体の不調 ママ・家事・家計 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
子どもを産んでからあごが急に痛み始め、顎関節症(がくかんせつしょう)になってしまったんです。これまでもあごがカクカク鳴って口が開けにくいことはあったんですが、今ではもうわずかしか開きません。
だから、うどんやおかゆをゆっくり食べても痛くて痛くて!食べられないから体力もなくて、子どものおむつをかえるのがやっとという状態です。
顎関節症ってストレスからくる病気なの?
原因としては、ストレスで歯をくいしばったり、歯ぎしりをすることが挙げられるでしょう。また虫歯や歯槽膿漏が影響を及ぼすことも。
関節は決して単独で働いているのではなく、ほかの関節と互いに干渉し合っています。そのためほかの関節にトラブルが生じて、それが顎関節に響いてきたという疑いも持たれます。
そして妊娠・出産といえば、体じゅうの関節が無理したようなもの。妊娠中は背骨や腰は反り、膝も曲がった姿勢で過ごしますよね。
また、出産のときも赤ちゃんを通りやすくするために骨盤の関節が緩んだのです。
ですからあなたの場合、もともと弱かった顎関節に全身の疲れが現われてきたのでしょう。
時間をかけて治す心づもりで。治療のためには、口腔外科へ。ここで原因を探って、歯科や耳鼻科に紹介されることもあります。
しかし、病院での治療は薬の内服が中心。あなたはまだ授乳しているでしょうから、おっぱいをやめるときまで受診は待ったほうが賢明です。
そこで、今は自分でできる治療の方法を。まず痛みがあるうちは、口を大きく開けたり硬いものを食べたりするのを避けること。それと同時に体の歪みを整えていきます。
たとえば硬めの布団に寝る、鉄棒にぶらさがる、また全身が映る鏡の前に横向きに立って常に姿勢を正すよう心がけるなど。
これを半年続けてもよくならなければ、授乳を終えて病院へ行ってください。
医師:松峯
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