ストレス、発達障がい 子どもの病気 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
もともと音には敏感と思われる娘が、飛行機やバイクなどの騒音、上の住人の足音、隣の家の網戸を閉める音、風の音など少々の音にも怖がりはじめました。
2週間前に窓を開け花火を見せたのが原因かもしれません。そのとき大泣きし、私に飛びついてその場を離れたがりました。音を聞いてなくても、一時も一人で居られないようで、私が離れようものなら泣いて追いかけ、必ず抱っこです。寝る時間も飛行機が頻繁で、なかなか寝付けません。
ここで見放しては余計トラウマになると思い、常に抱っこで対応してますが、家事が滞ってしまい、トイレも抱っこしながらで、腰も痛みはじめています。精神的にもちょっとしんどくなってきました。怖がる娘がかわいそうですが、自分もキレて理不尽に怒ってしまい、さらに泣きたくなります。
「こわくないよ、だいじょうぶ」というのと、「こわいね~」と共感してあげるのとどちらがいいのでしょうか?ちいさな心臓が日々疲れているようで、いつか壊れてしまうんじゃないかと心配です。
赤ちゃんはお母さんのおなかにいるときから、感覚器といえば聴覚が唯一ですので、そのときからお母さんの様子をそのまま聞いていたと言われています。
きっと、お母さんも赤ちゃんがおなかにいる時に音などに敏感に反応し、時には怖がった時もあるのじゃないかなあと思います。一度小さいときに恐怖感を覚えたものは、その恐怖を克服するまでに長いことかかります。
私も4歳のときに、無免許のバイクがバス停で待っている私の家族の中に突っ込んできて、怪我をしました。それから母親に手を引いてもらっても、怖くてがちがちに固まってしまって横断歩道を歩くことができませんでした。
車が止まっていても、いつその車が暴走するか、襲ってくるような気がして中学生になるまで怖かったです。でも私の場合は限られた道路という場ですが、音となると日常生活全般にあふれていますから、お子さんの場合は、本当にかわいそうですね。
「こわいね」とか「こわくないよ」などという気持ちや感情の表現をしないで、「あれは飛行機が飛んでいる音だよ、大きな飛行機だから大きな音がするんだね」という事実を表現していくようにしてはどうかと思います。
事実を言えば、その音を客観的に感じられ、その後で「怖いなあ」と思うのは、お子さんの受容の仕方ですから。そして、お母さんも慈愛を持って抱き寄せてあげるというのがいいのかなあと思います。慈愛のきもちですね。怖がっている子供の一番の逃げ場は、お母さんやお父さんですから。
また、街のカウンセリングや専門のお医者さんにもアドバイスをお受けになり、心にトラウマができないうちに、適切な心のアドバイスをお受けになることもお勧めいたします。
便利になることが本当に幸せをもたらすのか、音や環境、自然のバランスを崩壊させ、一番そのしわよせが、小さなかわいい子供達に来てしまうことを、私も大人として大変考えさせられます。
先輩ママ:さくらやよい
大学の非常勤講師をやめ、今認定心理士の資格を目指している、もういつでもおばあさんになってもいい母親ですが、娘がいつまでも結婚しません。これについてこちらのほうが子育ての相談をしたいです!私個人では、子供は一人しか育てていませんが、嫁として、舅、姑、小舅2人、小姑3人の10人の大家族のなかで子育てをしてきました。今も行かず後家が2人います。それが皆があまり経験しない私の貴重な人生の力です。
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