幼児食 授乳・離乳食 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
1才1ヶ月です。自分でスプーンを持って食べたがっていたのですが、グチャグチャに汚れるのが嫌でスプーンを持たせず、ずっと私が食事を食べさせています。
汚すのはしょうがないと頭では分かっているのですが、食べ物を全部ひっくり返したり、スプーンを放り投げて壁などを汚されるとどうしてもひとりで食べさせる気になりません。
このままだと息子もかわいそうなので、あまり汚れないでスプーンやフォークの練習ができるレシピやよい方法があれば教えてください。
スプーンにのりやすい大きさに材料を切ってあげるという事が食べやすい、すくいやすいコツになるかと思います。例えばポテトサラダもじゃが芋を潰してしまうのではなく、サイコロ状にすくいやすく切って味付けする事で食べやすいレシピに早代わりします!
まだお子さまだけではスプーンは上手く使えずお母さまの介助が必要な月齢ですが、お母さまの手を借りながら自分でうまくスプーンで口に運べることが出来るとお子さまも楽しくスプーン練習が出来るように思います。スプーンにのる形、大きさでお料理される事をオススメします。
そして盛り付けるお皿ですが、平たいものではなく、お皿の周りに高さのあるものがすくう際にスプーンが固定出来るので扱いやすいように思います。
全てのお料理をお子さまにスプーンで食べさせるのではなく、何品かある内の一品をお子さまの前においてあげてお子さまと一緒にスプーンを介助しながら食べさせてあげる。あとはお母さまが食べさせてあげるというのもいいですね。
お子さまはスプーンが使えるということがきっと食欲にも繋がると思いますし、何より食に興味をもってくれるひとつになると思います。
でもスプーンを投げてしまったり、食べ物をひっくり返してしまったりされた場合は「だめだよ」としっかりと伝えてあげるのも大事だと思います。
その反対にスプーンで食べられた時は「上手くつかえたね。」といっぱい褒めてあげることも大事ですね。
レシピですが、ポテトサラダや、マカロニサラダ(長い棒状のパスタでないもの)、高野豆腐の煮物、などは食べやすいように思います。大きく切った肉じゃがや南瓜の煮物も食べる際に少しのせやすい大きさに切って盛り付けられてもいいですね。
自分で食べる、食べたいという意欲はお子さまの成長の現れですよね。これからの食事が楽しくなるといいですね。お料理される際にスプーンにのる大きさを少し意識してみて下さいね!
栄養士:畑暁子
お母さまのお悩み、大変よくわかります。保育園の保育士をしておりますが、子ども達の自分でやりたい気持ちを尊重してあげたいけれど、やれる事は限られているので成長を促しつつ援助していくのは大変だと感じるときがあります。それが食に関する事ですと悩みはつきないですよ ね。
保育園では
(1) 汚れても良い状態にする。
保護者の方へは、床にビニールを敷いたり、雑巾を足下に置くなどしておくのはどうでしょうかとアドバイスしています。
(2) スプーンにする。
ひとつはお子さまに持たせ、多少遊びになっても、もうひとつはお母さまが持ちしっかり食べさせる。時にはお子さまの手を持ちスプーンはこうやって使うのよと語りかけながら介助していくのも大切ですよ。
(3) 手でもって食べられる献立。
保育園では、パンは四分の一や三分の一に細くきりトーストにして手で持たせて食べさせています。
トーストは消化にも良いので。ご飯もおにぎりにしたり、野菜スティックなど手で持って食べられる物を多くしています。
まだまだお子さま自身でスプーンを持って食べるのには不安がありますよね。遊びの中でスプーンですくう遊びを入れたり、手を使う遊びを多く取り入れていくのも同時に行ってみてくださいね。
保育士 幼稚園教諭:さーちゃん
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