体の不調 ママ・家事・家計 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
私は、自律神経失調症の過呼吸症候群という病気です。軽い安定剤を飲んでいます。去年の6月に流産をしました(周りの人は、その薬のせいだと言うのですが…)。
私には、3歳半の子どもがいます。今は発作も起きないぐらい回復しましたが、「またいつ発作が起きるんだろう」と考えたり、2人目のことで「こんな私でも、あの出産の痛みにたえられるのか」「また流産したら」と考えたりすると、不安な気持ちから立ち直れなくなるときがあります。
過換気症候群にはパニック障害、不安神経症といった診断名が妥当なケース、うつ状態に挿間的に現れるケース、症状精神障害(甲状腺機能亢進症など)等々が考えられ、対応はまちまちです。
ごく一般的な治療方法として: ビニール袋云々の手技はみなさん既に御存知でしょう。 薬物(抗不安薬、クロミプラミン等の三環系抗うつ剤、SSRIなど)はやはり有効な治療手段です。勿論妊娠中、授乳中の方に対する投与は慎重を期さねばなりません。
小生の診療所では自律訓練によりかなりの改善を見たケースも少なくありません。
アドバイスとしては、パラドキシカルな言い方になると思いますが、信頼のおける医師のもとで精神的なケア―を受けながらも、「空虚な精神主義に陥らないように」ということになるでしょうか。
医師 心療内科:荻本芳信
自律神経失調症にもいろいろあります。いろいろな身体症状がでてるだけでなく心の不安を訴える人もいます。
ただ自律神経失調だけなら治療も内科などで可能ながら(早い話夏の起立性低血圧も自律神経の乱れ。ご婦人の更年期障害もそうです。)目眩と汗は自律神経の乱れによるものです。
>しかしそれで、ああ、あせが出るし、目眩も起こるけど、そのうち治るだろうで自律神経の治療をなさってる人もいます。不安感が無い人です。
でも、それに「いつでるのか?」「不安でたまらない」こういった心理状況が加われば自律神経失調プラス不安神経状態になります。
この場合はやはり安定剤などを要しますので、さらにちょっと違った形態、つまり自律神経の乱れだけでなく不安によって症状が悪化することになります。
こういう状態ではやはり何か心理的な圧迫感をのぞくためにカウンセリングとか心療内科的な不安除去の治療も必要になります。やはりどちらを重とするかにもよると思います。
よく先生と相談されるのが一番でしょう。不思議なもので不安が加わるとさらに自律神経の乱れは大きくなります。
医師 耳鼻咽喉科:砂山 恵子
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