ストレス、発達障がい 子どもの病気 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
11ヶ月の男の子なんですが、バイバイやバンザイなど大人のまねをしません。また、後追いもしません。今はハイハイ、つかまりだち、つたい歩き(まだ不安定です)をしています。
おもちゃを投げてばかりだったり、チャイルドシートに乗っているとき頭を左右に振ってたまに笑っているのも気になります。発達障がいではととても心配です。
気になっていることが「大人の真似をしない」ということですね。それから、「頭を左右に振っていて、時々笑っている」ということ。心配なお気持ちよくわかります。ただこれだけでは「発達障がい」とは言えません。
お子さんの興味や関心がまだ豊かに育っていないことは言えるようですね。まだ1歳前ではありますし、経過を見ていく必要があるでしょう。
今、必要なことはと考えますと、身体をたくさん動かすことや、ふれあいあそびで大人を楽しい対象として感じられるようになること。
目はあうかな?何が好きかな?何が苦手かな?どんなときが楽しそうかな?こういうしぐさをするときは、どんな時かな?などなど、お母さん目線でたくさんお子さんについて教えてください。そんな風にみると、できることがたくさんあるのではないでしょうか。
発達障がいか否か、ということはあまり問題ではありません。どこからが障がいで、どこからが普通かなんて意味ないんですよ。偏りが極端で、それが社会生活に支障が出てくる場合に「障がい」になってしまいます。
小さいうちから気になっていることがあれば、それは支援サポートの道がたくさんありますので、ぜひお住まいの保健福祉課にご相談ください。乳幼児向けの相談できるところがどこにもあるはずです。1歳半健診、3歳健診、ことばのそうだん、きこえのそうだんなど、いろいろとあるでしょう。
苦手なことが多いお子さんでも、「これは苦手だけど、こんなふうにカバーすることができる」「これは難しいけど、他の方法でならできる」ことを見つけられます。それって、障がいのある人だけでなく、すべての人に言えることですよ。
それと、どうぞ一人で悩まないで。保健福祉課に相談すれば、心理士や保健師などたくさんの目でお子さんとお母さんをサポートしてくれるはずです。
特別支援学校教諭:KAN
2012年3月21日
伝い歩きを少しずつマスターしていらっしゃる様子で、体の動きはこれからも活発になって行かれることでしょう。それに伴って、お母さんや周りの人や様子など自分以外の人や物にもかかわりを求めていくようになることが望ましいですが、そのあたりが気になっておられますね。
お子さんからのアピールが少ない場合は、こちらからもたくさんアピールが必要になりますね。
お子さんと目が合うような位置で話しかける、体に触れて話しかけたり、「高い高い」と揺さぶったり手遊びやこちょこちょ遊びに誘うなどかかわりを増やしてみましょう。
発達についてまたは育児で気になったときには市や県の保健センターなどに相談ができます。
一人で抱え込まないで、お母さんの不安感がちょっぴりでも安心感に変わるよう、お子さんと一緒に積極的に相談に行かれたり、もうすぐ1歳を迎えられるので節目として、発達について詳しい病院に、健診をかねて訪れられても良いですね。
保育士 幼稚園教諭:やまピー
2012年3月23日
3人の子どもがいます。母乳で育てた経験から、地元で母乳育児サークルを立ちあげてママさんたちと励まし合っています。特別支援学校の教員をしており、発達障害についてもお役に立てるかと思います。のんびり、ゆったり、楽しんで育児ができるよう応援します。
幼稚園・保育園・ことばの教室で30年近く多くの子どもたちと過ごしました。ことばの教室では気になる発音や言葉の遅れ、コミュニケーションなどについて、助言や指導を行ってきましたが、平成24年度より、「子育てアカデミーYAMAPI (やまピー)」を開設し、相談業務を充実しています。“楽しく育児“をモットーに、自分の子育ての経験も交え、元気の出るアドバイスができればと思います。
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