ストレス、発達障がい 子どもの病気 子育て応援隊のズバリ!アドバイス
娘(1歳6ヶ月)は最近何かを食べたり飲んだりした後に、のどに指を入れて吐いてしまうことがたびたびあります。最初は具合が悪いのかと思い、熱を測って様子を観察していたんですが、どうも指を入れることが楽しいというか、癖になっているふうなんです。
吐くのも少量なので、今はちょっと注意するぐらいでさほど気にとめないように努めています。でも、いっこうに収まる気配がないんです。どう対処したらいいんでしょう。
何かきっかけがあったんでしょうね。例えば飴をのどにつまらせたときにお母さんが指を入れて吐き出させて、お母さんを含め周りの大人が驚いたり騒いだりしたようなことが。
以来、指を入れて吐く行為そのものに興味をもち、また大人の注目を集めたくてそのようなことをくり返しているのかもしれません。
これは何か刺激を求めての行動といえるでしょう。今までの遊びやおもちゃに飽きて、あふれるエネルギーをもてあましているのかも。
そんな状態を1歳6ヶ月ではうまく言葉にできず、吐く行為で訴えているようです。ですから娘さんにこの行為が見受けられたら、しばらく時間をおいた後、趣向を変えた遊びを提案したり外に連れ出したりしてあげてください。
しばらく時間をおく理由は、吐いた直後だと「吐けば遊んでもらえる」と娘さんがとらえてしまい、ますますこの行為に執着してしまうからです。
さらに理想をいえば、吐く行為がなくても外遊びは朝と昼の2回取り入れてほしいのです。でも子ども同士で遊べるようになる3歳までの期間、娘さんとトコトン遊ぶ覚悟を決めて、1日の段取りをうまく調整してみてくださいね。
医師:植松
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