ストレス、発達障がい 子どもの病気 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
気に入らないことがあると、例えば手に持っているものを危ないから取り上げたりすると、床や壁に頭(おでこ)を打ち付ける。結構強くぶつけるので心配なのですが、どうしたらいいのでしょうか?
好奇心、探究心、冒険心が旺盛な証拠で、これから、いろんな体験を積んで成長していく上で、重要な資質が現れていると思います。それが満たされないために、癇癪を起こされているのでしょう。
出来るだけ、そのまま見守りたいところですが、確かに、危険なこと安全なことの分別を期待することは困難ですから、環境を整備してあげるしかないように思います。
保護者の目が届く時とそうでない時によっても違うとは思いますが、口にすっぽり入ってしまうようなもの、先端のとがったもの、割り箸などつかまり立ちで倒れた時に身体を傷つける可能性のあるような物は回りに置かないようにし、その変わりに、あるものは自由に触れて遊べるようにしてください。
医師 小児科:横山 俊之
2001年2月23日
小児科・アレルギー科・内科医。日本小児科学会専門医。多くの時間を過ごす家庭での保育・看護を詳しく説明。スローガンは「病名よりも病態の理解を!」、座右の銘は「鼻閉と便秘で風邪はこじれる」
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