家計・教育費 ママ・家事・家計 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
子どもが産まれて、「こども保険」を保険会社の人に勧められました。郵便局の「学資保険」とどう違いますか?そもそも、まだ大学に進学させるかどうかも、決めているわけではないのですが、こういった保険は必要なのでしょうか?
「子ども保険」も「学資保険」も貯蓄性の高い生命保険の一種です。保険会社や郵便局、各種共済で子どもを対象とした商品がラインナップされておりますが、同じ「子ども保険」や「学資保険」と銘打っていても中身は全然違ったりします。
まずは、ネーミングに惑わされないように、中身をしっかり吟味できる力をつけてください。 貯蓄性の高い生命保険は、一般的に「10~15年以上先に利用目的のある資金づくりをするのに最も適した金融商品」といわれます。つまり、10~15年くらい寝かせると旨みが出てくるワインみたいなものです。
ですから、「お子さんが生まれたばかりのときに、18年後の大学入学資金をつくる」なんて時は、貯蓄性の高い生命保険は適しています。 ですから、「子ども保険」「学資保険」というネーミングでない保険商品であっても、上手に使うと同等以上の効果を出すこともできることがあります。
つまり、結論としては、教育資金作りの方法は、「子ども保険」や「学資保険」だけではありませんが、有効な資金作りの方法の一つであることは間違いありません。ということになります。
気をつけるポイントとしては、「子どもの入院」などの保障をつけるかどうかをしっかり考えることです。子どもの入院時の保障などを特約で付けると、その特約部分はほとんどかけすて性の高いものですので、利回りが落ちてしまうことがほとんどです。
ファイナンシャルプランナー:福耳先生
2級ファイナンシャル技能士(国家資格)。日本国内だけではなく香港・スイスの金融事情にも通じる国際派FP。「あなたが人生・いのちの主人公、お金は使うためのもの」がモットー。やさしい言葉でお金の本質を伝えます!
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