幼児食 授乳・離乳食 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
3歳になる娘の食事で困ってます。妻が一生懸命作った料理を「マズイ」と言って食べ残し、ホームベーカリーの食パンを口直しのように沢山食べます。遊び食べで長いときは2時間かかります。
1時間したら食事をさげて、決まった時間以外、一切間食させずに空腹にさせたら良いのではと試しましたが、あまり効果はあがらず、実家で祖母が作った料理は「美味しい」と言って、食べっぷりが良いのです。
妻の料理は美味しいです。毎回一定の味付けになるようにしっかり測ってくれてますが、「マズイ」と言って食べません。祖母は味付けは目分量で、毎食微妙に味が違うと思います。
お母さまのお料理を「マズイ」と発言されること、本当のお子さまの思いではなく、少しお母さまの反応を見ているのかもしれません。
お母さまはあまり気にされず、「マズイって言うなら食べなくていいよ。」「一生懸命作ったのにお母さん悲しいな。」など、少しお話されるのもいいですね。
お子さまが食べ終わる時間まで続けるのではなく、時間を区切って「今日はこれでおしまい。」とはっきりお話しされる事はいかがですか?
この時、黙って片づけるのではなく、お子さまに「遊びながら食べるのなら、ご飯の時間はおしまいにするね。」などと、話しながら食事を終わりにすることが大切に思います。
お母さまの食事の味付けに、解決策があるのではなく、お子さまへの対応に解決策があるように思います。お子さまも様々なことが分かる年齢になっていきます。
「お母さんのご飯はこの味付け」ということを、しっかりと自信をもってお子さまに食事を出してあげてくださいね。必ず、お父さま、お母さまのお気持ちがお子さまに伝わると思います。
栄養士:畑暁子
2012年5月16日
気持よく食べてもらおう、たくさん食べてほしいな…との親心が、自ら食べようとする子どもの気持ちを、抑えてしまう場合もあります。
たくさん食べて欲しいと願うなら、食パンでもOKだと思いますし、手料理を食べて欲しいと願うなら、少量でも食べてくれればOK。
「すご~い!たくさん食べれるんだね~お腹がポンポンだね」(お腹をさすってあげる)
「ママのお料理、食べてくれて嬉しいよ」(笑顔で頭なでなで)
「今度は、○○ちゃんの大好きな△△を一緒に作ろうね~」(握手)
こんな言葉とスキンシップで、子どもは好反応を示すことが多いです。
そして、子どもは大人のすることをよく見ているので、特に女の子にはさり気なくお手伝いをさせて誉めてあげると、ニコニコと食事する場合もよくあるようです。
自分が作ることは、子どもにとっては大人になったようで、すごく気分がいいようです。
おばあちゃまが出してくれたお料理は、笑顔がいっぱいで、何でも美味しく感じているのではないでしょうか?あまり神経質にならずに、少々手抜きをしても、『食事は楽しく!』をモットーに、リラックスして乗り越えてみてください。
保育士:はっぴぃ
2012年5月16日
味だけにこだわりすぎず、少量から与えて、完食する心地良さを味わうようにしませんか。食べたときには大いに褒め、食事への意欲を育てたいものです。
また他の食品は置かないでそれを食べる以外にないという環境も必要ですね。
お父さんお母さんが「おいしいね」などといいながら楽しく食べる様子を見せたり、ときにはお弁当にして戸外で食べたり、野菜の皮むきなどできることをお子さんに担当してもらって、食事作りへの興味をもたせたりして、楽しいと思える雰囲気作りも考えてみるのも良いと思います。
一方では身体を十分動かして遊び、お腹を空かすよう関わってみられてはいかがでしょう。
公園などでの追いかけっこやボール遊び、お父さんの大胆なたかいたかいや身体を振り回したりする遊び、室内でも広告で作ったボールを箱やかごに玉入れしたり、くすぐったり…。TVなどの幼児体操やダンスを一緒にするなど、親子でのふれあいにもつながりますね。
そうするうちに「食べようね」という誘いも応じてくれるのでは…。
保育士 幼稚園教諭:やまピー
2012年5月16日
お子さまの成長に欠かせない食事の面での悩みはとても心配になることと思います。
まだ3才、されど3才。一人前のつもりだけれど、まだまだな年齢です。
考えられるのは「おいしくない」が、お腹がいっぱいで食べられない、ということではないでしょうか?言葉の正しい意味をわからず使っていることはありませんか?
いろんな言葉を吸収する時期でもあり、使ってみたくなる時期でもあるので、私の勤務している保育園でも「お腹いっぱいで食べたくない」と言えずに「これ嫌い」などという場面があります。
2歳~4歳くらいのお子さんは、自立へ向けてもがく時期なので、甘えてみたり、ある場面では一人前な自分を見せようとしたり、でも疲れてしまったり…、そんな様子が見えるようです。
ご飯は食べやすくポンと食べられる物にしてみたり、時には時間をずらしてみてはいかがでしょうか?
保育士 幼稚園教諭:さーちゃん
2012年5月16日
保育所の栄養士として乳幼児の栄養に携わって来ました。多くのお母さんから離乳食に関する悩み相談を受けながら一緒に私も成長させてもらいました。この経験を少しでも生かせたらと思っています。離乳食に限らず食に関する事なら出来る限りお答えしたいと思っています。
幼稚園・保育園・ことばの教室で30年近く多くの子どもたちと過ごしました。ことばの教室では気になる発音や言葉の遅れ、コミュニケーションなどについて、助言や指導を行ってきましたが、平成24年度より、「子育てアカデミーYAMAPI (やまピー)」を開設し、相談業務を充実しています。“楽しく育児“をモットーに、自分の子育ての経験も交え、元気の出るアドバイスができればと思います。
公立保育園保育士です。子どもたちと「楽しくなければ保育じゃない」を理想に、毎日を楽しく過ごしています。ママたちとも仲が良いのが自慢です。
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