体の不調 ママ・家事・家計 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
抱っこのためか腰を痛めたようで現在、整骨院へ通っています。が、なかなか腰痛がなくなりません。たまに痛みがなくなるとおもえば夜も眠れないほど痛い時もあります。今まで腰痛を患うことがなっかっただけに、この痛みに不安を覚えます。
どうして、腰痛はおこるのですか?母が椎間板ヘルニアをしたことがあり、遺伝することはないとは思うのですが…。もし、整形外科へいくことになったらどんな治療がされるのでしょうか?
腰痛の原因は様々です。
腰の背骨 ( 腰椎 ) 自体による痛み、腰椎同士の間にある椎間板、椎間関節の痛み、腰椎の周囲の筋肉の痛み、背骨の並び方による構築上の痛み、腰椎の後の脊髄、脊髄から枝分かれしてでて足腰へ行く神経の痛み、など、いろんな所が痛みを生じる原因になります。
痛みを生じる病気としては、いわゆる腰痛症というもので、どこがどう痛んでいるかはっきりしない腰痛、筋筋膜性腰痛症、椎間関節性腰痛症、腰椎椎間板ヘルニア、側弯症、化膿性脊椎炎をはじめとして細菌などの感染によっておこる病気、腰椎や脊髄、神経の腫瘍(できもの)、などなど、様々な病気が腰におこる可能性があります。
腰椎椎間板ヘルニアは遺伝はしません。腰痛の原因によって、治療法も様々です。
細菌の感染、腫瘍、著しい変形などの特殊な場合でない、一般的ないわゆる腰痛症、筋筋膜性腰痛症、腰椎椎間板ヘルニア、などの場合の治療法について、いくつか例をあげてみます。
実際には、整形外科医により診察、必要な検査をしたうえで治療法を選び、また治療を進めながら、患者さんごとに適した方法をいろいろと検討し、調節、工夫しながら治療していきます。
・安静
・コルセット
・消炎鎮痛剤の内服
・消炎鎮痛剤の外用 ( 湿布や塗り薬 )
・理学療法 ( 温熱、低周波刺激、牽引など )
・体操
・神経ブロックなどの注射
こういったものをいろいろと患者さんにあわせて使い分けていくのです。
医師 整形外科:赤松 俊浩
整形外科医。元兵庫県立成人病センター整形外科医長。「お子さんの体の心配はおひとりで悩まずに、いつでも医師にお尋ねください」
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