ママの人間関係 ママ・家事・家計 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
3歳3ヶ月の男の子がいます。主人としつけやしかり方について意見が違って困っています。主人は食事中も新聞などを読んで会話はありません。息子がこぼしたりすると怒ります。じゃれて息子が主人の顔をたたいたりすると、言葉はなしにたたき返したりします。イヤイヤ期でもありますし腹も立ちますが、根気よく話をするとわかってくれるようになりました。
主人は自分もそうやって育てられていたといい、聞いてくれません。私は食事中も会話して欲しいし、息子が悪いことをしてもまずは話をしてやってほしいのですが。
保育室を主宰していて、他に、心理学をもとにした、親子(対人)関係セミナーを開いています。セミナーの中でも、夫婦間で子育て方法が違うことに関しては、よく話題になります。
子育て方法が、夫婦で合致しているに越したことはありませんが、親もまた別々の家庭で育ってきて、今までの経験、それぞれの考えがあるので、多かれ少なかれ、ズレがでますね。
ご主人のやり方が、自分の子育て方と違い、それがお子さんのためにならないと感じると、不安になりますね。間に入りたくなりますが、実はあまりおすすめできません。
もし、逆に、ご主人から子育て方法について反論を受けたらどう感じるでしょう。自分の判断を否定されたと感じ、とても不快になるのではないでしょうか。
お子さんが失敗したとき、頭ごなしに叱られていたりするのを見るのはおつらいでしょうが、干渉せず見守ることが大切です。
そのあとで、もし、お子さんがお父さんとのやり取りを訴えてきたら、「○○と思ったのね」「○○と感じたのね」と共感しながら、よく話を聞いてあげることだと思います。
もし、お子さんを可哀相だと思い、かばったり、ご主人に意見していると、お子さんは、その様子をみて、ご両親を都合よく使い分けることを覚えてしまいます。
子どもと父親、子どもと母親の関係を分けて考え、父親との関係は、お子さんの判断にまかせることです。どちらが信頼できる相手かは、他でもないお子さん自身が選び取ります。
ママのお子さんに対する「根気よく話をする」といった姿勢はとてもよいことだと思います。今後も、ご自分の子育てに自信をもって、お子さんと接していただきたいと思います。
こんなときはとくに、ご自身が腑に落ちる、納得できる子育て方法を明確に持ち、それにそってお子さんと関わるとよいですね。お子さんにとっても、よいきっかけとなるのではないでしょうか。 文庫では、星一郎著の<アドラー博士の~>シリーズはお勧めです。
チャイルドマインダー:ママ先生
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