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子ども用ゼリーの説明を見ましたが、「この薬はダメです」との注意書きはないので粉や水や錠剤なんでもOKですね。説明書どおりに薬といっしょに飲んで構いません。

うちの下の子も粉薬が嫌な時期があって、この手のゼリーに挑戦したことがありますが、ゼリーが粉薬に上手く包まれずに、また包むと薬とゼリーの量が多くなって飲み込めなくなり、全くダメでした。
このしばらく後に粉薬をお医者さんからもらってきましたが、そのときは水に溶かして飲むことができました。

このゼリーの使い方は、お皿の上にゼリーを先に乗せてから、薬をその上に乗せてスプーンですくって飲みます。一回の服用量をすべてゼリーの上に乗せずに、子どもさんが飲み込めるだけの量に小分けして、何回かに分けて飲ませてあげると上手くいくかもしれません。
他のお母さんに聞いてみたところ、そのお子さんはチョコレート味のゼリーが一番抵抗なく飲み込めたとのことでした。その他にイチゴ味などあります。

注意して欲しいのは薬をゼリーに入れるのは、薬を飲む直前に行っていただきたいです。水に溶かすと効果がなくなる薬もあるからです。
あと、薬を飲ませるコツはお母さんの気迫です。「飲まなくちゃどうなっても知らない」と目で脅しましょう。口で言ってもなかなか聞きません。目でにらみつけるのです。
これは外で騒いだときなどにも、効果ありますよ。

子どもさんが嫌がる薬は多くが粉薬ですね。粉薬は小さいお子さんですと、水に溶かして飲ませるようにされていることでしょう。
ただ、粉でもらうお薬は苦く、おいしいとは全くいえない薬が多く、水に溶けないで粉がそのまま残っていたり、水に溶かすと返って苦味が出てくる薬や、水はなんとかいいけど、オレンジやスポーツ飲料に溶かすとものすごく不味くなる薬もあります。

今回のゼリーに包んで飲ませる方法やアイスクリームに混ぜる方法、水に溶かしてから凍らせる方法などもちまたでは行われています。
もらった薬について何か言い方法はないか、薬をもらった医療機関で相談すると一番良い方法がもらえるでしょう。

薬剤師：ねこにゃん
2006年3月29日