ママの人間関係 ママ・家事・家計 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
マンションの横隣に5歳、2歳のママ、3歳、1歳のママが居て、マンションの前などで仲良く子供を遊ばせながら話しています。私にも話しかけてくれたのですが、緊張して丁寧語でしか応じられず、実家や主人の職業などを聞かれたので、少し距離をおいてつきあってしまっています。
他のママたちは、わいわい楽しくやっているようなのですが、私は人付き合いが得意ではないので、挨拶程度の関係です。マンション外のお友達とは気兼ねなく話せるのですが、マンションで仲が悪くなったら住めなくなるかもと、心配しているからだと思います。さわやかにつきあうのに、皆さんが心がけていることがあれば教えてください。
私は、結婚してから社宅住まい8年目です。限られた敷地内でのおつきあいは、いろいろ気を遣いますよね。私も最初はどんな相手でも敬語で接して、仲良くなるうちに普通に話せるようになるタイプです。
「気遣い」の気持ちがよくわかります。
世間話をしたり普通にしていますが、「社宅」ということもあるので、主人の会社のこと(主人から聞いて知った会社のことなど)は、絶対に口外しない、家族のプライベートなことまでは話さない、といった自分の中での線引きがあります。
それは、相手が良い悪いに関わらず、話したことがひとり歩きしたときに、会社や同僚にまで持ち込まれたくないことは言わないほうがいい、と経験から思ったからです。
マンションの方と、マンションの外の方のように気兼ねなく話してみてはいかがですか?話をしていく中で、言いたくないことがあれば、それは話す必要はないのですから。
もし、断る言葉がうまくみつからないときは、逆質問をして話をそらしてみると、相手にイヤな思いをさせずにかわすことができますよ。
実家のことを聞かれて答えたくなければ、「○○さんの実家はどこなの?」と、相手に答えてもらうようにしながら、「△△はいい場所ですよね。」と話の展開を変えてしまうんです。
相手も悪気があって聞いてきているのではなく、親しくなるための質問だと受け取ってみてあげてください。聞かれたくないことを質問されても、答えなければ自身がそのことでイヤな思いをすることはないのですから。
マンションでつつがなく生活するためには、「普通」(普段のありのまま)でいることが、快適に暮らす一番の方法だと思います。あまり考え過ぎずに、お話ができるようになるといいですね。
お互いに近所付き合い、がんばりましょうね。
先輩ママ:ジャムママ
人付き合いって、「こうしたらうまくいく」と言えるものがなく、ほんとうに難しいと思います。
いま、マンションのママたちとすこし距離をとっていらっしゃる。そのことは、トラブルに巻き込まれないための最善の方法でしょうね。
でも、それではもの足りない、ちょっぴりさびしいとお考えなのでしょうか。
これからお子さんが大きくなっていくと、どうしても外遊びの機会が増え、ママのほうも、すこし他のママとの距離を縮めなくてはならなくなるかもしれません。
だとすると、無責任な言い方のようですが、人付き合いにトラブルはつきものと割り切るしかないのではないでしょうか。人のつどうところにトラブルありと。
何か、もめごとがあったら引っ越さなければならなくなるなどと堅苦しく考えなくてもいいのでは?
お付き合いとは、たとえば、はじめ仲よく付き合っていても、長く付き合う間に価値観の違いに気づいて失望したり、反対に第一印象が悪くても思わぬ共通点を見つけ友だちになったりというふうなことがありえます。
お互いお子さんのことで助けたり助けられたりしているうち、それなりに付き合いが深まったり、また距離をおいて浅くなったり、泣いたり笑ったりが繰り返されていく、そのようなものではないでしょうか。
ほかのママに対して丁寧語を使うなら、極端に言えばずっと丁寧語で通してもいいのでは?
きっとママの心配をよそに、そう遠くない日、お子さんがママをママ同士の付き合いの輪に引っぱりこんでくれるのだろうと思いますよ。
臨床心理士:もとアリジゴク
11才(小6)と8才(小3)女の子のママです。転勤族で、頼る人が近くにいないので、ひとりで育児をしていく大変さを経験しました。子どもたちも年齢とともに友だち関係や習い事など、楽しいことや大変なこともありました。子どもと一緒に少しずつ成長しながら、子育てを楽しんでいます。どんなささいな悩みや不安でも、話してみると楽になりますよ。少しでも私の経験がお役に立てればうれしいです。
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