まなび 育児・しつけ 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
3才2ヶ月の息子がいます。「か」行「ら」行の発音がうまくできません。「か」行は「た」行になっています。「ら」行はほとんど発音できていないような気がします。
「さ」行も上手く言えていませんでしたが、最近は言えているようです。親との会話は成立していますし、よく話してくれます。
何か機能的な問題があるのでしょうか。もしくは、言葉教室に行った方がよいでしょうか。
3才2ヶ月のお子さんの発音不明瞭な所が気にかかるのですね。まだ3才ですので、もう少し様子を見ててあげる事も大事なのではと思います。
4才頃から段々明瞭な発音になって来る事もよくあります。
私が現役の時、上手く舌が動いていなく、言葉がはっきりしない子がいて、ご両親からもご相談を受けていたもので、園医さんにお話した所、舌の下にある筋を少し切る事で舌が自由に動き言葉もはっきりするとご指導があり、親御さんにお伝えし通院されたのですが、「年長さんになるまで様子を見ましょう」と、コップに水を入れストローでブクブクする遊び等、ご指導があった事を覚えております。
「さ」行も明瞭になってきたのですから、しばらく様子を見ててあげると段々明瞭になってくると思います。
保育士:順
2012年7月 6日
言葉を発するときには、あまり意識したことはないと思いますが、唇や、舌などを微妙に使っています。
パパやママなど唇の動きが簡単なことばから言えるようになることが多いですが、身体の発達と共に唇や舌の動きが発達し、徐々に出せる音が増えてくるようです。
「さ」行「ら」行はむつかしい舌の動きを伴い、5才から6才頃までに習得できるようになるとも言われています。
お子様の年齢では、今後出てくることが予想されますが、口を開けていることがあるとのことで、心配な点がありましたら、まず耳鼻科や歯科で耳や鼻の既往症(中耳炎や鼻炎、聞こえなど)や口腔内のことについて相談されることをお勧めします。
特に問題がなければ、今の楽しく会話できるお子様の気持ちを損なわないことが大切で、むやみに言い直しをさせたりせず、例えば「タカナ」と言われた時に「そうね、サカナね」というように、周りの大人が正しい発音でゆっくり話され、正しい音に気づくようにしてあげましょう。
また、よく体を動かして遊ぶようにしましょう。全身運動も体の発達につながり、ことばの発達にもつながっていきます。
口の周りや舌をよく動かすこと、例えば食事の際によく噛む、ストローを使って吸う、熱いスープをフー、フーする、また舌で舐めるなど生活の中で気をつけられることも発音を助けることにつながります。
今後、4才以降も「か」行が全く改善されていなければ、誤って発音していることがあるので一度ことばの教室などに相談してみても良いでしょう。
保育士 幼稚園教諭:やまピー
2012年7月 6日
小さいお子さんのそういう発音は、舌っ足らずでかわいい…と思ってしまいますが、親としてはやはり気になり始めると心配ですよね。わたしの例ではなく、お友達のお子さまなんですが、やはり同じように悩まれ、言葉の学校に行こうかどうかも悩まれてました。
幼稚園の先生には、「子どもの発音は小学校に入るくらいにできあがる子もいるし、まずは友だちとコミュニケーションが取れるかどうかが大切ですよ」と言われたそうです。
そして、一度相談してみようと教室へ行かれてました。教室でも「発音は7才くらいで確立されるくらいですので、そんなに心配されないでいいと思いますよ」と言われたようです。
あまり神経質にならず、また親が発音について指摘してしまうのは逆効果なので、間違っていっていたら、あえて指摘はしないで、親がきれいな発音で単に復唱してあげるといいですよ~と。
そのお子さまは、様子を見て、あえて発音のことを気にせず、いっぱい本を読み聞かせしてあげたり、お話しあったりしながら、心配なく小学生になられてました。
まだ3才ということなので、ご自身の思うタイミングで、幼稚園の先生やことばの先生にご相談されても無駄ではないと思います。
先輩ママ:ちーみ
2012年7月 6日
三歳児健診はもう受けられましたか?その時に発音の件で何か言われましたか?三歳児健診で問題がなければ特にご心配する必要はないように思います。
上手に言えていなかった「さ」行が今では言えるようになったとのことですが、「さ」行はどのようにして言えるようになったのでしょうか?何か特別なことをされたのでしょうか?
自然に治ったのでしたら「か」行「ら」行も言えるようになると思います。
お子さまはきちんとコミュニケーションを取れる会話ができるとのことですので、たくさんお話を聞いてあげたり、してあげてください。
そして、間違った発音をされた時には、その単語を正しく発音して繰り返して言ってあげるといいのではないかと思います。
それでも気になるようでしたら、保健所を通して専門の機関にご相談してみてください。子育てでいろいろご心配なことがあると思いますが、お子さまの可能性を信じて見守ってあげてくださいね。
先輩ママ:さいあ
2012年7月 6日
25年の保育士経験後、念願だった子どものペンションを開業致しています。核家族の中で一生懸命子育てをされているお父様お母様方に、保育士の経験、自身の子育ての経験等をいかし、少しでも子育てのお手伝いが出来ればとアドバイザーをさせて頂いております順と申します。どうぞよろしくお願い致します。
幼稚園・保育園・ことばの教室で30年近く多くの子どもたちと過ごしました。ことばの教室では気になる発音や言葉の遅れ、コミュニケーションなどについて、助言や指導を行ってきましたが、平成24年度より、「子育てアカデミーYAMAPI (やまピー)」を開設し、相談業務を充実しています。“楽しく育児“をモットーに、自分の子育ての経験も交え、元気の出るアドバイスができればと思います。
子どもが大好きで夢中で子育てしましたが、長女が高校の教師に、次女は幼稚園の先生に、長男は大学受験生とあっという間に成長してしまいました。1つ好きなことを見つけて頑張ってみよう!と伝え、それぞれが頑張っている姿を見守りながら過ごしています。家族が笑顔で過ごせることを願い、自然な出産や母乳育児、食育についてなど母から伝わる子育てを大事に、おだやかでマイペースですが、“こだわり”を持っていたように思います。お天気のいいポカポカした日が大好きです。子育て中のパパママへあたたかい気持ちでアドバイスができるといいな~と思います。
母親になって母親ってこんなに楽しものなんだなって思います。毎日沢山の発見と楽しみがあります。子どもの笑顔を見ているのも大好きです。結婚する前は子ども英会話教室で子ども達に英語を教えていました。最近は地域の子育てに関する講座などを計画したりしています。子どもとともにいろいろなことを学んでいきたいなって思っています。
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