子どもを連れ離婚したが、養育費も生活費も援助してもらえない

家計・教育費ママ・家事・家計子育て応援隊のズバリ！アドバイス

子どもを連れ離婚したが、養育費も生活費も援助してもらえない

離婚は既にしたのですが、引っ越し費用や養育費、生活費一切何の援助をしてくれないのです。このままだと、究極の選択で子どもを別れた旦那に渡そうか悩んでいます。

一緒が私の幸せ、でも生活ができない今は生活のできる環境の元旦那のところへ子どもを渡すのがいいのか悩んでいます。

お悩み・相談は、ミキハウス子育て総研のスタッフがよく読み、200名以上の子育て応援団（専門アドバイザー）の中から適切な方にアドバイスを依頼しました。

詳しい状況は分かりませんが、現時点で何らの援助もしてくれない夫に子どもを引き渡すことが、子どもの幸せにつながるとは考えにくいです。子どもと一緒にいることが、あなたにとっての幸せであるなら、子どもにとってもそれは同様だと思います。
いずれにせよ、あなたの生活を成り立たせることが最優先ですから、その方策についてお話しします。

離婚した場合、妻は夫に対し、夫婦共同築き上げた財産の分与(但し、離婚後2年を過ぎると請求できません。)、夫の不貞や暴力等で離婚に至った場合には慰謝料(同じく3年以内に請求する必要があります。)、さらに、子どもがいる場合には養育費、などを請求することができます。

しかし、お話からするとそれを相手が任意に支払ってくれないのですから、家庭裁判所に対して調停・審判の申立を行って解決するほかないと思います。これらの申立は自分で出来ますし、その方法は家庭裁判所で教えてもらえます。
ただ、これらの手続を用いた場合、解決するまである程度の時間は掛かりますし、相手の資力によっては充分な支払いを受けられないこともあります。

ですから、当面の生活を成り立たせるために、市役所に行って相談してみては如何でしょうか。
市役所では、児童扶養手当その他各種の母子家庭を対象としたサービスを実施していますので、それらを利用するのも良いと思います。

先輩ママ：ばや先生