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小さなお子さんは鼻を上手にかむ事が出来ません。また、上手に出来ても上咽頭(ジョウイントウ=ノドの上、鼻の突き当たり)に鼻汁が痰のようにからまる事が多く、それが時々ノドや気管支の入り口に落ちてきます。これが原因で、咳の長引く事が多いようです。

そのため、お子さんたちは嫌がりますが、鼻の奥までを吸引してあげる必要があります。このような場合には、週3回位は通院させたいですね。

この鼻炎が原因で上咽頭にあるアデノイドが肥大したり、滲出性中耳炎になったりします。ですから、クスリも必要ですが、鼻の奥までの吸引が重要になってきます。

通院のメヤスですが、口を開いたままで寝ている(口呼吸)のようなら週3回以上通院させたいですね。臭いがあるようなら細菌検査や鼻腔内異物の検査も必要です。耳のチェックも必要ですので、早めに耳鼻科にご相談ください。

医師：中村