ストレス ママ・家事・家計 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
10ヶ月になる女の子の母親です。育児を楽しめなくなり(気持ちが入らなくなり)困っています。これまでは毎日子どもに語りかけながら一緒に遊んだり、親子講座に参加したり、ママ友と子連れで遊んだり、子どもにいろいろな刺激を与えて楽しませることを私の楽しみとしていましたが、ここひと月程、それが出来なくなってしまいました。
子どもはかわいいですし、子どもの成長のために出来ることは出来る限りしてやりたいと考えていますが、どのようにしたら今までのように楽しみながら育児をすることが出来るかわかりません。
5ヶ月からお座りをし始め、おもちゃを与えれば集中して遊んでくれますが、疲れないのか、夜中2時間毎に起きるので、私もまとまった睡眠を取ることが出来ません。4ヶ月頃から夜中2時間起きて遊ぶ癖もありました。加えて、お昼寝は抱っこかおんぶでなければ寝ないので、一緒にお昼寝をすることも出来ません。
動くようになったら良く眠るようになるという他のママからの励ましもありますが、うちの子は身体が重いせいかやっとうつぶせで後ずさりや旋回をするようになった程度です。
動くようになったら、という期待とは裏腹に、我が子がいつまでもずりばいやハイハイをしないことにいらだってきたせいもあるのかもしれません。
母親がこんな上の空の状態では子どもがかわいそう…とは思うのですが、思うように気持ちが入らず、ご相談をさせて頂いた次第です。アドバイスよろしくお願い致します。
ご相談、とても他人事ではないなあと思いました。わたしも同じような体験をしたからです。
わたしの場合は夫が忙しく、一人で子育てをしているようなものでした。なので、子育てを楽しむ余裕がありませんでした。
けれど、不思議なもので、今となってはイイ思い出なんですよね。当時すごく悩んでいたし、今しなくてはならないことをこなしていただけでしたが、睡眠不足でよくやれたなあと思っています。
確かに子育ては、たのしいことばかりではありません。
育児雑誌などに載っているママさんたちを見ていると、キラキラ輝いていて、スマートに家事や育児をこなしているような感じを受けますが、実際は違います。みな髪の毛を振り乱して、悩みながら育児をしているんですよね。
がんばらなくてもかまわないんです。がんばってママさん同士の付き合いをしたり、サークルや集まりに参加したりしなくていいんです。
疲れているなら、家で赤ちゃんと一日じゅう過ごしたり、パパに赤ちゃんのお世話の主役になってもらったりしてはいかがでしょうか。
ハイハイをしないということですが、赤ちゃんの中にはハイハイしない子もいます。現にウチの子も、ハイハイをあまりせず、いきなりつかまり立ちをしました。
10か月なら、かなり体がしっかりしていると思いますので、つかまり立ちの練習ができますよ。
赤ちゃんのためにも、ご自身のためにも、お健やかでいるのが一番です。がんばりすぎないで、ゆっくりお過ごしくださいね。
先輩ママ:のらのらうさぎ
2012年1月26日
お子さんが本当にかわいいと思う気持ちがにじみ出ていますよ。お子さんに対して、できることを精一杯してあげたいと思って、そうなさってきたことがうかがえます。ママの力の大部分を赤ちゃんに注いできたんですね。
楽しんで子育てをしたいというのは、本当にいいことですよね。でも現実は、たいへんなものですね。責任もあるし、だんだん成長すればするほど、親としての責任がついてきますものね。
今子育てが楽しくないというのは、心配事が出現したからでしょう?特に、身体的に運動が遅れているのではないかという成長の心配です。逆に、今までは心配事が、あまりなかったから楽しかったと思います。
育児に気持ちが入らないというのは、今までの入れようの反動かもしれませんね。
育児にそんなに気持ちを入れなくてもいいのではないでしょうか?気持ちと言うか、むしろ、力を入れすぎたのではないでしょうか?
気持ちとか力を注ぐのではなくて、一緒に人生を歩む一番そばの人と考えて、寝る・食べる・家事する・排泄する、人間の生きる日常のことを一緒にする、あるいは手だすけすることではないかと思うんです。
気持が入らない、とおっしゃっていましたが、<気持ちを入れる>と、うまくいかない時、逆に気持ちをぶつけることになってしまいます。少し、赤ちゃんに注ぐ気持ちをお仕事で疲れて帰ってくるご主人に向けると、あなたの気持ちが楽になると思います。
そして、子どもは、夫婦二人の目で、手で、育てるものですから、ご主人を子育てに巻き込んでください。
夫婦の息があうと、子育てもうまくいくようですよ。
先輩ママ:さくらやよい
2012年1月26日
ちょっと息切れしてしまった感じですね。一生懸命お子さんに向き合っているというのが、よくわかりました。一生懸命な分、気持ちがついていかないギャップに一層戸惑っておられるのだと思います。
ママだって人間ですから、何事に対しても気乗りしない時期、というのがあると思うのです。
子育ては、相手が生身ですから、手を抜いたり一旦離れるにしても限度があるとは思いますが、それでも一度、大なり小なりリセットしなければ「楽しい!」と前向きに考えられるようにはならないと考えます。
もし、ご家族やサポートシステム(社会福祉協議会)にお子さんを預けることに抵抗がなければ、まずはご自身のための時間を作り出すなど、お子さんに向き合う前に、気持ちがプラスとは言わないまでも、少なくともフラットにはなるように努力してみてはいかがでしょうか。
ゆっくり入浴したり、コーヒーを飲みに行ったり、本屋で立ち読みしたりするだけでも、ちょっとは目先が変わるのではないかと思います。
あとは、赤ちゃんは疲れていないなら無理に昼寝はしなくても良いや、そのぶん夜はきっとよく寝るだろうとワリきってしまうとか、ある程度のユルさを持つことで、子育てが少しはラクになるかと思います。
我が家の次男もハイハイや歩き始め、喋り始めが遅めでしたが、今では駆けっこもお喋りも大好きです。
これもまた、個人差が大きいところだとは思いますが、私がヤキモキしたところで本人自身の中で準備が出来ていなければ出来るようになるわけがない、と気にしないように努力したら、いつの間にか出来るようになっていました。
子育てを楽しむ、ということは大切ですが、「楽しまなくちゃ」と頑張るよりも「ラクをしたら、結果的に、こんなに楽しいものだったんだ!」と思えるように努力する方が、頑張りが報われない時のダメージが少なくて済みますし、前向きな感じがしませんか?
私を含めお母さん達は皆、お子さんの小さな成長に喜びを感じたり、思い通りにいかなくて落ち込む中で、いかに「ま、いっか」と思える回数を増やしていけるか、探っているものだと思います。
春になったら、楽しくお外に行けますように!
先輩ママ:まっしぃ
2012年1月26日
現在、幼稚園児から小学生まで四人の子育てに奮闘中です。主人の転勤により、英語がわからないのにアメリカで出産・育児した経験があります。自分でお役にたてることがありましたらうれしいです。
大学の非常勤講師をやめ、今認定心理士の資格を目指している、もういつでもおばあさんになってもいい母親ですが、娘がいつまでも結婚しません。これについてこちらのほうが子育ての相談をしたいです!私個人では、子供は一人しか育てていませんが、嫁として、舅、姑、小舅2人、小姑3人の10人の大家族のなかで子育てをしてきました。今も行かず後家が2人います。それが皆があまり経験しない私の貴重な人生の力です。
8歳男児・5歳男児の母です。息子達には暴言を吐く日々ですが、相談メールを読むと「こんなカワイイ時期もあったっけ」と思わず遠い目に。お母さんのゆとりあっての、お子さんの笑顔→ご家族の笑顔、です。一緒に解決していけると良いなぁ、と思っています。
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