お友だち 育児・しつけ 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
息子がお気に入りのおもちゃをお友達に貸せません。相手が泣き出してしまうので、私も注意するのですが、あまり注意すると逆にいじけて「こんなのいらない」とか言い出します。果たして自分のおもちゃを貸せない(しかもお気に入り)ことを注意すべきなのかどうか悩んでいます。
また、すぐにいじけると「こんなのいらない」と言うのもどうにも気になるので、「そんなこと言うなら捨てるよ」と言ってしまうのですが…。
小さな子のおもちゃの貸し借りって、むずかしいですよね。幼児教室の講師をしていますが、おもちゃの貸し借りの難しさは、いつも感じています。
成長の様子を見ていると、まず、1才後半頃から先生やママの勧めに応じておもちゃを貸して褒められると、とてもうれしそうです。
でもこの頃は、褒められるとうれしいから、貸しているようです。ママとの関係が一番大切な時期なのでしょうね。
2才も半ばになると、今度は「貸して」と言われると、「嫌」と、おもちゃを抱え込む子がでてきます。今までママに言われて貸していた子も、です。
それは、大好きなおもちゃだったり、順番がやっと来たのにすぐには貸したくないから、そんな自分の気持ちを感じられるようになったから、ですよね。今、ちょうど息子さんはそういう時期なのだと思います。
そして、その後、もう一度貸せるようになります。貸したくないのに貸してみたら、ママや先生に「お兄ちゃんネ」と認められて自尊心が芽生え、貸したくないという自分の心との葛藤を乗り越え、他のおもちゃもおもしろそうだな、と興味の幅が広がるからでしょうか。
4才前後には、そんな時期がきますよ。
もう一つの心配は、おもちゃを「いらない」といじけることですね。いらないと言いながら遊んでいるようなら、気持ちの葛藤を言葉で紛らわせているのだけではないかしら?
実際に放り投げたり友だちにぶつけるようなら、又、対応を考えていきましょうね。
幼児教室講師:よっこ
おもちゃを貸してあげられない時って、相手の子どもさんに対して親として気まずいですよね。ついつい、自分の子に対して「何で貸してあげへんねん」ってきつく言うてしまいます。
でも、2歳7ヶ月やと、まだお友達と貸し借りしながら仲良く遊ぶのは難しいと思います。(月齢的にそれが出来るようになるのは、もう少し先です)
でも、これから成長していくのに向けて、教えてあげることは大事やと思います。
お子さんがお友だちにおもちゃを借りることないですか?もしあれば、「貸してもらってよかったね。○○ちゃんも貸してあげてね」っていう風に声かけしてあげてみてください。
お友だちが無理なら「ママに貸して」からでもいいですよ。ちゃんと貸せたら「えらいね~!」って褒めてあげてくださいね!
あせらなくても、もうちょっとしたら出来るようになりますよ。
もし、相手のお子さんに対して気まずい時は、向こうのお母さんに「上手にどうぞが出来なくて困ってるねん」って話してみたらいいと思います。きっと、わかってもらえるやろうし、何かアドバイスももらえるかも。
頑張らなくてもええから、ぼちぼちいきましょう。ちゃんとできるようになりますよ。
先輩ママ:はるなママ
幼児教室で1才から2年生までの子どもたちと、毎日楽しく過ごしている、ちょっと先輩ママです。自分が子育て真最中の時には、イライラしたりして上手くわが子と接しられなかった事も、今なら一緒に考えられそうです。
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