母乳 授乳・離乳食 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
「母乳をやるなら食べなさい」と言われますが、実際どのくらい食べたらいいのでしょうか?産後太りが気になります。
授乳中は「食べて痩せる!」です。よく食べて、母乳をたくさんつくり、赤ちゃんが飲まない分は搾り出す。これで妊娠でついた脂肪も自然に落ちます。結果が出るには半年から1年かかるので、その時を楽しみに。
さあ、母乳をつくり出す食事をとりましょう。まず、水分は1日に約2リットル。
3回の食事ごとに汁物を1杯と200ミリリットルの飲み物をとって、10時と3時にお茶、それにプラスしてあと2杯飲めば計2リットルになりますよ。
母乳にカフェインが出るのでコーヒーは朝の1杯、お茶ならほうじ茶や番茶にしてください。
それから野菜の多い和食中心のメニューで、ごはんは1食につき2膳を食べて。
これであっさりとしたおいしい母乳ができ、赤ちゃんにたくさん飲んでもらえます。飲ませば飲ますほど母乳は出てきますからがんばって。野菜は、ダイコン、ハクサイ、キャベツなどの冬野菜や根菜類を食べて。
控えるべきは、バターや卵たっぷりのケーキ・チョコ・ドーナッツといったお菓子。
脂身の多い肉類、揚げ物も避けたいところ。高カロリーのためママが太りやすくなるし、こってりとした味の母乳が出て、少量飲んだだけで赤ちゃんは満足をし、母乳が残って乳房が張ります。そのうえ、こういった母乳では乳管がつまり、乳腺炎などを生じやすくなるのです。
助産師:奥田 朱美
助産師歴33年、取り上げた赤ちゃんは1500名、母乳相談や、自然なお産、医師に相談出来ない話等の相談はどうぞ私へ!丁寧にお答えしたいと思います。著書「わらべうたベビーマッサージ」CD付き絵本 現代図書、「ぬくもりのあるお産をもとめて」悠飛社
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