発熱、かぜ 子どもの病気 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
2歳3ヶ月の娘は、1歳6ヶ月と1歳9ヶ月の2回、ひきつけ(熱性けいれん)を起こしました。いずれも救急車で同じ病院へ行きました。
2回目の時に診察をしてくださった先生が、「次にまたひきつけそうな時に使用してください。」とダイアップを2錠プラスして処方して下さいました。先月、高熱を出したので、頂いたダイアップを使用し、ひきつけずに済みました。
私も主人も幼い頃、お互いに2回以上ひきつけを起こしていることもあり、娘もまたひきつけをおこすのではと心配です。そのため、ダイアップを処方して頂きたいのですが、救急車で行った病院は市立病院の救急でかかりつけではなく、先生のお名前もわかりません。
このような場合、救急で行った病院へ外来で受診して相談するべきなのか、または、かかりつけの病院へ相談するべきなのか、など、どこへ相談するのが一番良いのでしょうか?事情を説明することで、処方して頂けるものなのでしょうか?
お子さんの場合、今後も予防した方がいいと思います。予防薬(ダイアップ)はかかりつけの小児科で処方してくれると思います。
熱性けいれんは、体温が急激に上昇するときに最もおこしやすいので、体調が悪い場合、早めに検温し体温が37.5度をこえたら、できるだけ早くダイアップ坐薬を使用して下さい。
5~10分ほどで、けいれんを抑制する働きがあらわれ、その効果は約8時間持続します。
発熱が続くようなら、約8時間後に2本目の坐薬を入れて下さい。その後は16時間ほど効果が持続します。さらに発熱が続くなら、2本目から約16時間後に追加しましょう。
医師 小児科:桑折 紀昭
2011年3月14日
1983年より愛媛県宇和島市で小児科クリニックを開業、99年から病院ヘ行くほどではないけれど心配なこと、病院で聞きにくいこと、聞けなかったこと、聞いたけれどよくわからなかったこと、などの質問に答えるHPを開設、2001年からは病児保育施設にも力を注いでいる。
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