小児科なんでも 子どもの病気 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
ハイハイはせず、うつぶせも嫌がっていました。1歳を過ぎて、お尻で移動するようになり、1歳8ヶ月でつかまり立ちをするようになりました。小児科医には、お尻で移動を始めた子は歩き出すのはゆっくりめで、22ヶ月~24ヶ月くらいですと言われて、本人のペースで進むのだからと見守ってきました。
しかし、なかなか自らの一歩がでず、片手をつないでゆっくり歩いたりはできるのですが、お尻移動のほうが早いので、この形で移動しています。
お尻移動の際でも、右足は立つのですが、左足は床についたままで、こちらが弱いにしても、歩かないことには筋肉もつかないだろうから、なかなか成長できてないのかな?と不安になっています。早めに専門医に見てもらい、レントゲンなどとってもらったほうがいいのでしょうか?
歩くまでの過程は、ハイハイ、つかまり立ち、伝い歩きとなっていきますが個人差があり、ハイハイをしないで歩いたり、また歩く時期も個人差があります。
ハイハイ以前の首の座りや寝返りはどうだったのでしょう。ゆっくりめでしたか?遊んでいる様子はどうでしょう。興味のあるものに向ってお尻移動でもよく動いていますか?
遊んでいる様子などを含めた運動発達を診てくれる専門医、または地域の保健師さんに相談してみてもいいかと思います。
保育士:よしよし
2010年3月11日
3人の子のママです。すでに小児科で診てもらっていらっしゃいますが、いわゆる「シャフリングベビー(いざりっ子)」ではないでしょうか?
立つこと・歩くことに慎重な性格の子が、たまたまお尻移動を覚えてしまうと、それはそれで不自由なく移動できるので、なおさら立つことや歩くことに意欲がわかないようです。
他の赤ちゃんよりも一人歩きできる時期は遅くなりますし、足の筋力の発達もゆっくりなので、幼児期でも早く歩いたり走ったりは苦手なようです。
でも、いずれ歩けるようになりますし、走れるようにもなります。シャフリングベビーといわれる赤ちゃんも、言葉の発達や足以外の筋肉の発達は他の子と変わらないようですが、おしゃべりはいかがでしょう?ママとコミュニケーションとれてますか?手指の動きはどうですか?
こういった点で気になるところがなければ、深刻に考えなくても大丈夫かと思います。
ただ、まれに筋肉の病気や発達の障害ということもあるようなので、ご心配なら、もう一度小児科(他の先生でも。セカンドオピニオンということで…)に診てもらってはいかがでしょう?
先輩ママ:みおママ
2010年3月12日
お子さまの脇を両手で支え、太ももの上をピョンピョン跳ねさせるという遊びでも、筋肉は付きますし、お子さまを仰向けに寝かせて、左右の足を交互に延ばしたり縮めたりしての遊びでも筋肉は付きます。
そういう遊びをしてみてはいかがでしょうか。
子どもの発達は、それまでの発達の過程やことばの状態や全身の状態から総合的に見ますので、小児科医が「お尻で移動を始めた子は歩き出すのはゆっくりめで、22ヶ月~24ヶ月くらいです」とおっしゃるのは総合的に見ての発言だと思います。
でも、御心配であれば、専門医に御相談してみてはいかがでしょうか?地域の保健師さんに相談してみると、専門医も紹介してもらえると思いますので、活用してみてはいかがでしょうか。
お母さまにとって、お子さまの発育・発達は御心配の種ですよね。ハイハイができなくても、歩行がまだでも、お子さまは日々成長しています。
ことばが増えてきたり、新しい食べ物をおいしそうに食べたり、様々なものに興味を持ったり、お子さまと接していると、イライラすることもありますが、新しい発見が見えたり、心がほっとして温かくなったりします。子育てライフが楽しいものでありますように、祈っています。
助産師 保健師:ペコ
2010年3月15日
公立の保育園の保育士を30年以上してました。2人の男の子と1人女の子の孫がいます。孫は保育園に入っているので、病気の時は私の出番。娘の働きながらの子育てを援助しながら、月1回、タッチケアというベビーマッサージのワークショップを開いて、子どもと、親の心と体のふれあいの大切さを伝えています。また、妊婦さんと1歳未満のあかちゃんがいるママ同士が交流する「ひよこサロン」の スタッフもしています。子育ての先輩、保育士の経験、そしておばあちゃん世代として、お役に立てればと思います。
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