アレルギー 子どもの病気 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
娘が2歳の頃、初めて喘息性気管支炎と診断されました。主人が喘息体質だったため症状の様子はわかるのですが、病院の通院の仕方、お薬について迷っています。かぜから誘発され、せきがでると要注意になるため、早めに病院でお薬を頂くようにしています。今は以前に比べると体力がついたせいか、お薬を早めに頂いているせいか夜中に眠れないほど呼吸の苦しくなることは今のところありません。
ただ、以前よりそうなのですが一度、気管のゼロゼロ、ヒューヒューがでてしまうとなかなかすっきりと治りません。いいかなと思ってお薬をやめると2・3日してまたぶりかえしてしまったり、お薬が弱く変わったりすると熱が上がってしまったりすることがあり、結局、1ヵ月ぐらいお薬を飲み続けるようになってしまいます。
それで朝、夕は呼吸が荒くなったりするのでホクナリンテープをはって幼稚園に行っています。そんなときでも本人はとても元気いっぱいです。
今、通院している病院は内科、小児科でアレルギー専門というわけではありません。いただいているお薬はケフラール顆粒かリカマイシンD.S、LLシロップ、アスベリンD.S、ホクナリンテープなどが多くウガコール、サイプロールSなどがときどきたされてだされたりしています。
長く服用していても心配のないものを頂いているとは思うのですが、どのような頂き方が良いのか迷います。
はじめからすっきりと治るお薬を頂いたほうがよいのでしょうか。また、乳幼児時期の血液検査でダニ、ほこりのアレルギーと診断されました。アレルギーの専門科でお薬を頂いた方がよいでしょうか。
呼吸困難を伴う喘鳴(ゼロゼロ、ヒューヒュー)の治療については発作を落ち着ける治療と発作を予防する治療とが大切です。発作を落ち着ける治療は痰をしっかり出すこと、気管支を拡張すること、気管支の炎症を鎮めること、感染がある場合には感染対策を行ないます。
いわゆる鎮咳剤は使用すると痰の排出が妨げられますので使用しません。発作を予防する治療についても行なうのが良いと思います。
アレルギーの専門科でないといけないということはないのですが、アレルギーについて正しく治療してくれる医師にかかる必要はあります。アレルギー科という標榜は医師であれば自由に掲げることができます。
アレルギー学会の認定医、専門医、指導医の名簿を日本アレルギー学会が公開していますので参考にしてください。
医師:佃
2003年10月21日
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