ミルク 授乳・離乳食 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
子どもが泣いている時のほとんどがおなかが空いている時らしいのですが、泣いてからミルクを作るのではなく泣いたら直ぐに出してあげたいと考えています。
ある人からミルクはその都度作ったほうがいいと聞きました。やはり「作り置き」はしない方がよいのでしょうか。
ミルクを作るタイミングですね。お子さまが泣いていると、どうしても早く作って飲ませてあげたいと思いますよね。お母さまのお気持ちすごく分かります。
でも衛生的な面から、やはり「作り置き」はせずに、その都度作られることをオススメします。まだまだ消化吸収が未熟な赤ちゃんには、なるべく新鮮な作りたてのミルクの方が衛生的に安心なのです。
どうしても忙しくて作れない場合は、次に飲む1回分のミルクのみ作り置きするくらいがいいと思います。そして、お子さまが飲み残してしまったミルクは、次のミルクに飲ませのではなく、捨ててくださいね!
たくさん残っていても口をつけてしまうと特に雑菌が繁殖します。
少し余談になりますが、赤ちゃんが泣く事には、おっぱいやミルク、おむつ交換や遊んで欲しい時など色々な理由がありますが、この泣くということはすごく大切だと言われています。
「ワァ~」っと泣く事で気持ちをいっぱい吐き出すという大切な役割、泣く事で腸の動きも活発になる、腹筋も鍛えられるなど色々な理由があるんですよ。
どうしてもお子さまが泣いていると、早くなんとかしてあげたいと思ってしまうのですが、「今から作るからね。待っててね」と少し声かけしながら作ってあげてもいいですね。
栄養士:畑暁子
2006年11月27日
子どもがお腹をすかして泣いていると、すぐにミルクを作って飲ませてあげたいと思いますよね。優しいお母さまの気持ちよくわかります。
でも、大人に比べて菌に対する抵抗力の弱い赤ちゃんが飲むミルクは、できれば作り置きはしないほうがよいと思います。
ミルクを作るときの温度は、繁殖しやすい温度です。またミルクには菌が繁殖しやすい栄養がたくさん含まれていますので、仮に冷蔵庫に入れたとしても病院と同じように哺乳瓶の除菌や衛生面を保つことは、家では難しく、作り置きはどうしてもリスクが大きいと考えます。
一例としては、ミルクを作れる温度50度~60度に設定できるポットなどを使用し、ミルクのお湯だけを保温します。そして、飲ませる直前に消毒した哺乳瓶に入れなおしてから、ミルクを溶かして40度くらいに冷まして飲ませてあげてくださいね。
たくさん飲んでくれて、すくすく育ってくれるといいですね。
幼稚園教諭:ヒロタン
2006年12月 1日
保育所の栄養士として乳幼児の栄養に携わって来ました。多くのお母さんから離乳食に関する悩み相談を受けながら一緒に私も成長させてもらいました。この経験を少しでも生かせたらと思っています。離乳食に限らず食に関する事なら出来る限りお答えしたいと思っています。
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