アレルギー 子どもの病気 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
生後1ヶ月過ぎからアレルギー鼻炎と診断され、治ったと思って薬をやめるとまたしばらくすると鼻水がだらだらと出ての繰り返しで、この頃では鼻炎が出ているとき首のあたりがかゆくなり、かきむしって血がにじんだり、おしめかぶれが出たり、食べ物のアレルギー(たまご・さば)がでたり(どれかが出る)の繰り返しで、今は小児科にかかっていますが、耳鼻科や皮膚科にかかった方がいいのか悩んでいます。
小児科の先生は成長とともに体質も変わっていくのであまり検査等はしたくないと言われますが、どうしてもというのであれば検査します、と言われそれもまよっています。
食べ物もどこまで制限したらいいのかわかりません。卵がだめなら牛乳もだめなのでしょうか?
まずタマゴや牛乳でアレルギー性鼻炎というのはあまりありません。
年齢的に今のアレルギーというとハウスダストが多いですが、ただ鼻炎の抗原抗体というのは環境と年齢に左右されるし、食べ物であまり誘発されることはない、これは主治医の先生のおっしゃるとおりなのです。
まず今の鼻炎と卵、牛乳は切り離してみてもいいかも知れないですね。ただ皮膚は関係あるかもしれない、つまりある特定の物質一種類で全部、体のすべての反応が出ることは幼児では難しく、皮膚は食べ物か外界、鼻炎や喘息は外界物が多いのです。
それと鼻は一度耳鼻科にそして皮膚については皮膚科に相談してはいかがでしょうか。
小児科の先生の治療がどうこういってる訳でないのですが、ただ、皮膚科の先生、耳鼻科の先生の考え方もわかるし、その部の一番ひどいところはその道の専門家に任せるということが大切です。
医師 耳鼻咽喉科:砂山 恵子
2001年2月19日
耳鼻咽喉科医。医師でもあり、2人の子どもの母親でもある。上の娘さんはすでに現役の保育士。
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