すいみん 育児・しつけ 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
娘が、しゃくとり虫のようにお尻を突き上げ膝を曲げたまま顔を右にし、指をしゃぶりながらうつぶせで寝ています。夜寝る時は、次第に膝をのばし普通のうつぶせ寝にもなりますが、お昼寝の時はずっとそのままの姿勢で寝ています。気づいた時に仰向けにしますが、すぐこの姿勢に戻ります。
呼吸もしにくいでしょうし、血液やリンパの循環も悪いはず。何より力が入ってリラックスできていないと思います。このままでは骨格のゆがみや歯並びだけでなく、諸々の発達に影響があるのではないかと心配です。指しゃぶりは一日中しています。
うつぶせ寝については、呼吸、血液やリンパの循環、骨格のゆがみや歯並び、そして発達への影響などはご心配されることはありませんよ。
1歳4ヶ月の頃になると思うように身体を動かせますから、その姿勢が苦しかったりイヤな時は、自分で寝返りをしたり、手足を動かすなどして姿勢をかえていきます。
うつぶせで寝ているために、身体の関節などに影響がでることはありませんので、ご安心ください。
うつぶせのまま足を曲げて寝る姿勢、そして指しゃぶりは、「自己沈静」、そうすることで安心する、落ち着くためにしている(リラックスするためにしている)という事もあります。
うつぶせのまま足を曲げるのは、ママのお腹の中にいるときの姿勢に近いため、そして指しゃぶりは、口に物がはいることやそれを吸うことで安心するため、とも言われています。
指しゃぶりは歯並びなどいろいろ言われていますが、お子さんの年齢での指しゃぶりは、まだ心配されることはありません。なにかお気に入りの素材のもの(ガーゼ・タオルなど)があれば、その素材のおもちゃ(ガラガラなど)などを持たせる。また、ママの匂いのするものを近くに置いておくなどもいいかもしれませんね。
心配ないと言われても、親としてはいろいろ心配してしますよね。心配がどんどん大きくなってくると、それがストレスにもなります。
地域の保健センターなどでは、運動面・情緒面などで心配されているママさんのための相談室があります。実際にお子さんをみながらというメリットもありますが、それ以上に誰かにママの気持ちを伝えるということも大切です。
かかりつけの小児科などの医療機関、地域の保健センター、そしてこちらのようなネット相談など、不安・心配ごとなどをお話する場所がみつかったらいいですね。
理学療法士:白熊
中1の男児をもつ保育士ママです。どうしてこんな格好で?!苦しくないのかしら?!と思われますよね。でも意外とこういう体制で寝ているお子さんはいるんですよ。
園でもクラスに1~2名はいます。丸まって寝ると胎児の時のような格好で安心するのでしょうね。また指しゃぶりのお子さんもいます。
そういう時はできるだけ側に付き、少しでも安心して寝付けるように配慮しています。身体をさすったり、(足をマッサ-ジしながらだと伸ばしたまま寝ますよ)指しゃぶりする手をやさしく握ったり。
無理矢理ではなく、お子さんが丸まって寝るより、指しゃぶりするより、心地よいなと感じられる事を見つけて寝かしつけてはいかがでしょう。
ただ、1日中指しゃぶりをしているとの事ですが、何かお子さんが楽しめるものはありませんか?テレビやビデオなど一方的になりやすいものではなく、人との関わりの中で指しゃぶりを忘れるくらい熱中できる遊びがみつかれば少なくなってくると思います。
まだ1才4ヶ月ということなので、お母さんとの関わりがとても大切です。手をそっと持って手遊び(げんこつやまのたぬきさん・むすんでひらいて等)をしたり、外で追いかけっこや砂遊びなど手をたくさん使って遊んでみましょう。
保育士:うーあ
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