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最終的に直腸内の便の排泄を調節する肛門括約筋の緊張状態の関係です。緊張か高いと便秘傾向を示し、低いと排便回数が増えます。
ちょうど良い緊張状態に到達する過程で、緊張の高い状態から至る場合と今回のように低い状態から至る場合がありえるわけですが、良い悪いという問題ではありません。

便秘傾向では、排便時に出血するとか、痛みで便意を抑制して余計便秘になるなどトラブルがあります。
回数が多い場合は洗濯物が増えて大変ですが、むしろ、快便と言えるわけですから、胃腸にとっては便秘よりは好ましいと思います。
さらに、水分や繊維質の食品がうまく摂取できているのではないでしょうか。

いつまで続くかについては難しい問題ですが、一般には、離乳食を経て、普通の食事内容に慣れていくに従い、消化吸収力も増しますから、まもなく(2－3歳の間には)まとまって排便するようになると思います。

医師 小児科：横山 俊之