体の不調 ママ・家事・家計 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
妊娠中、歯茎から出血するようになりました。でも、妊娠しているとホルモンの関係で歯茎が充血しやすいと本で読んだことがあったので、仕方ないと思っていたんです。ところが、出産後も歯磨きのたびに出血します。
断乳したらホルモンのバランスが回復してよくなるはずと期待していたのに、断乳後も変化なし。たまらず歯医者に行き歯茎をチェックしてもらうと、とても出血しやすい状態だと言われました。
歯槽膿漏ではないそうなのですが、となると何が原因なんでしょうか。
妊娠中は黄体ホルモンが多量に分泌されるため、抹消の血管が充血しやすい状態になっています。そのため、鼻血が出やすくなったり、ちょっと歯ブラシが当たっただけでも歯茎から出血してしまったりします。
確かに断乳はホルモンが回復する大きなきっかけとなりますが、その後の回復の速度には個人差があるんです。
加えて、口の中のことだけに限って考えると、妊娠中10カ月も出血が続いていたのですから、なかなかこのトラブルから抜け切れなくなっていると推測できます。
この出血を治すには、体の中でホルモンが回復するのをあせらずに待つこと。
それと同時に、歯茎をブラッシングして外からの刺激を与えていきましょう。柔らかい歯ブラシを使ってゆっくり優しくブラッシングしてみてください。出血しやすい箇所だけでなく、歯茎全体をまんべんなくやることがポイント。
また、近頃ではマッサージ用のペーストも市販されていますから、これを上手に利用して。もしブラッシングのやり方がわからなければ、歯科医に指導してもらうといいでしょう。
医師:松峯
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