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産まれつき抱くとゼロゼロが腕に伝わってきます、とありますが、乳児は、気管、喉頭部の筋肉が未発達で、しばしばこういう症状を呈します。
先天性喘鳴、喉頭軟化症などと呼びますが、病気というより未発達によるもので、加齢とともに改善していくと思います。哺乳、睡眠に障害もなく、体重増加も順調でしたら、特に治療の必要はないでしょう。

いっぽう、一口にアレルギーと言っても、ピンからキリまであります。そもそもかぜをひきやすく、自分で痰を出せない年齢ですから、いかにも喘息様という状態もあります。
かぜをひいて発疹がでたようですが、熱のための一時的なこと、お風呂に入れなかったり、暖め過ぎなどででる発疹もあります。アレルギーと決めつける根拠は文面からは伺えません。

ご両親にアレルギー疾患はありますか？たとえアレルギー素因があっても、それほど重いという印象を受けません。診てもらっている先生が、特別な処置の必要がないとおっしゃっているのもそういうことだと思います。
当面、住環境を清潔にし、皮膚のケアをしっかりするくらいで経過観察で良いのではないでしょうか?

医師 小児科：桑折 紀昭
2003年2月18日