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3歳には良くある光景なのですが、皆と同じ事が出来ていなくても、眺めているだけでも十分参加出来ています。
お母様が気になさっている間は中々出ていけないのですが、気になさらないで、眺めている娘さんと一緒にお母様も楽しく眺められるようになった時、受け入れてあげる事が出来た時、きっと少し出ようかなって気持ちに傾いていきます。

個々により参加の形も異なりますので、お子様のご様子を受け止め、いやがるお子様に無理に参加させない方がいいですね。
お子様が眺めているご様子をそーっとご覧になって見て下さい。良いお顔で皆の姿を見ていると思いますよ。ご自分も参加されている証拠です。

これからも成長される中、色々気になられる事が見えてこられると思いますが、まず、その姿を受け入れてあげ、お子様の気持に沿って待ってあげる事も大切ですね。
そんな事を繰り返す中、きっとお子様は何時も見守って下さるお母様の存在を支えに色々チャレンジされていくと思います。

目に見える、出来る出来ない、やるやってくれない、は気になさらくなっていいと思います。眺める事が出来れば、心の中に収めています。
お家で遊びの中で、ちょこっとスクールの遊びが見えたりする事があると思います。そんな時、お母様もご一緒に、歌ったりダンスしたりすれば、楽しく盛り上がりスクールに対する意欲も出てくる事でしょう。

折角のスクール、お子様と少し参加の方法を変えるつもりで見守ってあげてください。そのうち目に見える成長が期待できると思います。

保育士：順
2011年10月31日

ママも楽しみにしていたプレスクール、それだけにきっと心配でしょうね。来年からの幼稚園を前に、練習のために始められたのでしょう。お子さんは、先生やほかのお友だちを眺めているようですね。
でも、今、楽しそうに参加している子たちも、最初は見ているだけだったかもしれません。初めて集団に参加しているように見えても、別のプレスクールや幼児教室に行っているかもしれませんよね？

私は幼児教室で講師をしていますが、子どもが集団に初めて出会うときは、どの子も皆、違う様子をみせてくれます。
初めての場所に入れない子、ママと離れられない子、ママがいれば大丈夫でも初めての子や先生に近づけない子、座れる子、座れずママの膝の子、走り回る子、歌う子、歌えるけど踊らない子、踊るけど歌わない子...etc.

お子さんもいろいろな過程を経て、必ず慣れてくると思います。なぜならじっと眺めているからです。眺めているのはインプットの時期なのです。
それが、どれだけ続くかは分かりませんが、次にアウトプットがやってきます。教室で歌えるようになる子もいれば、家に帰ってから習った歌を歌い出す子もいます。

その時まで、待ってあげてもらえますか？
コツは「どうして歌わないの？」というのではなく、その日の歌や手遊びをママがさりげなく歌ったり、踊ったりして、「楽しかったね」と話しかけることだと思います。
ママに「うん！！」と返してくれたら、楽しんでいる証拠ですよ。

幼児教室講師：よっこ
2011年11月 4日