皮ふ 子どもの病気 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
左足ふくらはぎに直径1.5センチ大のややかたい黒いあざがあります。深いあざ・浅いあざと異なる診断をされたことがあります。癌化することはないだろうと言われていますが、成長にともなって大きくなるとのことですので、取り除く手術について教えて欲しいのですが。
手術の影響で皮膚に痛みやひきつれ・傷が残るようなこともあるのでしょうか。手術を受ける年齢・時期は?手術はたいへんなものなのでしょうか。
おそらく色素性母斑(ほくろの大きいもの)でしょう。切除すれば当然傷は残ります。
目立つか目立たないかは術者の技量以外にも個体差がありなんともいえません。引きつれなどはできるだけ小さくしますが、多少は残るかもしれません。小学校前は全身麻酔、それ以後は局所麻酔で可能でしょう。
医師 皮膚科:斉藤 浩
2001年3月19日
診ないと何ともいえませんが、黒あざの色調で、褐色のものは浅いもの、黒いものはやや深く、もっと深くなると青くなっていきます。
治療は今のところ手術による切除になりますが、癌化することはないと言われているなら急ぐ必要はありません。お子さんがある程度聞き分けが出来るようになってからでよいと思います。
最近はレーザー治療でかなり消えるようになってますので、何年か待たれるともっと良い治療法が出てくると思います。体の大きさに比例し大きくなりますが、出ている範囲が変わらないなら心配は要りません。
大きさが少し大きいようなので、定期的に皮膚科で診察していただき、悪性化についても注意しておいたほうが良いと思います。
医師 皮膚科:武 信昭
2001年3月19日
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