小児科なんでも 子どもの病気 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
生後2週間の女の子です。膝から下が外側に湾曲気味です。多少のO脚はかまわないのですが、運動や歩行に支障を来すことはないのか、しばらく経つと治るのかどうか、教えて下さい。
赤ちゃんというのは多かれ少なかれ、生理的にみんなO脚です。そして幼児になると、成長とともに次第にX脚になり、それから大人のような脚の形になるものなのです。
O脚を気にされる親御さんは、「脚の左右差が著しい」、「歩行がしにくそうにみえる」などの訴えで、お子さまが生後1才から1才半くらいの時に外来を受診されることが多いです。
しかし、ほとんどの場合(95パーセント以上)は、4,5才までに自然に経過を見ていますと、よくなってきます。以上、一般的なことしか申し上げられませんが、まずは健診の時に一度ご相談なさってみてはいかがでしょうか。
医師 小児科:なみこ
2004年12月13日
生後2週間という事ですよね。お誕生おめでとうございます!!
膝から下が外側にわん曲されているとの事ですが、股関節(足のつけね)から見て、全体的に外側にわん曲する「O脚」の事でしょうか?
もし、この膝から上も含めて外側にわん曲しているのであれば、2才から3才ぐらいまでのお子さんは、自然的に「O脚」になっていますので、あまり心配される事はないと思います。
足に体重がかかることで、徐々に「O脚」から「X脚」に変わっていくのは、正常なものです。
「膝から下が突然」というようでしたら、1ヶ月健診の時などに医師に相談してみましょう。
「O脚」の場合はそのまま様子をみる、そうでない場合は実際お子さんをみて、医師に判断をまかせるのが安心だと思います。
理学療法士:白熊
2004年12月10日
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