムーズに行くかもしれません。
授乳についても、出来ればそれをやめたほうがいいとは思いますが、今の状況でいきなり断乳するのはお母さんの負担が大きすぎると思いますから、まずは専門家の支援を得る状態になってからでもいいと思います。
母子の孤独な戦いにするのではなく、専門家の援助を受けてみてください。ぎりぎりの毎日の中でアクションを起こすのは大変だと思いますが、お子さんのためにも、お母さんのためにも少しだけ頑張って助けを求めてみてください。
助産師:カイカイのママ
2012年7月25日
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