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ご質問の答は、症例によって、また経過によって変わります。主治医の先生によく聞いてください。あらかじめ「詳しい説明が聞きたい」と時間を取ってもらうと良いでしょう。
これからも診ていただくことになるでしょうから、目の前にいる主治医としっかりとした関係を築くことがお子さんのためにも大切なことです。

医師 眼科：稲葉 昌丸
2001年7月13日

心配なことと思います。しかし、その施設、施設によって仕方・方法が異なりますので、本当は主治医の先生に詳しく伺うべき問題だと思います。多分、時期が来たら詳細に話して頂けるものと思います。
ですから、参考までにお聞きください。

(1)麻酔について局所麻酔でするか、全身麻酔でするか、によって異なります。大きな病院の場合は、普通は全身麻酔で行います。局所麻酔(目のみにお注射する)ですと、術中痛みはありますが、術後は楽です。
全身麻酔(眠ってる間に手術が終わる)ですと覚醒してくるまでに、個人差が結構あります。全身麻酔でも、手術中に麻酔薬を白目に注射してから切開します。ですから、目には注射はします。

(2)手術についてこれも、色々あります。外斜視の場合は、内転筋(内側を向く筋肉)を強めて、外転筋(外側を向く筋肉)を弱めます。
一般には、一つの目の両方の筋肉を手術します。別の方法として、両方の目の外転筋を手術したり、片側の外転筋を手術して、様子をみることもあります。

(3)術後について子供の場合、長い期間、目を遮蔽すると弱視(視力が悪くなる)になることが、ありますので、普通1日です。
退院される時は、はずします。シャワーは、翌日より大丈丈夫です。お風呂も長湯をしなければ、問題ありません。リハビリをする施設もあります。

以上です。

医師：前谷
2001年7月13日