体の不調 ママ・家事・家計 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
疲れると熱が口の中にこもるというか、必ず口内炎ができるんです。それも毎月。白い大きな穴が開いちゃったり、歯茎の裏にできものが出没したり。またそこの皮膚が弱っているせいか、何度もその部分を噛んでしまうので、さらに悪化して本当に痛い!
このやっかいな口内炎をケアする方法や効果的な薬、また予防法があれば教えてください。
ひと口に口内炎といってもいくつかの種類に分かれ、口の中の粘膜が赤く腫れて熱をもつものや、粘膜に円形の斑点ができて中に水がたまった後、それが破れて軽い潰瘍になるものなどがあります。できやすい場所は頬の内側や歯茎、舌などです。
原因のひとつとしては、虫歯にかぶせた金属や差し歯などが本来の口の状態にそぐわず、いつも口の中の粘膜を刺激していることが考えられます。
それから体が疲労して抵抗力が落ちていると、口の中にばい菌が繁殖して粘膜に感染しやすくなります。
また間違って粘膜を噛んだり、熱いものを食べてやけどしてしまった痕から口内炎が広がることもあるでしょう。
特殊な例としては魚の小骨がささったままで膿んでいたり、ガンの前兆だったりすることもあります。ひどい状態が長く続いている場合は、歯科か口腔外科を受診してください。
さて一般的な口内炎の治療法としては、まず歯が原因になっているならそれを治療することが第一。そのほかの場合は、口の中を清潔に保つように、食後のブラッシングのほかにうがい薬や塩水でうがいすることを心がけて(これは予防法としても効果的です)。
こうすれば、だ液の分泌を促して湿度を適度に保ち、口の中をばい菌から守ることができます。
それから粘膜を刺激しないように、辛い・ひどく熱い・また味付けの濃い食べ物を避けてください。このほかに、病院で処方してもらう軟こうや水溶液などの塗り薬を使うのもいいでしょう。
医師:松峯
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